第92回ピースボートに、TRAVELERS BOATメンバーとして乗船している黒崎くんが、世界一周の船旅から離脱!ただこれは途中でリタイアしたわけではなく、世界一周の船旅をさらに楽しむ方法らしいです。
僕は同室のダニーと一緒に「離脱」をしました。僕達はほとんど準備をせず、何とかなるか精神で挑み予想以上に過酷な旅なりました。自分達の失敗から学んだことを始めに離脱してよかった事をここにアウトプットしたいと思います。
まず、ピースボートからの離脱とは?
ピースボートの船旅では国から国へ行く間、船の力を借りず自分達の力でピースボートが寄る国まで行き、再度合流する事ができます。途中下船し、再度別の場所で船に合流するということです。簡単に言うと超短期間のバックパッカーをするみたいな感じです。
僕達はアイスランドで船から離脱し、カナダ→ニューヨークというルートで旅をしました。行き当たりばったりの僕達が失敗して学んだ事から書いていきたいと思います。
・航空券と宿泊先、交通手段など情報は早めに調べて予約する。
航空券も宿泊先も基本的に早めの方が安いのは当たり前なのですが、宿泊先の予約や交通手段などを離脱中に調べるのはかなり勿体無い事。せっかく船を離れての海外生活、船にいる間にできることは極力済ませて精一杯満喫することが大事だと学びました。
・体調を崩しては何にも楽しくない
カナダのナイアガラの滝を見に行った際に2人とも風邪を引いて熱を出してしまいました。ダニーに関しては原因不明の吐き気に襲われ口からもお尻からもナイアガラ(終わったって言ってました)。シェラトンホテルのロビーで10時間くらい寝てました。体調を崩すと楽しい旅もしんどい旅に変わると学びました。
・宿を予約する時は気をつける
自分達は宿泊費を節約したくて携帯のアプリを使いニューヨークで2つ宿を確保しましたが1つ目は番地と部屋番が記されていなかったり、チェックイン時にホストの方がいなくて1時間待たされました。2つ目は90$で予約したのに予約後100$の請求をされ、よろしくない薬の匂いがしました。
アイスランドでもジャグジー付きと書いてあったけど、なかった事がありました。日本の常識は海外には通用しない事を学びました。
・その他
フライトのチェックイン時、ダニーの荷物が大きすぎて+料金払ったり、タクシー代多めに払ったり、ニューヨークを自転車で40キロ走って遊ぶ前に疲れたり、色々ありました。
そんなことがあっても楽しかった離脱
まずアイスランドから。2泊目のゲストハウスが最高に良かった。アイスランドのBUSHOTELという所で基本的な設備は男女共同ドミトリー、共同バスルーム。
➀1泊2,100円程度で泊まれた事
➁キッチンに自由に使っていい食べ物がある
➂カフェ&バーがかなりお洒落、コーヒー150円で飲み放題
➃レセプションの人がアイスランドのツアーを全て調べ予約もしてくれる。そして優しい。
➄バスターミナルまで徒歩10分、中心地までは歩いて20分。
とにかく超最高でした!3日目のゲストハウスもジャグジーありませんでんしたが、ペットが可愛くて朝食がすごく美味しかったのでダニーがかなり喜んでいました。
宇宙一美味しいと言われているアイスランドのホットドック屋さんに行き美味しすぎて2つ食べました。噂は本当でした。
また、陸地から見えたオーロラ!街灯とかで明るいのに見えるオーロラはなんか不思議だった、見た瞬間来てよかったと思いました。
カナダは2人とも風邪だったけど僕は何とか動けたのでダニーの分までナイアガラの滝を見ようって思って船で滝の下まで行きました。流れ落ちる水と降りかかる水しぶき、ナイアガラの滝に虹がかかったのを見た時は風邪が治ったかのように体が軽くなって、(あーしんどかったけど本当に見れてよかった)って思いました。