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パーソナル栄養士いっしー パーソナル栄養士いっしー

1991年生まれ/東京農業大学卒/栄養士/ファスティングマイスター 大学時代に初海外をオーストラリアのワーキングホリデーを経験。 大学卒業後はタニタ食堂五反田店で勤務した後、24歳で世界一周へと旅立つ。 世界中の市場やファーマーズマーケットやスーパーマーケットを練り歩き、現地の屋台を食べ歩くことで世界の食文化を見て回った。 現在はパーソナル栄養士として食事とファスティングを活用したダイエットや体質改善のお手伝いをする他、ライターとして健康や食文化について発信している。

ペルーの代表料理!アヒ・デ・ガジーナ(鶏肉のイエローペッパー煮込み)のレシピ

ペルー料理が気になる方へ、「全196ヵ国おうちで作れる世界のレシピ」の本山尚義シェフが考案した「アヒ・デ・ガジーナ(鶏肉のイエローペッパー煮込み)」のレシピをご紹介します。

イエローペッパーでつくったカレーのような料理。食パンでとろみをつける調理法も新しい。食べると、じわ〜っと汗をかきます。爽やかな見た目と風味が夏にぴったりです。

アヒ・デ・ガジーナ(鶏肉のイエローペッパー煮込み)の材料(2人分)

鶏むね肉(300g)、食パン(6枚切り・1/2枚)、牛乳(1カップ・200cc)
A:にんにく(みじん切り・1かけ)、玉ねぎ(1個・薄切り)
サラダ油(大さじ1)
B:イエローペッパー(大さじ2)、パルメザンチーズ(大さじ1)
じゃがいも(ゆで)(2個・薄切り)、ゆで卵(2個・縦に4等分)、塩(小さじ1)、胡椒(小さじ1/2)

アヒ・デ・ガジーナ(鶏肉のイエローペッパー煮込み)の作り方

1.鶏肉と水(分量外)を入れ、一煮立ちさせる。アクを取り、弱火で20分ゆでる。粗熱がとれたら細かく指で 裂き、ゆで汁にそのままつけておく。
2.食パンを牛乳に浸し、2分置き、ミキサーにかける。
3.別の鍋に油を熱し、中火でAをしんなりするまで炒める。2を加え、弱火で15分煮る。1とゆで汁を加え、カレーくらいの固さに調整する。塩・胡椒で味をととのえる。
4.ごはんとじゃがいもにかけて、ゆで卵を盛り付ける。

ロモ・サルタード

ロモ・サルタード
photo by pixta

ペルーの代表的な料理でレストランや定食屋などどこでも食べることができる国民食。牛肉の細切りに玉ネギやピーマン、フライドポテトを一緒に炒めたものです。

味付けに醤油が使われているため、日本人の口にとても合います。これはペルーで絶対に外せない一品です。

セビーチェ

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photo by TAKEHIRO

こちらも絶対に外せない一品の1つ。ペルー料理でいちばん有名な料理なのではないでしょうか。白身魚やタコ、エビなどの魚介類と紫玉ねぎをレモン汁と香辛料を使って和えたマリネ料理。

新鮮な魚介の旨味とクセになる酸味がたまりません。お酒のアテにも最適です。リマなどの海沿いの街で新鮮なセビーチェを食べてみましょう。

アンティクーチョ

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photo by TAKEHIRO

牛の心臓を串焼きにした料理。日本の焼鳥のハツの牛番ですね。しかし、味は日本の焼き鳥屋さんも顔負けするほどのおいしさです。

レストランなどでも食べられますが、アンティクーチョは路上で焼いているものを食べ歩くのが醍醐味でしょう。先っちょにじゃがいもがついていることも多いです。このじゃがいもがまた絶品です。

ロコト・レジェーノ

アレキパという街の郷土料理でロコトという大きな唐辛子に牛ひき肉などを詰めた料理。物によってはとても辛いものもあるそう。個人的にはかなりお気に入りの料理です。

ちなみにアレキパという街は味覚の街としても有名でバラエティ豊富な料理が楽しめる街ですよ。

チュペ・デ・カマローネス

カマロンという川エビをチュペ(煮込んだ)料理。トマトベースのさっぱりした味わいと川エビの出汁が効いて最高です。

具材はエビ以外に、ムール貝やじゃがいも、ニンジン、キャベツ、輪切りのトウモロコシ、ごはんなんかも入っています。これだけで炭水化物もしっかり取れて満足感もたっぷりです。

パパ・ア・ラ・ワンカイーナ

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photo by TAKEHIRO

ゆでたじゃがいもにチーズを使った濃厚なソースをかけた一品。ソースにはペルーでよく使われる黄色い唐辛子ソースのアヒ・アマリージョを少し加えられているため味わいが奥深いです。

シンプルなじゃがいもとクリーミーなソースが絡み合って非常においしい!これはハマりますよ。

クイ・チャクタード

少し衝撃的かもしれませんが、クイとはアンデスの人々が古来より家畜としている食用のモルモットのこと。このクイをまるごと開き、フライにしたのがクイ・チャクタード。

少しクセがありますが、ジューシーでなかなかいけます。

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photo by TAKEHIRO

クイをまるごとは食べるのはちょっと視覚的に食べづらいという場合は1/2のものも場所によってはあるのでそちらをトライしてみると良いかもしれません。

僕は一人で一匹食べきれる自信がなかったので1/2を食べました。

カウサ・レジェーナ

 茹でた芋を潰してマッシュにし味をつけ、それをツナやアボカドなどの具材を挟んだり包んだりした料理。一見ケーキのような見た目ですが、ペルーの家庭料理です。

見た目の美しさ、味のおいしさからも世界で注目されている料理なんだとか。

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photo by TAKEHIRO

しかし、僕が屋台で食べたカウサは全く別物でした。これもれっきとしたカウサ。家庭料理とレストランの料理とではこんなにギャップが生まれるんですね。しかし、屋台のカウサもとてもおいしかったです。

アルパカ・ア・ラ・ブランチャ

アルパカ・ア・ラ・ブランチャ
photo by pixta

ペルーといえばアルパカというイメージを持たれている方も多いかと思います。アンデスの人々はこの可愛らしいアルパカを家畜として育ててきました。

この料理はアルパカのグリル焼き。クセの少ないアルパカ肉は意外と食べやすくて美味しいです。

チチャ・モラーダ

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photo by TAKEHIRO

ペルーの国民的ジュース、チチャ・モラーダ。

 

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photo by TAKEHIRO

これは紫色のトウモロコシとシナモン、グローブなどを一緒に煮出して作ります。最後に砂糖を加えて甘いジュースのできあがりです。

お店によって手作りのチチャ・モラーダを出してくれるところもあるのでぜひペルーに行ったら飲んでみてください。

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1991年生まれ/東京農業大学卒/栄養士/ファスティングマイスター 大学時代に初海外をオーストラリアのワーキングホリデーを経験。 大学卒業後はタニタ食堂五反田店で勤務した後、24歳で世界一周へと旅立つ。 世界中の市場やファーマーズマーケットやスーパーマーケットを練り歩き、現地の屋台を食べ歩くことで世界の食文化を見て回った。 現在はパーソナル栄養士として食事とファスティングを活用したダイエットや体質改善のお手伝いをする他、ライターとして健康や食文化について発信している。

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