お世辞にも“船”とは言えない、今にも沈みそうなボートで、向うは憧れのジンベエがたくさんいる場所へ!
何にも変えられないかけがえのない瞬間!
photo by Kazuki Kiyosawa
浜辺を離れて15mくらいいると、数匹のジンベエザメが僕たちを迎えてくれました!そこはまるで魚人島のよう。僕の興奮もMAXです。
連れて行ってくれる地元のオジちゃんと仲良くなって、泳げることを証明すればライフジャケットを脱ぐことが可能です!
もし泳げるのであれば、ライフジャケットを脱ぐことをオススメします!沖縄の美ら海水族館でも感動したけれど、水槽の壁はとても分厚かったことにこの時気づきました。
本当にトラベルライター失格なんですけど、こればっかりは文章でも、写真でも伝えることはできません。
その「迫力」や「感動」は、実際に自分の五感で感じてみる他ないのかと思います。
これから先、この世界一周の旅で何度、この言葉で伝えることのもどかしさを感じるのでしょう。しかし、そのもどかしさの分、自分が一歩踏み出して、自分の目で、肌で、感じてみて良かったなと思うのでしょう。
エピローグ…「夢をまたひとつ叶えてみて」
photo by Kazuki Kiyosawa
僕にはたくさんの「人生でやってみたい“夢”」があります。
もちろん、この世界一周の旅でも山ほどあります。現役アスリートの姉から言わせてみれば、僕の「夢を叶える」という行為は努力でもなんでもありません。
はっきり言って「自己満足」の世界です。
しかし、どうでしょう。ひとつひとつ夢を叶えていこうとする。この行為って、アナタの人生をより豊かにする行為なのではないでしょうか。
「いつかやってみたいな」「僕にはこういう夢があるな」「私はこうなりたい」
…計画を立てるだけなら、なにもネガティブになる必要なんてないかなと思います。だって、今悩んだってしょうがないのだから。
photo by Kazuki Kiyosawa
ネガティブに不安要素を出すよりも、ポジティブに計画を追いかける方が、絶対楽しいし、世界は広がる。アナタの人生はより一層濃くなる。
せっかく「人生」という白紙の紙をもらったのなら、何もためらうことはありません!とりあえず、自分勝手に描いてみること!肝心なのはそこなのです。
ぜひフィリピンを訪れた際は、オスロブでジンベエザメと泳いでみてください!
「俺、まだまだやりたいこと、やってないこと、たくさんあるじゃん!」そうポジティブになれる最高の経験でした。