ポーランド最古の都市『クラクフ』
photo by tetsuto maeda
ワルシャワからバスで5時間で移動可能なクラクフ。「アウシュビッツ=ビルケナウ強制収容所のツアーに行けたら良いや」くらいの気持ちで訪れたクラクフでしたが、行ってみてびっくり!その町並みは小洒落ていながらも趣深く、いくら歩いても飽きることはありません!
実はクラクフは、近隣諸国からの侵略を多くうけるポーランドの中で、奇跡的に破壊を免れた町。だからこそクラクフには伝統的な町並みが今もなお残っています。なんと、「クラクフ歴史地区」は世界遺産に登録された最初の12か所のうちの1つでもあります!
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旧市街の中央広場では、私たちが訪れた際もたくさんの催し物が開催されていました。中央広場には聖母マリア大聖堂や織物会館があり、現在も中に入り見学が可能です。
実際に入館した聖母マリア大聖堂はステンドグラスが美しく、今もなお様々な儀式に使用されており、神聖な空気の流れる美しい大聖堂でした。
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クラクフも物価が安く公園の近くに路面店が多くあります。パン屋、パスタ屋、ピザ屋、そしてカフェがたくさんありますので、テイクアウトして公園で食べたり、カフェを巡ってゆったりと過ごしたりするのもクラクフを楽しむポイントかもしれません。
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クラクフからバスで2時間ほどのオシフィエンチムという場所に「アウシュヴィッツ=ビルケナウ強制収容所」があります。この収容所は、ナチス・ドイツが第二次世界大戦中に国家をあげて推進した人種差別による絶滅政策および強制労働により最大級の犠牲者をだした場所です。
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今回私たちもクラクフの町から日帰りで見学ツアーに参加しました。忘れてはいけない過去の悲劇をこの目で見てしっかりと学ぶことができるので、是非立ち寄ってみてください。
小人の街「ヴロツワフ」
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バスを使ってワルシャワからは5時間、クラクフからは3時間で訪れることができるヴロツワフ。ポーランドの南西に位置する町で、ポーランドの中でも最も古い都市のひとつです。
長い歴史の中で、ポーランド王国、オーストリア帝国、ドイツ、ハンガリー、プロイセン、ボヘミアなど様々な国の1部となり、1945年第二次世界大戦後にポーランド領となりました。そのためか、建物にも様々な国の特徴が表現されていて、町を歩くと各国の町並みが一か所に凝縮されているかのように感じられます。
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そして、なによりヴロツワフの魅力はたくさんの「小人」が町中にいるところです!小人の像は、社会主義時代に芸術家が作ったもので、旧市街を中心に170体以上あると言われており、ホステルの方の話では「今では誰かが新しく作ったりしているから250~300体近くあるよ」と伺いました。
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宿の方に頂いた「こびとマップ」を片手に小人を探しまわり、私たちは48体も見つけることができました。実は社会主義時代に芸術家がつくった小人に関しては、すべてに名前や職業があるとのこと。
町中に堂々といる小人。道の隅にひっそりとたたずむ小人。町歩きをしながら小人探しだけでも充分に充実した時間を送ることができました。ちなみに2日がかりで150体の小人を見つけることができた強者もいるようです!
まとめ
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ヨーロッパを100日程旅してきておすすめしたい国、ポーランド。物価が安く治安も良いとても過ごしやすい国です。
ワルシャワで世界遺産の歴史地区を堪能し、クラクフのおしゃれなカフェを巡り、ブロツワフで小人探し!次の旅行先には、是非魅力あふれるポーランドを選んでみてはいかがですか?
ポーランドの旅の様子もブログに記載していますので、是非参考にして頂ければと思います。