日本100名山の1つである瑞牆山(みずかきやま)も、その風貌が天空の城ラピュタのようだという噂があるのはご存知でしょうか。ラピュタはあくまでも人の手によって作られたものではありますが、こういう自然の風景がインスピレーションになることもありそうです。
かつての栄光の面影「滋賀県、土倉鉱山跡」
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明治時代以降の日本の発展を支えた多くの鉱山跡の廃墟もまるでラピュタの世界のようだと巷では密かに噂されています。
多くの鉱山跡は危険なため、立ち入りを禁止されていますが、滋賀県にある土倉鉱山跡は滋賀県の観光案内にも載り、時にはイベントも開催されるスポット。巨大なテラスのようなコンクリートの遺構がまるで城のよう。
熱帯雨林の中のお城「オーストラリア、パロネラ・パーク」
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ホセ・パロネラが自らの夢「お城の設計」を叶えるために、造られたパロネラ・パーク。彼は建築の知識がなかったにもかかわらず、設計から建築まですべて一人で成し遂げました。熱帯雨林の中にあるパロネラ・パークは観光だけでなく、結婚式場としても有名です。
世界一美しい廃墟「スロバキア、スピシュ城」
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スピシュ城(スピシュスキー城)は、12世紀に建築されました。現在では、世界で一番美しい廃墟と言われ世界遺産に登録されています。城を見上げる景色も美しいですが、城から城下町を見下ろす景色もとても美しいのでオススメです。
戦いの傷あと残る「シリア、クラック・デ・シュヴァリエ」
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クラック・デ・シュヴァリエは1031年に建設され、1144年に大規模な工事が行われ今の様な形になりました。戦争の真っただ中、攻撃をしようとした英雄サラディンは、この城があまりにも美しすぎたため攻撃をあきらめたと言われています。
2006年には世界遺産に登録され、現在は危機遺産リストにも登録されています。
天空の遺跡「ペールー、マチュピチュ」
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標高2430mにあるマチュピチュ遺跡は16世紀半に栄え、人々は次第に山の奥へと生活を移しました。その後400年の間、人の目に触れることなく放置されていました。今でも多くの謎が解明されていない、古代インカ帝国の遺跡です。
海に浮かぶ城「フランス、モンサンミッシェル」
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フランスの西海岸に位置するモンサンミッシェル。潮の満ち引きによって城が海に浮かぶように見え、その光景を見ようと年間約250万人ほどの観光客が訪れます。モンサンミッシェル内部は修道院やホテル、レストランお土産屋などがあり、特にオススメなのは「ラ・メール・プラール」のフワフワのオムレツ!
見た目以上にフワフワで美味しかったです。
天空の村「フランス、コルド・シュル・シエル」
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コルド・シュル・シエルはフランスのアルビから25㎞の場所に位置し、渦を巻くような街造りになっています。丘の一帯には、4000haものグレジーニョの森が広がりワインの産地して有名です。運が良い日には雲海を見ることができ、雲海目当てに多くの観光客が訪れます。
そして、コルド・シュル・シエルはアトリエが多く、アーティスト達の作品を見た後にカフェやレストランで一息つき、その後ショッピングなどを楽しめる村です。
まとめ
ラピュタのモデルと称される場所はたくさんあり、有名どころでは、皆の憧れの観光地であるモンサンミッシェルなども含まれます。ですが、日本にもラピュタを彷彿とさせる場所はたくさんあるのです。宮崎駿氏が一体どこでインスピレーションを得たのか、是非とも知りたいところですね。