ガラパコス
ライター

看護学部卒業後、救命救急で2年間勤務。未経験でメディア系ベンチャーに転職し、人材事業や法人営業に従事。週末はカメラマンとして活動し、2026年世界一周予定。

世界一周中はのんびりしているものだと思っていた。

でも世界を旅してみると、トラブルの連続で想像以上に忙しい。

この記事では、それでも私が旅を続けたいと思った理由と、旅がくれた気づきをお伝えします。

世界一周中って暇なの?

アシカ
「世界一周している人って、暇そう」

私はそんなイメージを持っていた。

経験してわかった。世界一周は、毎日が時間との戦いだった。

宿を探して、移動手段を調べて、観光ルートを考えて、ごはん屋さんを探す。

気づけば、スマホを片手にずっと何かを調べている。

どれだけ準備をしても、世界はそんなに甘くない。

数時間の遅延。

言葉が通じないもどかしさ。

思い通りにいかない出来事の連続。

常に「想定外」を前提に動く必要がある。

それでも旅を続ける理由

gohann
「そんなに大変なら、やめればいいじゃん」

きっと、そう思う人もいる。

それでも私が旅を続ける。

大変なこと以上に、心が動く瞬間が多いからだ。

トラブルがあっても、現地の人や他の旅人が助けてくれたとき。

偶然出会った日本人と、夜遅くまで話した時間。

ふと寄り道した先に今まで見たことのない景色があった。

そんな一つひとつが、たまらなく嬉しい。

そして不思議なことに、大変な経験をすればするほど、幸福度の基準が下がっていく。

シャワーのお湯が出るだけで嬉しい。

美味しいものを安く買えただけで幸せ。

日本では当たり前だったことが、一つひとつ、ありがたく感じられるようになる。

そういう積み重ねが、旅を面白くしてくれる。

だからまた、その刺激を求めて旅に出るのだと思う。

旅が教えてくれた、価値観の違い

登山
旅をしてよかったと思う瞬間は、文化や価値観の違いに触れたときにも訪れる。

海外ではバス車内やスーパーで誰かが楽しそうにおしゃべりをしている。

「久しぶり!元気だった?」「最近どう?」

そんな会話が、当たり前のように続いている。

一方、日本では、電車やバスの中はとても静かで、みんなイヤホンをして、画面を見つめて、無言で降りていく。

それが普通だと思っていたけれど、今は寂しく感じる。

もっと、人とのつながりを大切にしたい。

そう思うようになった。

人生、急ぎすぎていたかもしれない。

中米では、誰も走らない。誰も急かさない。

そして、不思議と遅れても、なんとかなる。

東京にいた頃の私は、改札を出たら走るのが当たり前だった。

今振り返ると、「あぁ、急ぎすぎていたな」と思う。

もっと人生を、ゆっくり味わっていいのかもしれない。

最近の楽しみは、長距離移動中に、窓の外をぼーっと眺めることだ。

旅を日常へ

風景
私は旅を続ける。

旅を続けるのは大変。

それでも、旅はたくさんの感情をくれる。

不安も、焦りも、感動も、安心も。

全部ひっくるめて、「生きている感じ」がする。

もし今、「何か変えたいな」「このままでいいのかな」そんな気持ちが少しでもあるなら。

いつもと違う場所へ、少しだけ出かけてみてほしい。

遠くへ行かなくてもいい。

長くなくてもいい。

きっと、当たり前だと思っていた日常が、少し違って見えるはず。

旅は、世界を見るだけじゃない。

自分の価値観を、広げてくれる。

だから私は、今日もまた旅に出る。

All photos by Saki Matsuo

ライター

看護学部卒業後、救命救急で2年間勤務。未経験でメディア系ベンチャーに転職し、人材事業や法人営業に従事。週末はカメラマンとして活動し、2026年世界一周予定。

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