世の中の動きは飛躍的に早くなっているとも言われ、働きかたもここ数年で大きく変わってきています。その一つが働く場所です。従来「決まった時間に出勤して終業時間まで働いて家に帰る」という働き方が一般的でしたが、この当たり前だった働き方が見直されつつあります。
中には環境が変わったことで、望んでいないもののリモートワークをしているという人もいるかもしれません。
何事もやり方が変わるときは多少なり戸惑いがつきものです。そこで1年間海外で完全リモートワークをしていた現役フリーランスの私が、フリーランスの働き方について、そしてリモートワークをするにあたって大切にすべき3つのことを伝授したいと思います。
リモートワークが一般的になりつつある
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まず、副業やフリーランスという働き方が話題になっている昨今、オフィスに出勤せずに、自宅やコワーキングスペースといったオフィス以外の場所で働く「リモートワーク」という働き方が注目されるようになってきています。
都心で働く人の中には通勤に片道2時間かかるということも珍しくなく、自宅で仕事をすることで仕事以外の時間が増えたり、ラッシュ時の満員電車に乗らないことで通勤時のストレスから解放されたりといったメリットも注目されるきっかけとなりました。
接客業や営業職等どうしてもリモートワークが難しい業種もありますが、それ以外の職種ではリモートワークが定着してほしいと思う人も多く、リモートワークという働き方は徐々に浸透していくのではないかとされています。
海外でフリーランスとして働くということ
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私は1年前から独立しフリーランスとして働いていますが、1年目からいきなり海外でフリーランス生活を始めました。移住先に選んだのはタイのバンコク。フリーランスの移住先として人気の高いタイですが、海外でリモートワークをすることで見えてくることもありました。
フリーランスという働き方
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フリーランスとは、会社に所属せず業務委託でクライアントと契約を結び仕事をする働き方を指します。多くのフリーランスが複数の会社と業務委託契約を結んでいますが、中には専属契約として一社からのみ仕事を受けているフリーランスもいます。
仕事の幅もさまざまで、Webデザイナーやエンジニア、WebライターのようなWeb系のフリーランスから、マーケティング業務をフリーランスとしてこなしている人、写真や映像、イラストといったクリエイティブな活動を通して収入を得ている人など非常に幅広いです。
自由な働き方から憧れる人も多い働き方ですが、失業保険や最低賃金等が保障されていないこともしっかりと知っておかなければなりません。
海外移住×フリーランス
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私はフリーランスとして海外に移住し働いていました。仕事は基本的に日本の会社からいただいていたので、もちろんリモートワーク。近くで働きたいと思っていても敵わない距離でした。
ビザの問題や仕事の環境を整えること等「海外に移住して仕事をする」ということに関しても越えなければならないハードルも多く、手放しで「海外フリーランスは楽しいよ」とは言い難い部分もあったのが現実です。
しかしフリーランスという働き方と海外移住は相性がよく、仕事に関してもリモートワークのコツをつかめば問題なく進めることができました。