ライター
古性 のち フォトグラファー / 物書き

1989年横浜生まれ。タイ・チェンマイ在住。世界中を旅しながら写真と言葉を中心にSNSにて作品を作るクリエイター。2016年の世界周遊旅をきっかけ多拠点生活をスタート。これまで訪れた国は30カ国以上。仕事は写真の他、コミュニティ運営やエッセイ執筆、SNSコンサルなど。雑記や旅写真を気ままに詰め込んだSNSの総フォロワーは現在20万人程。

こんにちは! 旅をしながら世界中で仕事をしている、webライターの古性のちです。

 

多いときは月3回、少なくとも1回はどこか遠くへ旅立っているわたし。必需品はたくさんあるけれど、その中でも特に大事なのものはカメラ機材です。プライベートでも使用する機会が多いので、どんなにはるかかなた遠くへ旅立とうとも、かならず連れていってます。

古性のち|旅と生きるライター・写真を撮るひと
旅と生きるライター・写真を撮るひと。世界中を散歩しながらエモ優しい言葉を紡ぎます。旅と仕事を両立するひとを増やすプロジェクト「旅ときどき仕事」オーガナイザー/ 旅人シェアハウス『えいとびたー』住人 / かわいい雑貨・デザイン・カフェを探して発信するのが趣味です。
Twitter:@nocci_84
Blog:のちたび

でも旅先でよく思うのが「この景色、もっとちがう雰囲気で切り取ってみたいなあ」という贅沢な悩み。だって世界、めちゃくちゃ綺麗なんですもん。かといって思い切って違うカメラを買うのも、お金がかかりますし、勇気がいりますよね。

そんな「いつもと違う旅写真を撮ってみたいけれど、いきなり買うのは勇気がいる…」な同志の方に、わたしがおすすめしたいのが、1度カメラをレンタルして旅する選択肢。

 

実際にお借りしてみたら、ものすごく簡単&あまりにも便利すぎたので、実際にレンタルから返却までの流れ、そして各カメラを使ってみての感想、女子旅に最適だと思うカメラなどなど…もりもりっとまるまるっとお伝えさせていただきますね。

ということで、今回初めて、5種のカメラをRentio(https://www.rentio.jp/)さんでレンタルして、日本の楽園「沖縄県・宮古島」に遊びに行ってきました。

5種類のレンタルカメラと一緒に旅する、いつもと一味違う宮古島ひとり旅

さて、今回わたしがRentioさんでお借りしたカメラ機材たちがこちら。左上から時計まわりに

ドローン(DJI Mavic Pro)・360度カメラその1(360fly)・水中カメラ(OLYMPUS STYLUS TG-870 Tough)・360度カメラその2(Insta 360 one)・GoPro(GoPro HERO6 Black)
の5台のカメラです。どれも初めましてだったので、とってもワクワク。

滞在中、街中や海、カフェなどあらゆるシーンで試し撮りしてみることにしました。

…ちなみに滞在中は6日中5日が傘がこんなになるほどの強風と雨が吹き荒れており、気温も体感6度という、本当にここは宮古島なのか、と疑いたくなるお天気。そのため曇り空と険しい顔が多いですが、ご了承ください。

レンタルカメラ1台目:GoPro HERO6

まず1つ目は「GoPro HERO6」。旅のお共としてはすっかり定番化した印象があります。ちなみに上の写真は、GoPro本体と、自撮り棒+簡易三脚の初心者セット。この初心者セットがめちゃくちゃ優秀で、簡易的にどこでも立てられちゃうという便利さ!

今までは通りかかりのひとに「シャッター切ってください!」とお願いしていましたが、こんな風に、まるで他人が撮ってくれたような自撮りも楽勝でできちゃいました。シャッターは左ポケットに入れているiPhoneアプリで切っています。

旅の途中で出会った友達との2ショットも楽々。自然な1枚を抑えることができます。ちなみにこの写真も、わたしの右手に隠し持っているiPhoneからシャッターを切っています。さりげなく撮るのがむずかしくて、10回目のリテイク。

そしてGoProの得意技は、広角レンズで空間を広くとらえてくれること。普通のiPhoneで撮るとこのくらいの画角になりますが…

同じ位置からGoProを使うとここまで広く! 奥行きも出るため、写真に躍動感が生まれます。持ち運びも、リュックのポケットにひょいっと入ってしまうのでとても便利。何気に初めて利用しましたが、これは人気が出る理由がわかります。めっちゃ使い勝手良い。

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レンタルカメラ2台目:360fly 4K

2台目はこちら。まんまるで、なんとも不思議な形をしているカメラ「360 fly」。公式の説明によると「超ワイドシングルレンズで継ぎ目のない360°映像が撮影できる、タフ性能を備えた360°VRアクションカメラ」とのこと。説明動画を何本か見たのち、海に連れていってみました。

地面に置いて、iPhoneの専用アプリで確認をしながら撮影。まんまるの、まるで地球の上に立っているような不思議な写真が撮れました。ちなみにこの写真は砂浜に置いて撮りましたが、防水なので水中もいけるみたいです。

少し角度を変えて撮ってみましたが、躍動感がはんぱない。ただ、このカメラが本領を発揮するのは、やはり公式の説明通り、アクションカメラとして…だと思うので、旅先でアクティビティなど楽しみたい方には、よりオススメなカメラかもしれません。

反対側を走っていた友人の写真もパシャリ。どこまでの感度がいけるかは試していないので不明ですが、星空と一緒にこんな写真が撮れたら素敵そう。

地球をはしりまわる🌎 . アクションカメラ360fly で撮影。

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4K対応VRアクションカメラ 360fly 4Kがいくらで借りれるかチェックする

レンタルカメラ3台目:Insta360 ONE

3台目は、大本命のカメラ「Insta360 one」。発売当初からずっと気になっていた、こちらも360flyと同じく、360度撮影ができるカメラです。コロンとしたフォルムが愛らしい。好き。

写真がボケちゃって申し訳ないのですが、insta360にはこんな部品とデグスがもれなくついてきます。もちろん、これがなくても普通に手に持って使用もできるのですが…

こんな風に、ぶんぶん振り回して撮影ができちゃうかなりやんちゃな特性を持つカメラなんです。これだけでも友達同士でかなり盛り上がります。海外でぶん回したら、まちがいなく人が寄ってくるはず。コミュニケーションツールとしてかなり優秀なのではないでしょうか。

一生懸命夏感を演出しようとしたのですが、なんたって体感6度。もう寒いわ上手く回らないはで、大騒ぎ。さらに宮古島の地元の方々と回しまくったあげく、あまりに動画が下手すぎて見ながら激しく酔いました(笑)
これは慣れるまで練習が必要そう…。旅の初日からひたすらぶんぶん回して慣れることをオススメします。

ということで、ちょっと曇りなのですが、前日に撮った割とまともな動画を貼っておきますね。こんなぐるぐるまわる絵が撮れちゃいます。

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レンタルカメラ4台目: DJI Mavic Proドローン

4台目は、憧れのドローン。「Mavic Pro」という小型のとってもコンパクトなサイズのドローンをレンタルしました。生まれて初めてのドローン…ドキドキしながら触りました。

最初はひとりで飛ばそうと奮闘していたのですが、いろいろ調べてみると、どうやらドローンの飛行ルールが結構複雑…。悩んだ末、今回の初フライトは、宮古島でドローン事業をしているmt8 ON AIRさんにご指導いただきながら飛ばしてみることに。しばらくは広い室内でテスト飛行を繰り返し…

晴れた時間を狙っていざ本番! 宮古ブルーに染まる空にびゅんびゅん飛ばしてみました。少し強めの風にはふらつくものの、しっかり撮影をしてくれました。コントローラーに合わせて動く姿を見ていると、なんだかペットを見ているような気持ちに。ずっとかわいい! かわいい! と連呼していました。

はいっいつもと違うアングルから見る世界、本当に美しい…。ただ、やはり気軽な女子旅にゆるりと持っていくのは、ドローンは少しレベルが高いかも! というのが今回使ってみた感想。操作もさることながらルールが複雑なので、特に海外に連れていく場合は注意が必要です。

ただし、めちゃくちゃ綺麗な画が撮れることは間違いないので「どうしてもレンタルしてみたい!」という方は、今回のわたしのように「慣れているひとと一緒に借りる」や「事前に飛行ルールなどを熟知しておく」は大事なポイントになるかと思います。
こんなアングルから撮れちゃう世界、新鮮だし、思い出に残りますよね。

ドローンの航空法に関してはこちらを参考にどうぞ!(http://www.mlit.go.jp/koku/koku_tk10_000003.html

もちろん動画も撮影。mt8 ON AIRさん、ご指導ありがとうございました!

Mavicproと宮古島。ドローンで撮影しました🎥 . 撮影協力 : mt8 on air

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DJI Mavic Pro ドローンがいくらで借りれるかチェックする

レンタルカメラ5台目: 防水カメラ STYLUS TG-870 Tough

最後は防水カメラのご紹介。宮古島に到着前は「美しい海の中とか、ウミガメとか、すいすい泳ぎながら撮ってみよう〜」と浮かれていたのですが、前述したようにこの時期の宮古島は体感6度。加えて暴風雨で、まったくもってそれどころではありませんでした。

写真はそれでも無理やり海に入ってもらった友人。海岸に悲鳴がこだましてました。

ローアングルから水の中を狙っていたのですが、この次の瞬間波に飲まれてわたしもカメラもずぶ濡れに。しかしさすがの防水カメラ。びくともしませんでした。

陸でも使用してみましたが、普通のカメラとしても全然使える! 冬は活躍の場が少ないかもしれませんが、水辺への旅は、これ1台で陸も水中もいけちゃうかもしれません。便利。

防水カメラ STYLUS TG-870 Toughがいくらで借りれるかチェックする

いつもの旅に+α、カメラをレンタルする選択肢を

私自身、実は「レンタルってなんだか面倒くさそうだな・・・」とか「壊してしまったらやだな・・・」とこれまで嫌煙していました。だけれど、今では「もう少し早く借りてみたらよかったな」と感じています。

旅に連れていったカメラたちは、どれもはじめましての、個性的な子たちばかりで、とても楽しい旅になりました!

結論、もちろんいろんな写真が撮れてたのしかったのですが、何よりも嬉しかったのが友人や、街のひとたちが「なにそれなにそれ!」とたいへん面白がってくれたこと。
今回は宮古島でしたが、他の国のひとたちとも、国境をこえてコミュニケーションを取れるチャンスが広がる気がしました。

<Rentioのレンタルカメラを借りる〜返すまでの流れ>

最後に、このカメラのレンタルの仕方や、わたしが思った「事前にこれは必ずしといた方がいいな」と思った点をまとめておきますね。「いいな〜借りてみたいな〜」と思った方は、ぜひ参考にどうぞ。

1.サイトから旅に連れていきたい機材を選ぶ

まずは、Rentioのサイトにアクセスします。気になるカメラをぽちっと押すと、最短のレンタル期間と、レンタル可能開始日が表示されます。

ギリギリになりすぎると在庫がなくなってしまう可能性があるので、どうしても借りたいカメラがある場合は、早めの日程からおさえてしまうのがオススメ。

撮影するために必要なもの(このセットには入っていないもの)なども、このページに記載されているので事前にチェックしましょう。

借りたいカメラが決まったら「この商品をレンタル」をクリックして、お届け日と返却日を指定します。

2.指定日に荷物がとどく

指定した日程に、ダンボールで荷物がやってきます。たくさん頼む場合は、部品同士が混ざってしまわないように、写真を記録しておくことをオススメします。

ひとつひとつ、きちんと問題なく動くか動作確認をしておきましょう!

3.大好きな場所に連れていく

あなたの大好きな旅先に連れていきましょう。「あれもこれも」と選びすぎると体が重くなってしまうので、ほどほどに。

4.近くのコンビニから返却する

旅からもどったら、送られてきたダンボールに詰め直し、そのまま送ります。送料無料・送り状も付属されているので、梱包して送るだけ。

めちゃくちゃ簡単です。

ちなみに「もしも壊しちゃったらどうしよう…」と心配な方も多いはず。Rentioさん、だいぶ柔軟に対応してくださるので、良ければこちらも参考にどうぞ。
https://www.rentio.jp/support/trouble

この記事を読んでくれた方に、レンタル10%OFFのクーポンをプレゼントします

「よっしゃ! 借りてみよ!」な方に朗報です。なんと、レンタルの際にクーポンコード「tb02cp10」を打ち込んでもらえると、レンタルが10%オフに。
※※なおクーポンの有効期限は2018年6月30日まで。※※

ぜひぜひ、気になるカメラがあった方は、レンタルしてみてください! 個人的には、insta360 oneがものすごーく気に入ったので、購入予定です。

それでは、今日も良い旅を。

ライター
古性 のち フォトグラファー / 物書き

1989年横浜生まれ。タイ・チェンマイ在住。世界中を旅しながら写真と言葉を中心にSNSにて作品を作るクリエイター。2016年の世界周遊旅をきっかけ多拠点生活をスタート。これまで訪れた国は30カ国以上。仕事は写真の他、コミュニティ運営やエッセイ執筆、SNSコンサルなど。雑記や旅写真を気ままに詰め込んだSNSの総フォロワーは現在20万人程。

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