ライター
キタ トモミ TABIPPO編集部 / 愛犬家

*TABIPPO 専属ライター*​ 東京都出身、大自然に憧れるギャップ系女子。「1度きりの人生、世界を見てから死にたい!」という想いから20歳で初めての海外旅行へ。2ヶ国目のタイではタクシーで爆睡し、3ヶ国目のフランスでは列車で爆睡して待ち合わせに2時間遅刻してしまうほど大雑把で大胆な一面も。憧れの旅人はスナフキンで、将来は気の向くままに世界を放浪しながら仕事をして、自分の旅本を出すのが夢。

3人だから、ここまで来れた

すーさん:そのあとにアンコールワットでゴールを迎えるんですけど、その過程全部がもうドラマチックすぎて。そん時に3人で話してて、「この3人やからこの景色見れてるんやな」って思って。この旅3年間かかるんですけど、もう結構満足いっちゃってるんですよね(笑)

てんすけん:気をつけな燃え尽き症候群!

すーさん:そのシーンがドキュメンタリーで流されたんですけど、すごい印象に残ってるのは、ケニーがそん時に言った涙をそそる言葉で。ケニー覚えてる?

ケニー:え、俺がいうの?(笑)

てんすけん:あ、俺覚えてるわ(ドヤ)「2人が前にいる景色が一番好き」

ーーうわー!!ちょっとそれ泣きそうになりました今。

すーさん:いや、本当に観たら泣くと思う!ケニーが後ろでインタビューしてて、「どの景色が一番好きですか?」って質問の時にそれを言ってくれていて。

ーーちょっと待って本当に泣きそうになってきた…(筆者感動で泣き出す)

ケニー:なんでやねん(笑)

ーーちなみにそのとき鈴木さんはなんて言ったんですか?

すーさん:あ、僕っすか?あのー、「雲が龍に見えますね」って(笑)「龍がいるときは昇り龍なんですよ。上昇気流いえい!」とか言ってました。

てんすけん:あいつ何してんねや思って、「何してんのー?」って聞いたら、「龍に見えない?」とか言って(笑)龍の解説してんですよ。

すーさん:まぁそれが一番印象的でしたね。そういうのがあったから、みんな結束したというか。この3人で絶対やっていきたいなって。

 

お気に入りの場所も、三者三様

ーー世界一周中のアジアで訪れた一番お気に入りの場所はどこですか?

Photo by pixta

すーさん:中国に西塘(シータン)っていう場所があるんですけど、「ミッション・イン・ポッシブル」のロケ地になったところですね。もうね、イタリアのベネチアみたいな街やって、水の都の中国バージョンみたいな。そこはもう綺麗すぎて大感動しました!ここは絶対嫁さんできたら、連れていきたいなって思いましたね。

ーー素敵ですね。

てんすけん:僕は台北にいる時なんですけど、すごいよくしてもらってる鈴木の先輩の繋がりで知り合った方に、「ABRAZO(アブラーゾ)」っていうレインボーの男性が集まる、すごくいいバーを紹介してもらって。で、僕ずっと人生ストレートで生きてきたんですけど、ずーーーっとストレートでいて。でも僕らが半股で短いの履いてたらすごい触ってきて、みんな僕たちの体に興味を持ってくれるんですよ。「男前やね」みたいな感じで。そんなんでいっぱいほっぺにチューとかされたら、僕もう目覚めそうになりました。

ーー目覚めていいんじゃないですか?

すーさん:目覚める話なん?

てんすけん:そう、これが僕のアナザースカイ。

ケニー:違う違う(笑)アナザーインサイドだよね。

すーさん:インハウスや(笑)先輩それ室内っす、スカイ見えないっす。でもABRAZOは有名やんな。

ーーありがとうございます。平野さんはどちらでしょう?

ケニー:どこもよかったですけど、やっぱり日本ですかね。東京から大阪まで走った時に、今まで見たことなかったところが多かったので。三重の関宿もそうですし、あとは友達のお家とかもそうなんですけど、人のお家に入るってなかなかないじゃないですか。でも結構入れてくれるんだなーとか。そういうの見ると、日本人って結構優しいんだなって。

ーーそうですよね、日本が一番いいってみなさん結構言いますもんね。

ケニー:もちろん海外も楽しいんですけど、もっと日本の良さを見せたいっていうのもありますし。海外出るちょっと前までは日本人に温かくしてもらったんで、余計に頑張んないといけないなってそういう風に思いました。

 

来年の2月からは、ヨーロッパで旅を再開!

ーー意気込みと、ヨーロッパでやりたいことを教えてください。

てんすけん:やっぱ、僕ずっとお笑いの道をやってきたんで、ストリートパフォーマンスをやってみたいんですよね。インドのコルカタに行った時に、スペイン人の方がボランティアでマザーハウスにいて。みんなが公園とか見つけてストリートパフォーマンスをやっているのに衝撃を受けて、僕もやりたくなってしまって。なんかせっかく忍者っぽい格好してるから、ちょっとアクロバットとかやって、わーって歓声を受ける系にぜひチャレンジしたいな、と僕は個人的に思ってます。

ーーいいですね!絶対ウケると思います。鈴木さんはいかがですか?

すーさん:ヨーロッパって日本の文化が結構きてるんで、多分イベントとか多いと思うんですよ。ジャパンエキスポのような日本のお祭りがあれば、積極的にどんどん参加したいなって思ってます。やっぱり日本の人力車を伝えるチャンスだと思ってるんで。あとは一応オリンピックの開会式に参加するっていうのが僕らの目標なんで、どんどん海外の人たちに、「こういうバカな3人組がいるんだよ」っていうのを伝えたいなって思ってます。

旅中に気づいたのが、ボランティアもいいなって思って。孤児院もタイにいる時に行ったんですけど、日本に来たくても来れない人とか、介護施設とか、そういうところに行って人力車を通して楽しんでもらいたいなって思います。

ケニー:確実にここまでやってきたので、2年目も無事に帰るのはもちろんそうなんですけど、3年目に繋げられるようなことをいっぱいして、2年目もじゃんじゃんイベントに参加したいですよね。人力車を海外に持って行くってことは容易ではないので、持って行く以上は「日本ってこんなところだよ」っていうのをみんなに認識してもらって、プラス日本の文化もしっかり覚えて、体験してもらえたらすごく嬉しいです。アピールは強くしたいなと思います。

 

世界一周を達成した後は、それぞれの道へ

ーー世界一周を達成した後にやりたいこと、将来の夢はありますか?

すーさん:はい、あります。もう僕は浅草大好きなんで、おかんと一緒に喫茶店をやるっていうのが夢ですね。もちろん喫茶店もやるんですけど、人力車はおじいちゃんまでずっとやろうと思っていて。

ーーMy人力車とかって購入できるんですか?

すーさん:買えます!ゆくゆくはMy人力車を購入して、世界一周した人力車もいただこうと思ってますけど。まぁそれは世界一周の人力車だよっていうのを伝えたいから、自分の喫茶店に展示できたらいいなと思ってます。実は人力車でも起業したいと思ってるんですよ。まぁなんか観光っていうよりかは、楽しむための手段の一つだと思うので、イベントとして使いたいなって思ってますけど。出前人力車みたいな感じですね。色んな街とかに、どんどん顔を出していきたいなって。街コンとかにも使っていきたいですし。

ーー街コン、ですか。

すーさん:そう、全然ほんまに。ただ町おこしでもいいと思うし、ライブの主役の人の入場とかでもいいと思うんです。あとサッカー好きなんで、サッカーの三浦知良(キングカズ)さんっているじゃないですか。あの人もう50歳でサッカー選手やってるんですけど、あの人のミレニアムやなんか記念の試合に、選手入場で人力車が入ってくる、とかでも面白いと思うし。なんかもうちょっと観光以外でのお仕事を増やしていきたいなと…。

ーー結婚式とかもいいですよね。高橋さんはいかがですか?

てんすけん:僕は、この旅終わったらまた芸人に戻るつもりでいるんですけど、旅芸人としてまた色んな場所に周りたいなって思って!そうっすね、イモトさん超える、宮川大輔さん超える、僕お祭り大好きなんで、めちゃめちゃお祭り大好きなんで、旅芸人として、電波少年みたいな無茶なことをちょっとやらせてほしいですね。

ーーいいですね!!頑張ってください!では平野さんお願いします。

ケニー:僕は学生の時から自分でお仕事したいって言ってたので、なんらかの形で多分起業するか、自分で何かお店を持ちたいですね。これだ!っていうのは決まってないんですけど、旅をしつつ色んなチャンスを見てみたいです。日本にあって海外にないもの、その逆も多分たくさんあると思うんですけど、日本に住むっていう可能性も100%ではなくて。例えば日本食を持って行くのも一つの文化ですし、そのためにはお金が必要なので、それから考えようかなと思います。もちろん語学を使ってやりたいなと。

ーーすごいグローバルですね。

ケニー:ねー、なんか話でかいんですよね。実際できたら結構めんどくさいと思うんですけどね。

 

人生は一回きりだから、やったもん勝ち!

ーーそれでは最後に、これから旅にでる若者へメッセージをお願いします。

すーさん:悩めば悩むほど、だんだんだんだん悪循環になっていくから、直感力が大事。おみくじと一緒!おみくじもね、悩んで取るよりか直感で引いてしまった方がええと思うし、今回これ(世界一周)やったんも直感に近いし。どのタイミングでやるか迷ったら、一生できへんと思う。不安な気持ちがどんどん出てくるから。

やっぱり日本人って頭いいから、調べて調べて調べてやっぱり不安要素を探し始めるから、もうそれは直感でいいと思う。思ったままに生きてください。

てんすけん:僕は初海外で人力車一周の旅なんですけど、元々そこまで世界に興味があったわけじゃなくて、エンターテイメントにしか興味がなかったので、旅とか向いてない性格だったんですよ。で、いざ出てみたら「やっぱりそうだ!」ってわかって。そんなとき、どうしたらいいか。「自分のこれは、芸人で話すための引き出しになる」っていう仕事意識ですね。そしたら、海外がなんも感じなくなりました。伝わりましたかね?

ーー伝わりました!

てんすけん:出てみて気づいたみんなへ、仕事だと思おう。

ーーポジティブにってことですよね。

てんすけん:そうです。そしたら、めっちゃ楽しいんで。やっぱり仕事になると楽しいじゃないですか。仕事って楽しまんといけないって思っちゃう頭ない?ちょっと。

すーさん:仕事?まぁ、そやな。仕事って言ったらちょっと響き嫌やから、あんま仕事っていうよりは好きなこと?って思ってる俺は。

てんすけん:そやな。なんか僕の中で仕事はやっぱり素敵なものだと思ってるんです。作業じゃなければ仕事になると思うんで。そういうような士気、メンタルでいたら、また違う景色で楽しく出発できると、僕は思います。

ーー素敵です。では平野さんお願いします。

ケニー:ちょっと似てますけど、鈴木が言ったように「やりたいことやったらええやん」って単純にシンプルにそれだけです。まぁ結局言い訳を考えちゃうんですよね人間って。これでしょあれでしょ、でもあれがこれがって。で、鈴木もよく言いますし「人生1回しかないから、やったもん勝ちや」って。

あとは、20代にできることって多分20代にしかできないじゃないですか。30代になったらできることもあるかもしれない。最近よく見かけて本当にそうだなって思うのが、「20代はとにかく失敗しろ」って。失敗して、25歳すぎたら仲間を見つけて一緒にやっていく。単純にバカでもいいですし、夢を持つことってすごい大切で、30代からやっと自分で始めても全然OK。旅って一人でするもんでもありますし、結局人間ってどこかで求めてる部分があるじゃないですか、自分の居場所を。

居場所求めて最後見つけたら一人じゃ生きていけないので、やっぱりこう誰かと一緒に共存して生きていく。しっかりと自分がどういう人間か、みなさん個性を持ってると思うので、それを自信を持って出せるか出せないかだけだと思います。だからしっかり自分に自信を持って、自分のやってることを信じてやってみたらいいと思います。

すーさん:わかりました(正座)

ーーありがとうございます、うまく締めていただいて。

てんすけん:もう楽にしてええで。とりあえず指定口座に振り込んどいて(鈴木さんに)

すーさん:講義料(笑)すいません、だいぶ脱線してしまって。

ーーとんでもないです!(笑)以上でインタビューは終了となります。ありがとうございました!

 

最後に

▲左からカメラマン・桃、ライター・キタトモミ、高橋さん、鈴木さん、平野さん

一人で世界一周するのもいいけれど、仲間と旅に出るのもいいかもしれない。私は今回のインタビューで3人の楽しそうに旅を振り返る姿を見て、そう思わざるをえませんでした。そして、一見無謀と思える挑戦でも夢を諦めず、真摯でひたむきな姿で向き合い続けるからこそ、周りを魅了し、助けられ、成功への道を切り拓いていくのだと感じました。

リキシャーズさんは現在旅の資金集めのため充電期間に入っており、2018年の2月からヨーロッパに向けて世界一周の旅を再開する予定です。みなさんもぜひリキシャーズさんに会いに、浅草へ人力車に乗りに行ってみてくださいね!

インタビュー・文:キタトモミ(@tbp_tmp12
インタビュー写真:桃(@XxPeach

ライター
キタ トモミ TABIPPO編集部 / 愛犬家

*TABIPPO 専属ライター*​ 東京都出身、大自然に憧れるギャップ系女子。「1度きりの人生、世界を見てから死にたい!」という想いから20歳で初めての海外旅行へ。2ヶ国目のタイではタクシーで爆睡し、3ヶ国目のフランスでは列車で爆睡して待ち合わせに2時間遅刻してしまうほど大雑把で大胆な一面も。憧れの旅人はスナフキンで、将来は気の向くままに世界を放浪しながら仕事をして、自分の旅本を出すのが夢。

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