マチュピチュの全景

「荷物を待ち続ける地獄の日々と再出発」僕がリュックサッカーになった話:後編

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旅の再出発と教訓

旅の予定は総崩れ、荷物もなくメンタルもやられている。そんな2010年最悪のスタート@ペルー。でも都市が空けて5日たったある日、僕は旅を再スタートさせることができた。朝目が覚めるとびっくりするくらい青い空が窓から目に飛び込んで来た。あまりに清々しくて一瞬で眠気が吹き飛んで、僕はその瞬間になぜか決意した。「もうバックパックは諦めて、旅を再会しよう。荷物なんてなくたって旅はできる」。そう決心した。

ペルーリマの城

「もうバックパックは諦めるから、もし見つかったときだけ日本の住所に送ってほしい」と伝えるため、僕はまた空港に向かった。ついにマチュピチュにいける!と希望はこの旅で初めて高揚していた。バックパックなかったらめっちゃ身軽だな、こりゃ最高だ!

リュックサッカー小泉

その空港への道路で、僕は衝撃的な体験をした。それまでの10日間、イライラしながら常に下を向いて歩いていたから気付かなかったなんとも美味しそうな出店の飲食店、不思議な民族衣装を着ているパフォーマー、おもしろそうなものがたくさん売ってるお土産屋さん。

僕は雷に打たれたような衝撃を受けた。今までの10日間、僕はなにをしてたんだろう、なんて無駄な時間を過ごしていたんだろう、と。同時にどんだけマイナスな出来事があっても、それをマイナスだと思って下を向いていたら事態は一向に良くならない。むしろもっとマイナスになっていく。そもそも「マイナスな出来事」なんてのは自分の考え方次第で別にプラマイゼロにも、むしろプラスにもできるんだな」と心底思って鳥肌が立った。

 

リュックサッカーの誕生とマチュピチュ遺跡

僕は20Lのリュックサックに荷物を詰める作業すらない身軽さで、旅を再開した。待ちに待ったマチュピチュ遺跡までの長距離バスは、日本ではあり得ないくらい大きな揺れが続くがそれですら楽しかった。

後から思うとバックパックを待っていたからこの人たちに出会えたんだな、と考えてしまうような本当に素敵なベテラン旅人の方々と一緒にマチュピチュに登った。(マチュピチュのことをもっと知りたい方は、こちらから)

このあとの旅にも、僕の人生にも、バックパック紛失事件は大きな影響を与えてくれた。おかげで僕は毎日楽しく今の人生を送っている。

バックパッカー仲間達①

バックパッカー仲間達②
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WRITER

小泉翔
TABIPPO名付け親、小泉翔です
TABIPPOの創設メンバー&Co-Founder。旅祭2014主催。元大宮アルディージャユース。旅とサッカーに生きたい26歳。男12人でライフシェア中の恵比寿ハウス家主。アメリカ交換留学、フィリ…

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