サンマリノの治安
サンマリノは周辺国に比べて治安がいい方なので、スリや置き引きの類に気をつければゆったりと観光できるかと思います。
また町中にはサンマリノの警察官が歩いています。お洒落な制服をチェックしてみてください。
サンマリノの物価
物価は観光地ということもあり、やや高めです。隣国のイタリアと同じかそれよりも少し高いくらいの感覚でした。ファストフードでも300〜500円くらい、レストランで1,000〜1,500円程度で食べられます。
サンマリノの美味しかった料理や食べ物
photo by Rui Hanada
観光をしているとお腹が空いてきますよね。自分がオーダーしたのは日替わりセットメニューです。たいてい店の前に黒板が置かれていて、「これとこれとこれがついて何ユーロ」という具合で書かれています。
一つひとつ別々にオーダーするよりもお得に、サラダやメインなどをバランスよくいろいろ食べられるのが嬉しいですね。サンマリノではお肉のほか、手打ちパスタや野菜がいっぱい入ったスープなんかもついてきて、美味しくお腹も膨れました。
小腹の空いた人には、ピアディーナというサンドイッチのような郷土料理もあるようですよ。
サンマリノのエンターテイメントやアクティビティ
photo by Rui Hanada
城塞は高い山の上にあるので、バスで直接向かう以外にロープウェイで上る方法もあります。少し値段は高いですが、ティターノ山と眼下に広がる雄大な景色が見られるかもしれません。
さらに城と城の.間には森の小道もあるので、プチトレッキングもできます。また岸壁ではロッククライミングをしている人もいて、賑わっていました。
サンマリノのナイトライフ
photo by Rui Hanada
サンマリノへはイタリアの地方都市を拠点にして日帰りで訪れる人が多いので、宿泊する人はあまりいないかもしれません。かくいう自分もそうでした。
ですが城塞内のホテルに泊まれば、ほのかに街灯に照らされた中世の雰囲気を感じさせる通りを、大勢の観光客にわずらわされることなく、ゆったりと歩くこともできます。
また朝には、見晴らしのいい場所から、ご来光を独り占めできるのではないでしょうか。それはサンマリノに宿泊した人だけの特権だと思うので、興味がある人は試してみてください。
サンマリノのお土産
photo by Rui Hanada
サンマリノの意外な名物が、お土産屋にずらっと並ぶ武器の数々。モデルガンや模造刀はわかるけれども、手錠が売られていたり、もはやどういう用途で使うのかさえわからない武器まで置かれていたのが衝撃的でした。
それも見方を変えれば、他国からの侵略を時には武器を手に取り、今日まで独立を保ち続けた現存する世界最古の共和国という、この国が歩んできた歴史的な理由によるものなのかもしれませんね。そう考えるとロマンがあると思いませんか?
サンマリノのビザ
日本人の場合、通常の滞在ならばビザはいりません。シェンゲン協定加盟国なので域内90日間の残留が認められています。
サンマリノの基本情報(首都、通貨、言語、宗教、時間帯など)
首都:サンマリノ
通貨:ユーロ
言語:イタリア語
面積:61.2平方キロメートル
人口:33,121人
宗教:カトリック教
時間帯:日本より-8時間
気候:暖温帯
サンマリノへの行き方(日本から行った場合)
日本からの直行便はないため、イタリアから鉄道やバスで向かう。
サンマリノにある有名な世界遺産
サンマリノの歴史地区とティターノ山
2008年、サンマリノで初めて登録された世界遺産。ティターノ山に築かれたサンマリノ市は、中世以来の街並みが保存されていることから、55ヘクタールに及ぶその広範囲が世界遺産に登録されています。
最後に一言
photo by Rui Hanada
ヨーロッパを周遊される方の中でも、行きづらさからサンマリノをルートに組み込む人は少ないのではないでしょうか? ですがぜひともサンマリノを訪れてください。
古城と自然が織りなす景観や、優しさあふれる素敵な人々があなたを迎えてくれますよ。