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ライター

大学生時代から自立を目標にフランス(リヨン)へ留学し、バックパッカーになる。旅では銃と遭難で2回ほど死にかけたが、「死ぬこと以外かすり傷」と実感し、出会うものすべてに魅了される。社会人になってからの目標は日本一周。途中駅で下車し、その日見つけた宿に泊まるぶらり旅が好き。

みなさんはGW、何をしますか?何もせず休むのもよし、家族との時間を過ごすのも良し、友人や恋人と長期間旅行するのも良し……ですが正直言って”混んでる場所は避けたい”そんな気持ちはありませんか?

もしくは、

・GW前半・後半どちらかはお金をパーッと使う予定を組むので、連休のうち数日はお金をあまりかけずに過ごしたい
・GWはしっかり休むつもりがお出かけ疲れと5月病が残ってむしろ仕事含めGW明けが辛くなるのは控えたい

……そう思っているのであれば私の地元、静岡県でおすすめのスポットを紹介します。

静岡県と聞くとお茶、富士山、スカイウォーク、夢の懸け橋、浜松祭り、おでん(黒はんぺん)などと飲食関係や観光スポットがイメージされますが、今回は混みすぎないおススメスポットや、忙しい毎日にGWだけでも一息つけるスポット」をピックアップします。

じゃじゃの私設図書館


佐鳴湖でお散歩してからちょうど15分ほど追加でウォーキングしていた時に偶然見かけた場所です。

じつはここ、ただの図書館ではなく、私設図書館なのでかなり図書館の常識を覆す場所です。私語OK、飲食OK、テラス席ペット同伴可、月に1度の映画上映、さらに貸し切りでセミナー開催も可。

普通の図書館であれば著作権侵害を考慮して全館撮影NGの場所が多いですが、私設図書館であれば撮影自由。基本の営業日が金土日と少し変わっているところも特別感があります。


“図書館らしくない図書館”ではありますが、本のレンタルは可能。会員登録をすることで、どなたでも簡単に8,000冊を超える蔵書からお好きな本を月4冊借りることができます。

もちろん借りずに店内利用で注文をして好きな本を探すもよし。寄贈もOK。寄贈をすると店内で使えるサービスが受け取れます。

【寄贈の特典】
10冊以上の寄贈:​当日に限り、ドリンク類を1杯サービス
30冊以上の寄贈:​当日から1年間、本棚の1区画に命名権を提供し、その区画に寄贈した書籍を配架(希望者のみ)

好きな本を誰かとシェアしたい、本好きの人と語りたい、人と出会いたい。私設図書館はそんなすべての希望が叶う場所です。

■詳細情報
・名称:じゃじゃの私設図書館
・住所:〒432-8061静岡県浜松市中央区入野町4913-2
・地図:
・アクセス:佐鳴湖から車で5分
・駐車場:店舗北側5台
・営業時間:10:00~16:00(金〜日)
※その他の曜日・時間は貸切対応可能
・電話番号:053-477-0876(営業日のみ受付)
・公式サイトURL:https://jaja-lib.com/
・その他:本の持ち込み可能/イベントあり

今回掲載した写真も公式サイトの画角を何とか再現しようとお客さんや店員さんにも全面協力してもらいました♪

お客さん同士でおすすめの本を紹介しあったり、見終わったばかりの本の感想を伝えあったり初めての方にもフレンドリーな空間にあふれているので佐鳴湖に立ち寄るときにはぜひ、私設図書館にも訪れてみてはいかがでしょうか?

治一郎 大平台本店


じゃじゃの私設図書館から車で7分移動すると「治一郎 大平台本店」があります。最近は「治一郎はおいしいって聞くけど全国で買えるし」……と思う方もいるそうですが、じつは本店にしかない商品があります。

蜂蜜バウムクーヘンは、大平台本店限定。さらに大平台本店・掛川店・静岡パルコ店限定メニューの香ばしくほろ苦いキャラメル風味が特徴的な焦がしバウムも販売しています。

パリパリのカラメルとふわふわのバウムクーヘンの組み合わせが最高なのでわざわざ足を運ぶ価値あり!

家族内では祖母が焦がしバウムの大ファンでお年賀や海外のお土産やスタバのチケットやお高い食材よりも「とにかく家にくるときは焦がしバウムを持ってきて!」と豪語するくらい幅広い世代に愛されています。

オススメは16時以降の来店です。お昼まではカフェ目的の方も含め駐車場も満車になりやすく、夜になると仕事帰りのお客様が自分のご褒美や家族へのプレゼントに買いに来るのでランチと仕事帰りの合間が穴場、駐車場待ちにも引っかからず最適ですよ。

■詳細情報
・名称:治一郎 大平台本店
住所:〒432-8068 静岡県浜松市中央区大平台3丁目1−1
・地図:
・アクセス:車:JR浜松駅より約7km/バス:遠鉄バス「大平台1丁目」下車、徒歩2分
・営業時間:9:00~18:30
・定休日:毎月第3火曜日
・電話番号:053-485-4750
・公式サイトURL:http://www.jiichiro.com/

「VERBENA|魔法のティータイム ヴェルベナ」

GW旅がしたいけどどこも混んでると思ったとき、ふと思い出したのが”異世界のようなカフェ”「ヴェルべナ」。

開店当初、私自身大学生でしたがキャンパス内で「農学部の後輩がおしゃれなお店を開いたらしいよ!」と話題になりました。駅から13分と大学から少し距離はありましたが、コロナ禍でも気になって見にきたり、外観だけでも撮影したりする人がやみませんでした。


こだわりは見た目だけでなく店内まで。「魔法のティータイム」という名の通り、このカフェには魔女が住んでいるという世界観がパーフェクト。

コロナ禍で大学生活がリモートワーク一色になったとき、自分にできることを探してご家族の協力のもとできあがったのだそう。

「できることから一歩ずつ」……行動力から見習っていこうと、私にとっても学びと思い出の多い場所です。

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グリム童話やケルト神話など様々な世界観から「好き」が形になった世界ということもありメニュひとつ、小物ひとつにも余念がありません。


さらにメニューまで工夫が!運ばれてきたら魔法の液を吹きかけて……もくもくと煙が。店員さんから「動画や写真のチャンスなのでぜひ撮影してくださいね~♪」とお声がけもいただけるので連写も動画撮影の手も止まりません。

「せっかく店員さんがあつあつで運んできてくださったのに写真は控えようかな……」「静かで落ち着いたカフェで写真は失礼かな?」とほかのカフェで撮影を控えた過去もあるので、細かい配慮も嬉しいポイント。大学生の店長だからこそ気付ける配慮もある、素敵な時間を送れますよ。


退店前にふらっと立ち寄ったお手洗いも開けてびっくり。

「え?鍾乳洞に来たかな?」と思い一瞬水が店内にも流れてきそうで扉を大きく開くのを躊躇ってしまうくらいの空間が登場しました。

疲れた時には異世界へ。非日常に触れて家族や友人と世界観に没頭し、いったん仕事や忙しい日々から離れて落ち着いてみませんか?

■詳細情報
・名称:「VERBENA|魔法のティータイム ヴェルベナ」
・住所:〒420-0035
静岡県静岡市葵区七間町7-8 セブンセンタービル1階
・地図:
・アクセス:JR静岡駅北口から徒歩13分
東海道新幹線もしくは東海道本線を静岡駅で下車。静岡駅北口から徒歩13分
東名高速道路を静岡ICで下車。車で11分です。近隣の有料駐車場をご利用ください
・営業時間:平日/11:00〜18:00(L.O. 17:00)土日祝/10:00〜19:00(L.O.18:00)
・定休日:毎週水曜日
・料金:1,000~2,000円ほど
・公式サイトURL:https://www.verbena-teatime.jp/

まとめ

今回ご紹介した場所はお店の世界観はもちろん、店員さんやその店に訪れる人含め安心しておススメできるところです。

GWを楽しく過ごすにはどこにいくかはもちろん誰と同じ空間を共にするかも意識してぜひ素敵な連休をお過ごしくださいね♪

ライター

大学生時代から自立を目標にフランス(リヨン)へ留学し、バックパッカーになる。旅では銃と遭難で2回ほど死にかけたが、「死ぬこと以外かすり傷」と実感し、出会うものすべてに魅了される。社会人になってからの目標は日本一周。途中駅で下車し、その日見つけた宿に泊まるぶらり旅が好き。

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