こんにちは。旅とカメラが好きな東京在住OLのまどかです。みなさんは、これぞ日本の絶景!という景色をどのくらい見たことがありますか?
私は学生時代、海外旅行が好きで国内旅行よりもよく行っていましたが、社会人になり限られた時間で旅行を楽しむようになり、国内旅行によく出掛けるようになりました。
そこで、日本には海外に負けないほど素敵な景色や知られていないスポットが、実はたくさんあるということに気がつきました。ただ、絶景スポットは人気があり、観光客が多いと思ったことはありませんか?
この記事では四国で見つけた絶景スポットの中で人混みを避けやすいスポットや、人が入り込まないで写真を取れる時間などの情報と共にご紹介していきます。
駅越に海の見える下灘駅<愛媛県>
Photo by Madoka
かつて日本一海に近い駅と言われていた愛媛県JR予讃線の「下灘(しもなだ)駅」。
どこまでも広がる地平線の青と無人の古びた駅舎がどこ懐かしい印象を与えてくれるこの駅は電車旅の番組や、青春18切符のポスターに何度も登場する、日本の絶景の1つです。
今や日本中からこの景色を求めて愛媛県にカメラを片手に来る人が続出しています。
下灘駅はJR松山駅からローカル線で50分ほどです。1時間に1本くらいの間隔で運行しているので時間に余裕があるのであれば、電車で向かうのもいいですね。
Photo by Madoka
車窓から見える海の眺めも素敵です。海を眺めながら美味しい食事をいただける観光列車の「伊予灘ものがたり」も時間が合えば乗りたいところ。
鉄道番組では車内から夕陽が見える観光列車としてよく取り上げられています。
誰もいない駅の写真を撮りたい時は平日の朝早い時間帯が絶対にオススメ。しかし、夕焼けの時間帯もとても写真映えするので、平日を狙って1日に2回訪れてみるのもいいですね。
・名称:下灘駅
・住所:〒799-3311 愛媛県伊予市双海町大久保
・地図:
・アクセス:JR伊予灘線松山駅から約45分、下灘駅下車
・料金:無料
・所要時間:1時間
・オススメの時期:夏
雄大な景色をドライブで楽しむ四国カルスト<愛媛県/高知県>
Photo by Madoka
カルスト地形とは、地表に露出した石灰岩が雨水などで浸食されて誕生した地形のことです。
この四国カルスト愛媛県と高知県の県境にあり日本三大カルストと呼ばれています。ほかの2つは、秋吉台(山口県美祢市)と平尾台(福岡県北九州市)です。
夏は草に覆われた緑のじゅうたん、秋はススキが一面に広がり、春から秋にかけては、放牧牛がのんびりと草を食べる風景を楽しむことができます。
Photo by Madoka
そしてなんといっても、開放感溢れる広い空が大自然を感じさせてくれます。この雄大な景色は「日本のスイス」と例えられています。
四国カルストを見ながら、風を浴びながらのんびりドライブするのがオススメです。他の観光客と接触することなくドライブを楽しめるので、ところどころ気になるスポットは車を停めて、写真を撮るために外に出てみるのもいいですね。
カルストの山頂付近は年平均気温が8~9度という寒冷地ですので、ぜひ暖かい格好をして行ってくださいね。
・名称:四国カルスト
・住所:〒791-1802 愛媛県上浮穴郡久万高原町西谷
・地図:
・アクセス:松山ICから車で45分
・料金:無料
・所要時間:ドライブで約2時間
・オススメの時期:夏または秋
自然が作り出した、にこ淵のエメラルドグリーン<高知県>
Photo by Madoka
にこ淵は日本一の水質を誇る仁淀川の上流域にある淵で、透明度の高い青い水は「仁淀ブルー」と消されています。
太陽の光が注ぐ時間帯、光の角度や加減によってグリーンやブルーに変化する姿はなんとも幻想的です。昼過ぎが一番エメラルドグリーンに見えるのだそう。人混みを避けるなら、平日の昼前だと比較的空いていて写真を撮るのに絶好のチャンス。
また、にこ淵にたどり着くまでは、自然を満喫しながら向かうことができます。紅葉や新緑が楽しめる秋や春がオススメです。
ここは現地の人にとっては、神聖な場所として知られており、くれぐれも水の中に入ったりそこで食べ物を食べたりすることはNGです。
また、にこ淵に行くには車を駐車場に停めてから急な階段や坂を降ることとなるので、歩きやすい服装と、スニーカーが必須となりますので事前に用意をしてから行ってくださいね。
・名称:にこ淵
・住所:〒781-2511 高知県吾川郡いの町清水上分1278
・地図:
・アクセス:高知空港から車で2時間/JR伊野駅からバス(とさでん交通)長沢行き乗車、「程野入り口」下車、徒歩20分
・料金:無料
・所要時間:約1時間
・オススメの時期:秋
ウユニ塩湖のような写真が撮れる父母が浜<香川県>
photo by PIXTA
日本のウユニ塩湖と呼ばれる父母が浜(ちちぶがはま)は全長約1kmのロングビーチです。水面が鏡となって、ウユニ塩湖で撮れるような写真が撮れることから最近話題のスポットです。
水鏡の写真を撮るのにベストなタイミングは、風がなく水面が波立たない時です。日の入り前後約30分間はマジックアワーでオレンジやピンク、赤など夕焼けが見せる様々な表情を背景に写真を撮ることができます。
「日本の夕陽百選」にも選ばれており夕焼けの時間帯は見ものです。ビーチは広いので人と接触しにくいですが、人が映り込まない写真を撮りたい方はぜひ平日を狙うのがオススメです。
・名称:父母が浜
・住所:〒769-1404 香川県三豊市仁尾町仁尾乙
・地図:
・アクセス:さぬき豊中ICより車で20分/JR詫間駅からバス(仁尾線)乗車、「父母ヶ浜」で下車
・料金:無料
・所要時間:約2時間
・オススメの時期:夏
1日たった2回しか見ることができないエンジェルロード<香川県>
photo by PIXTA
瀬戸内海の自然が豊かな島、小豆島には引き潮の時のみ現れるエンジェルロードと呼ばれる不思議な道があります。1日に2回、1回の出現時間は約4時間です。
季節によっても現れる時間帯や道の太さはは異なるので事前に時間を調べていくことオススメします。1日の中で早い時間のエンジェルロードの方が比較的空いていて写真を撮るのに向いています。
また、エンジェルロードが出ている間は反対側にある島に歩いて渡ることができます。展望台からエンジェルロードを見下ろして写真を撮るのも、両側を海に挟まれたエンジェルロードを実際に歩いて渡ってみるものいいですね。
エンジェルロードには小豆島の海に運ばれてきた綺麗な貝殻やガラス破片を見つけることもできます。あまり夢中になっているとだんだんと潮が満ちてきて帰れなくなってしまうこともあるので注意してくださいね。
・名称:エンジェルロード
・住所:香川県小豆郡土庄町銀波浦
・地図:
・アクセス:土庄港より車で約5分/土庄港よりバス(西浦線)で約10分「国際ホテル」下車
・料金:無料
・所要時間:約2時間
・オススメの時期:夏〜秋
日本のマチュピチュと呼ばれる別子洞山<愛媛県>
photo by PIXTA
日本三大銅山のひとつである、愛媛県新居浜市の「別子銅山」は1690年に発見され、1973年まで銅を産出し日本の貿易や近代化に寄与しました。
現在では隠れた見所として、山中で静かに眠る産業遺産巡りをすることができます。その姿はまるで古代遺跡のように見えるので、「東洋のマチュピチュ」と呼ばれています。ノスタルジックな雰囲気と、山々の大自然を感じられる絶景スポットです。
敷地内がとても広く、大自然の中を散歩しながら見ることができるので、密になることなく心ゆくまで写真を楽しむことができます。
写真を撮るのであれば、比較的観光客の少ない晴れた日の午前中だとなおよしです。
photo by PIXTA
別子銅山最後の採鉱本部が置かれていた場所にあるマイントピア別子が、現在は道の駅として、別子銅山観光のメインスポットとなっています。
洞山観光列車に乗って別子洞山の歴史を学んだり、近くにはレストランや温泉施設もあるので1日中楽しむことができます。
・名称:マイントピア別子
・住所:〒792-0846 愛媛県新居浜市
・地図:
・アクセス:新居浜ICから車で約25分/新居浜駅よりバス(せとうちバス)で約20分「マイントピア」下車
・営業時間:10:00〜18:00
・定休日:年中無休
・電話番号:0897−43−1801
・料金:利用する施設によって異なる
・所要時間:約3時間
・オススメの時期:春、秋
・公式サイトURL:https://besshi.com/sangyoisan/tonaru/
絶景を見に、四国へ行ってみよう
壮大な景色と豊かな自然に癒されながら、人が映り込まない絶景を写真に収めることができるなんて、なんとも欲張りな旅行ですよね。
ぜひ次の国内旅行では、絶景を楽しむために四国へ出かけてみてはいかがでしょうか。
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