編集部

三重県うまれ、気づいたら住民票は茨城県。旅をこよなく愛し、放浪するあまり「どこにいるかわからない」と聞かれる始末。2023年にTABIPPOへジョイン。Instagramでは#miiitrip_〇〇というオリジナルハッシュタグで旅情報を発信中。さつまいもとカヌレ、きらきら光る水面が好き。

みなさんには、一度は乗ってみたい”憧れのエアライン”はありますか?

座り心地の良いシート、たくさん預けることが可能な荷物。おいしい機内食、食後にアイスだって持ってきてくれちゃうかもしれない。

そんなサービスが盛り沢山なエアラインのことを「フルサービスエアライン」と呼びます。

余談ですが、私はプラベートでの旅はほぼLCC(=Low Cost Carrier/格安航空)を利用します。なるべく旅費をおさえる旅好きな方もいるはず。

でもそんな方にも、フルサービスエアラインをぜひおすすめしたいのです。


photo by みー

・「ベストエアライン」ビジネストラベラーアワード2022(アジアパシフィック、英国)
・「ベストインターナショナルエアライン」コンデナストトラベラー(米国)リーダーズ・チョイス・アワード2022
・「ワールドベストキャビンスタッフ」スカイトラックス ワールド・エアライン・アワード 2022

提供:シンガポール航空
シンガポール航空は、上記のように様々な賞を獲得している、世界中のエアラインでもトップサービスを誇ります。本記事では、そんな憧れのシンガポール航空について、ご紹介します。

世界最高レベルのサービスを誇るシンガポール航空

photo by みー

シンガポール航空は、1947年に創立。シンガポールのフルサービスエアラインとして、シンガポール・チャンギ国際空港を拠点に世界中に就航しています。

日本では直行便の場合、東京(羽田・成田)、大阪、名古屋、福岡からシンガポールへ、そしてチャンギ国際空港を経由すればその先の都市へ渡航することが可能です。なお、成田からはロサンゼルスへも運航しています。

なかでも、シンガポール航空の特徴は、充実したサービス。機内食やファースト・ビジネスクラスのシート、クルーのサービスなどは世界からの評価も高く、ファンも多くいます。

それでは、東京からシンガポールまでの空の旅をチェックインから機内の様子、食事、アメニティ、ラウンジまで詳しくご紹介していきましょう。

旅の始まりはプライオリティチェックインから

出発の2時間前に羽田空港に到着。いつだって空港にくるのはワクワクしますよね。

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それが今回はなんたって、世界トップクラスの評価を得ているシンガポール航空ビジネスクラスでのフライト。胸が高まらない訳が無い。

まずは荷物を預けにチェックインカウンターへ。海外へ行く時、なるべく荷物を少なくしたい私ですが、今回はビジネスクラス。

40kgも預けられるんだったらお洋服もたくさん持ってってしまえ、着ないかもしれないけれど。という気持ちで、どう考えても多すぎる洋服をスーツケースに詰め込みました。

チェックイン時、エコノミークラスの場合はいつも並びます。

2時間前に空港に到着し、余裕だな〜と思っていてもいざ並んでみると出国ギリギリになることも。これが地味にストレスですよね。

シンガポール航空ではビジネスクラス、ファーストクラスには専用のプライオリティチェックインレーンが設けられているのです。

しかも足元には紫色の絨毯まで。なんだかちょっとVIPになった気がする。嬉しい。

プライオリティチェックインレーンではほぼ待ち時間なくカウンターまで行くことができ、その後のチェックインから、荷物の計測へ(ちなみに13kgだった!あれだけ洋服詰め込んだのに)。

プライオリティタグをつけるまでの一連の作業が無駄なく完璧にこなされます、早い。スタッフさんに笑顔で見送られながら出発ゲートへ向かいます。

世界トップレベルの評価をうけるビジネスシート

ビジネスクラスphoto by みー
お恥ずかしながら、私は今回初めまして、な「ビジネスクラス」。

普段、「フルサービスのエアラインに乗るなんて……!贅沢っ!」

というテンション(もちろんエコノミー)なのに、今回シンガポール行きの飛行機ではエコノミークラスをすっ飛ばしてのビジネスクラスだ。贅沢なんてものじゃない。

もう一生に一度かもしれない!との思いで満喫してきました。

午前8時半過ぎ、機内へ搭乗。

photo by みー
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ビジネスシートは全てのシートが通路に面した1-2-1の横一列、4席のレイアウトになっています。なんだか近未来的な印象をうけるスタイリッシュなキャビンがまず目をひきますよね。

各シートは広々とした半個室のような仕様。

品の良い色のソファのようなシートの横にはコンパートメントボックスがあり、ペットボトルの水、スリッパ、ソックス、ヘッドフォンなどが用意されています。

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「あなたを最高のリラックス状態で空の旅へお連れします」と言わんばかりのフルラインナップアメニティ。

いや、靴下があることに関しては想定外でした。ビジネスビギナーには無理です、そんな予想。

コンセント、USBコードはもちろん、機内ショッピングを利用した場合はタッチ決済までできるらしい。すごい、便利すぎる。

ひとまず、通路に立ってアメニティに感動していては他の方の邪魔になるので、恐れ多いがビジネスシートに座ってみる。もうこれは、座り心地が最高級のソファ……!

飛行機の中に座っているとは思えない心地よさ。そしてなんと足までのばせるように目の前がボックスのようになっているのです。

もうこの時点でビジネスクラス最高。

乗って5分と経ってない。なんなら出発さえしていないのですけどね。

シンガポール航空ビジネスクラスphoto by みー
さて、ここからが少し難問でした。

読者のみなさま、質問です。シートを倒すとき、あなたはどこを操作しますか?

ええ、その通りです。椅子の横か下にあるレバーを引きますよね?しかしこのビジネスシートにはレバーがないんです……!

え?でもフルフラットにできるって聞いたのに?

じつはシートの横にあるタッチパネルで操作可能だったのです。

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しかもこのタッチパネル、触らないと光らないので気づくことができませんでした。

ひとりでしばらくシートが倒せずにわたわた(あくまで静かに、平静を装って)していたわけですが……ビジネスシートの席の倒し方は席横のタッチパネルに触れる、が正解です。

さてビジネスシートを満喫していると、担当のクルーが挨拶にきてくださり、その後、ウェルカムドリンクを持ってきてくれました。

みなさん、まだ離陸どころか動いてさえいないんですよ。なんてホスピタリティ。

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ドリンクは水、オレンジジュース、シャンパンのなかから自由に選ぶことができます。

オレンジジュースは生搾りでとってもフレッシュだし、紙コップなどではなくきちんとグラスにいれて提供してくれるのも嬉しいところ。

離陸前にグラスはクルーが回収をしてくれます。

グラスが回収されたら、いよいよ空の旅開始です。

こだわり抜かれた機内食|計算しつくされた味

フルサービスエアラインの楽しみといえば!

1回は必ず出てくるあれです。

運がいいと2回出てくるかもしれない、あれです。

タイトルに答え書いてあるじゃんとツッコミが入りそうですが、”機内食”ですね。

photo bu みー
シンガポール航空の機内食は世界でも最高レベルと言っても過言ではないクオリティで有名。そのおいしさの秘密はシェフの腕だけではないのです。

じつは、飛行機に乗ると人間の味覚は地上にいる時よりも、気圧の変化の影響で塩味が約20~30%、甘味が約15~20%低下するらしいのです。

シンガポール航空では20数年前から減圧室という施設を利用し、機内で最も美味しく味を感じてもらえるよう食事の味を試行錯誤し届けてきています。

世界中をみてもこの減圧室という特別な施設で機内食を考案しているのは珍しく、この「味覚の低下」という課題に対し科学的に研究している航空会社はほとんどないそうです。

意外と、上空の気圧を想定しながら味付けを濃くしている航空会社も多いそう。

そんななか、的確な科学的数値に基づいて料理の味を研究している機内食がおいしくないわけがありません。

では科学的に研究されている味、そもそものプロデュースはどのようにされているのでしょうか。

こだわり抜かれた機内食|ローカルと世界トップクラスの味を愉しむメニュー

機内食、出てくるだけでワクワクしますよね?

「Fish or Beef?」

そう聞かれたらどちらにしようか。魚もいいけどお肉も捨てがたい、そんなことを考えながら食事を待つ時間はワクワクするものです。

でも、食べられるんだったら、行く国や乗っているエアラインの国のローカルな食事も食べてみたいし、日本を離れるとなると日本食が恋しくなるかもしれない……それなら日本食を食べておこうかな。

選択肢があるのであれば許す限り悩みたいところ、その時間でさえも旅も愉しみのひとつですから。

シンガポール航空は、そんな旅人のささやかな願いを叶えてくれるのです。

世界一流のシェフが提供する空のレストラン

シンガポール航空は早くから「食」に対する強いこだわりをもってきました。

提供:シンガポール航空
世界各地で名声を得ている一流のシェフ、7名からなる「ICP=インターナショナル・カリナリー・パネル」を結成し、シンガポール航空で提供されるメニューの考案をシェフたちが担当しています。

そのメンバーの1人として名を連ねるのが、村田吉弘氏。京都にある京料理・懐石料理の老舗料亭「菊乃井」のオーナーシェフです。

日本発-シンガポール着便では、村田氏がプロデュースした「花恋暦」というメニューをいただくことができるのですが、詳しくは後述しようと思います。

ローカルを愉しみたい人のための”ホーカープロモーション”

やっぱり海外に行くのだから、行く先や乗っている航空会社の国の食べ物が食べてみたい!……そんな人におすすめなのがホーカープロモーション”です。

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ホーカーとはシンガポールの言葉で「屋台」のこと。

有名な屋台料理の有名店と提携し、シンガポールのローカルな食事を機内でも体験してもらおうと考案された取り組みです。

チキンライス、ビリヤニ、ソンファバクテー、コクキーワンタンヌードルなど様々なローカルの食事から選ぶことができます。

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シンガポールってたくさんの種類のローカルフードがあるんですよ。

意外?

シンガポールは多民族が集まっている国なので、様々な食文化がある面白い国なのです。

世界各国の最高峰シェフたちの料理を事前予約できる「ブック・ザ・クック」

わかりやすくお伝えすると

ブック=予約する、
クック=シェフたちの料理

すなわちシェフ創作メニューを含む、メインコースを出発の24時間前まで事前に予約できるサービス、これがブック・ザ・クック*です。*Suites, First Class, Business Class only

photo by みー
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ブック・ザ・クックはスイート、ファーストクラス、ビジネスクラス(飛行時間が1.5時間を超えるフライト)で利用が可能です。

機内食の種類が豊富なシンガポール航空。事前に食べたいものをゆっくりと選んで、それを楽しみに機内で待つ、そんな時間の過ごし方も良いものです。

ヘルシーで健康的な料理が良い!…そんな方にぴったりなウェルネス メニュー

近年聞く機会が増えてきたように感じる「ウェルネス」という言葉。

米国のハルバート・ダン医師によって提唱されたという「輝くように生き生きしている状態」が「Wellness=ウェルネス」です。

健康、心身共に良好な状態を指すウェルネス、その状態を目指すウェルネスビーイング、そんな世のトレンド、ニーズに応える形で登場したのがウェルネスメニュー。

シンガポールの健康ブランド、コモ・シャンバラ(COMO Shambhala)とコラボレーションした栄養や旅の疲労軽減を考えて開発されたメニューたち。

フルーツやヨーグルトなどの抗酸化作用や微量栄養素が豊富な材料を、長時間機内で過ごす中でもリフレッシュしてもらえるような免疫を促進する料理とともに提供しているとのこと。

例えばパンケーキ。こちらは重たくない食感が特徴で女性をはじめとするお客様にも人気のメニューのひとつ。

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是非機会があればみなさまにも食べてみて欲しい一品です。

こだわり抜かれた機内食 いざ実食!

シンガポール航空の機内食photo by みー
ここまで、いかにこだわり抜かれた機内食かを長々と熱弁してしまったわけですが、「実際のところ食べてどうだったのよ!?」と、気になるところですよね。

ビジネス、そしてエコノミーの機内食。もちろん体験してきました。

【ビジネスクラス】日本の一流老舗解析料亭が提供する「花恋暦」

今回のシンガポール行きのフライトでいただいたのは「花恋暦(はなこいれき)」。

京都の老舗懐石料亭「菊乃井」のオーナーシェフ、村田氏がプロデュースしているこのメニューは日本の四季折々の美しさを反映させた和食コースになっています。

口取り、向付け、焼き物、炊き合わせご飯、お味噌汁、季節のデザートと本格的なコースはまるで料亭で食事をいただいているかのような優雅さ。

まず運ばれてくるのは、お花の形に象られた御重に品よく納められた一膳目。

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機内でまさかお刺身が食べられるとは思っていなかったので驚きました。

適度に炙られた真鯛のお刺身を、ジュレ状になった醤油と合わせていただきます。機内は揺れたりするので、汁物を食べたりする時はこぼさないか、服に飛ばしたりしないか、若干ひやひやしますよね。

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そんなことを一切気にせずに真鯛のお刺身に集中できるのはとても嬉しい。ジュレ状のお醤油、天才です。

また驚くほど桜の香りがする蕎麦もぜひ味わっていただきたい一品。

冒頭でもお伝えしたように、上空では人の味覚や嗅覚は地上にいる時と比べて弱ってしまいます。それを忘れさせるかのような香りの良さ。

口に含んだ瞬間に鼻を通り抜けていく桜の香りには驚きを隠せませんでした。

二膳目には焼き魚や炊き合わせのご飯が盛られ、日本人のソウルフード、お味噌汁もついており、大満足すぎるコース。

もちろんデザート付き。私がいただいたのは柚子が使用されているケーキでしたが、ほんのり柚子の食感が残っているケーキは、食後のコーヒーとも相性ぴったりでした。

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基本的に数日から数週間程度の旅であれば、胃が許す限り現地のものを食べ尽くしたい所存。そうすると必然的に日本食は日本を出発するときに食べ納めしなければ。

おいしい和食で一時日本食納めをしたい、そんな欲求を満たしてくれる旅前にふさわしいコースでした。

【エコノミークラス】空の上でピクニック気分が味わえる⁉︎シンガポール航空の新たな試み。サステナブルに配慮した機内食。

シンガポール航空の機内食photo by みー
もちろんフルサービスのエアラインなので、エコノミークラスでも楽しめる、シンガポール航空のお食事。

現在でも十分すぎるくらいおいしい機内食ですが、直近で新たな試みを中長距離線で行う予定とのこと。早速お伺いしてきました。

上空だからこそ嬉しい、温かいメニュー

機内、やはり高度がある場所を飛んでいるだけあって少し寒かったりしますよね?そんなときはあたたかいスープや飲み物を出していただけると、心身共にとてもほっこりしますよね。

ここで機内食でもあたたかい料理を選ぶことができたら……そう願ったことがある方も多いはず。

なんとシンガポール航空ではそんなお声に応えて「温メニュー」を開発してしまったらしいのです!

・ポークボールとピータンを添えたお粥
・ミーシアム
・ラクサ
・ビーフときのこのラグー マッシュポテト添え
・海老入りのフライドキャロットケーキ

なかでも結構嬉しいのは個人的にはやはり現地の温かいご飯、ミーシアムとラクサ。容器は可愛らしいコンパクトな四角いボックス。

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もともとは3時間〜3.5時間のフライト用に開発されたメニューなので一見あまり量が入っていないように見えますが、食べてみるとわかります。

結構ガッツリな量。

従来の機内食トレーと新紙パックの容量を比較した、わかりやすい動画があるのでこちらをご覧ください。

提供:シンガポール航空
聞いてびっくり、見てもびっくり。

この見た目コンパクトな紙ボックス、現在使用されているエコノミーの機内食トレーへ移し替えて見るとその量は一目瞭然、遜色のない多さ。

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ですので、世の中のフードファイターのみなさん(?)、男性の方、安心してください。きっと満足いただけるはずです。

そんな四角い紙パックのボックス、まるで空の上でピクニック気分を味わえる可愛さなのですが蓋を開けるとホワッと立ち上がる湯気と香り。

じつは保温性が高いこちらの紙パック、食べている間もずっと温かいラクサがほかほかで本当においしかったです。

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じつはこのメニュー、ただ乗客の方に温かいものを召し上がっていただきたい、という思いだけではないのです。

環境に配慮するという観点でもこの紙パックはとても効果があるのです。

飛行機の総重量を軽くすると、飛行に必要な燃料を減らすことができます。そうするとCO2排出量の削減にもつながります。

現在シンガポール航空ではエコノミーの食事をプラスチックの容器で提供していますが、今後はそれを紙パックへ移行していく方向で考えているとのこと。

私たち乗客のニーズをかなえつつ、地球への負荷も考えてメニュー開発をしているシンガポール航空、さすがです。

【ビジネスクラス】快適に過ごすコツは、五つ星ホテル並のアメニティ

さて、おいしいご飯を食べた後はリラックスタイムです。

食後のコーヒーやお茶をいただいて、映画をみるでもよし、読書をするでもよし、睡眠タイムもありですよね。

長距離のフライトだったり、時差がある国への移動の場合は、飛行機の中で睡眠時間を確保したいものです。

いざ寝ようというとき、意外と気になるのが飛行機の「ゴーーーーッ」という機械音。

ノイズキャンセリング機能付きのイヤホンを持っている方はもちろんそれを使ってくださっていいのですが、私のようなコードのイヤホン愛用者は機械音が聞こえてきてしまうんですよね。かといって音楽で打ち消そうとすると、音楽が気になって眠れないなんてことも。

シンガポール航空のビジネスクラスに置かれているヘッドフォンが最強でした。

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つけた瞬間に感動する周囲音のシャットアウトの機能性の高さ。

ほぼ周囲の雑音は聞こえなくなり、気づいた時には夢の中。今まで何度もフライトは経験してきましたが目覚めた時の快適さは過去一でした。快適な空上の睡眠のお供に是非使ってみてください。

気がつくと午後16時ごろ。

シンガポールのチャンギ国際空港に到着。至れり尽せりのパーソナルなおもてなしと快適な機内で、不思議と疲れた感じがしませんでした。

なんなら日頃慌ただしく時間に追われて過ごしているけれど、この機内のフライトでのんびりできたことによってリフレッシュできた気がします。

これなら速攻でホテルへ荷物を預けて夜の街散策に繰り出していける、それくらいのエネルギーチャージになるフライトでした。

ありがとう、シンガポール航空ビジネスクラス。

と、締めたいところですが、もうひとつだけご紹介させてください。チャンギ国際空港のラウンジです。

編集部

三重県うまれ、気づいたら住民票は茨城県。旅をこよなく愛し、放浪するあまり「どこにいるかわからない」と聞かれる始末。2023年にTABIPPOへジョイン。Instagramでは#miiitrip_〇〇というオリジナルハッシュタグで旅情報を発信中。さつまいもとカヌレ、きらきら光る水面が好き。

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