荷物の管理方法
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部屋を一人で使う場合以外は、必ず誰かが同じ部屋にいるということです。楽しい列車の旅が起きたら辛い思い出になっていた……ということを避けるために、対策を3つお伝えします。
荷物には鍵を必ずしめる
バックパックの鍵は必ずしめ、一番下のベッドの下に収納しましょう。私は100円均一ショップで南京錠を買い、開けられないようにしていました。
一度閉めてしまうと、何度も開け閉めするのは避けたいところ。必ず乗車してすぐ、その夜に必要なものはベッドの上に出したことを確認して、鍵をかけましょう。
荷物をワイヤーロープでベッドと固定する。
バックパック、貴重品の入ったセミバック共に、ワイヤーロープでベッドに固定しておきましょう。下に収納してあるバックパックは、一番下のベッドの縁に巻きつけます。セミバックは、小物が収納できる網棚か、ベッドの縁に巻きつけます。
私はバックが開かないように、バックのチャックを動かす部分と、ショルダーバックの紐を通すところ、両方に通し、ワイヤーロープを外さないとバック自体が開かないようにしました。
セミバックは抱きしめて寝る
絶対取られたくなかったので、先ほどの鍵対策もした上で、抱きしめて寝ました。誰かが取ろうとした時に、私も感じ取ることができ、起きるからです。
寝台列車での夜の過ごし方
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どのベッドであっても、自分の足元または枕元の壁にライトが設置されていることが多いです。
廊下を含め、夜22時頃から消灯します。なるべく消灯時間は区間によって異なりますが、乗車時に車掌さんがパスポートの確認をしに回ってくる際に聞くことができます。消灯の前に歯磨きや洗顔などを済ませておき、暗くなる前にベッドに戻りましょう。
トイレは皆使うところなので、早めにさっと済ませることをオススメします。電気は真ん中のベッドを除き、各ベッドに備えられています。
手動で点けたり消したりすることができますが、小さい部屋で光が漏れますので、常識のある範囲で使用しましょう。
寝台列車に持ち込んだ方がいいもの
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何度か寝台列車を利用して、これが使えると思ったものを3つだけご紹介します。
ストール
洗っているとはわかっていても、いろんな人が使うシーツ。あまり顔に触れたくないという時に役立つのがストールです。
枕に敷いたり、首に巻くことができるので、質感のいい柔らかいものを一つ持っていると役に立つかもしれません。
スプレー消臭・除菌
綺麗好きにはなんか気になる寝台列車のシーツ。ほんのり香る消臭スプレーだと、慣れない車内でもリラックスできるかもしれません。
香水とは異なり匂いが強くないこと、除菌ができるものであればどこに行っても役に立ちます。
ワイヤーロープと南京錠
バックパッカーには必需品である鍵類。南京錠は100円均一で気軽に買えますが、ワイヤーロープはしっかりしたものをオススメします。私は黒のバックパックだったので、それに合わせ黒のワイヤーロープを、バックパック用とセミバック用の2つを購入しました。
なお、寝台列車には車種や区間によって設備が異なります。この区間乗りたい!と思ったら必ず事前に寝台列車が通っているか、設備がどうなっているかを事前に確認しましょう。
寝台列車でヨーロッパを効率よくまわろう
日本ではあまり乗る機会がない寝台列車。上手に旅程を組むと、移動費と宿泊が一緒になっているので、お得にヨーロッパ中を旅することが可能になります。
次のヨーロッパ旅にぜひ取り入れてみてはいかがでしょうか。