ライター
新田 浩之 フリーライター

国鉄が民営化された1987年生まれ。神戸市出身です。高校の時に読んだある小説の影響で、中央ヨーロッパ、東ヨーロッパ、ロシアに強い関心を持つことに。大学、大学院ではユーゴスラビアのことを勉強していました。2016年3月からライターとして神戸で活動しています。 直近では2015年9月から3ヶ月間、友人を訪ねながら、ヨーロッパ14カ国をめぐる旅を決行。ただ、イギリス、フランス、イタリア、スペインなどの西欧諸国には行ったことがありません。

洞窟城


ポストイナ鍾乳洞とセットで訪れたいのが「洞窟城」です。独特の風貌をした城は、まるでどこかの絵本に出てきそうな雰囲気。現在建っている城は16世紀に建てられたものです。

■詳細情報
・名称:洞窟城(Predjamski grad)
・住所:Predjama, Slovenia
・アクセス:ポストイナ鍾乳洞からタクシーで約60分
・営業時間:9:00~18:00(5月、6月、9月)、9:00~19:00(7月、8月)、10:00~17:00(4月、10月)、10:00~16:00(11月~3月)
・定休日:無休
・料金:大人9ユーロ、学生7.2ユーロ
・オススメの時期:いつでも
・公式サイトURL:http://www.postojnska-jama.eu/sl/obiscite-nas/predjamski-grad/

 

シュコツィヤン鍾乳洞

#skocjanskejame cave #slovenjia

Giulia Zaharさん(@giazahar)が投稿した写真 – 2016 8月 18 1:06午前 PDT


ポストイナ鍾乳洞以外にも有名な鍾乳洞があります。それが「シュコツィヤン鍾乳洞」です。ポストイナ鍾乳洞から33キロ離れた所にあり、石灰石の洞窟となっています。

見所は地底湖。ぜひ、ミステリアスな世界に浸ってみましょう。

■詳細情報
・名称:シュコツィヤン鍾乳洞(Skocjanske jame)
・アクセス:リュブリャナから列車でDivoca(ディヴォチャ)まで乗り、そこからバス
・ツアー出発時間:10:00~17:00までの毎時0分(6月~9月)、10:00、13:00、15:30(4月、5月、10月)、10:00、13:00(11月~3月 日曜、祝日は15時発もあり)
・定休日:無休
・電話番号:(05)-7082110
・料金:大人16ユーロ、学生12ユーロ
・オススメの時期:いつでも
・公式サイトURL:http://www.park-skocjanske-jame.si/

 

ワイン博物館(古いぶどうの木)

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Photo by 新田浩之

ここからはスロベニアの各地方都市にある見所を紹介します。最初にスロベニアの第二都市、マリボルです。マリボルはワインで有名な街。

そんなマリボルでワインのティスティングが楽しめるのが「ワイン博物館」です。珍しいスロベニアワインを味わってください。

■詳細情報
・名称:ワイン博物館(The Old Vine House)
・住所:Vojasniska 8 2000 Maribor
・アクセス:マリボル中央駅から徒歩30分
・営業時間:10:00~18:00(10月~4月)、9:00~20:00(5月~9月)
・定休日:無休
・電話番号:(02)-2515100
・所要時間:1時間
・オススメの時期:いつでも
・公式サイトURL:http://www.maribor-pohorje.si/

 

マリボル地方博物館


「マリボル地方博物館」はマリボル城にあります。マリボルの歴史が学べる様々な展示物があり、特に19世紀のコレクションは充実しています。スタッフも親切に教えてくれますよ。

■詳細情報
・名称:マリボル地方博物館(Pokrajinski Muzej Maribor)
・住所:Grajska ulica 2 2000 Maribor
・アクセス:マリボル中央駅から徒歩20分
・営業時間:10:00~18:00
・定休日:月曜日
・電話番号:(02)-2283551
・料金:大人3ユーロ、学生2ユーロ
・所要時間:2時間
・オススメの時期:いつでも
・公式サイトURL:http://www.museum-mb.si/home

 

コーペル地方博物館

Carpacciov večer v Pokrajinskem muzeju Koper: glasbeni pogovor Etnohist(e)ria + Zamee

Pokrajinski muzej Koperさん(@muzejkp)が投稿した写真 – 2016 6月 11 10:33午前 PDT


列車でピランを目指される方は、コーペルでバスに乗り換えます。実はこのコーペルも、スロベニアの主要都市なのです。

そんなコーペルの歴史が学べるのが「コーペル地方博物館」。特に16世紀~18世紀にかけて、コーペル周辺を描いた絵画は見ものです。

■詳細情報
・名称:コーペル地方博物館(Pokrajinski Muzej Koper)
・住所:Kidriceva ulica 19, 6000 Koper
・アクセス:コーペル駅からバスに乗り約10分
・営業時間:8:00~16:00(火曜日~金曜日)、10:00~16:00(土、日、祝日、5月~8月の土曜日は21時まで)
・定休日:無休
・電話番号:(04)-1556644
・料金:ホームページをご覧下さい
・オススメの時期:いつでも
・公式サイトURL:http://www.pokrajinskimuzejkoper.si/si

 

聖母被昇天教会

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Nika Ilicさん(@nika_ilic)が投稿した写真 – 2015 5月 3 7:17午前 PDT


コーペルを代表する教会です。教会にある塔は高さ36mにもなり、コーペルの象徴ともなっています。

建築の形式はロマネスク様式とゴシック様式の混合ですが、建物自体は18世紀に建てられました。

■詳細情報
・名称:聖母被昇天教会(Stolnica Marijinega vnebovzetja)
・住所:Stolnica Marijinega Vnebovzetja,Koper
・アクセス:コーペル駅からバスに乗り約10分
・営業時間:7:00~21:00
・定休日:無休
・オススメの時期:いつでも
・公式サイトURL:http://zupnija-kp-stolnica.rkc.si/

 

ビーチ

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Blaž Merharさん(@blazmerhar)が投稿した写真 – 2015 7月 6 12:25午後 PDT


コーペルには小規模ながら「ビーチ」があります。トイレやシャワーが完備されており、周辺にはカフェやバーなどもありますので、ちょっとしたリゾート気分が味わえることでしょう。

なお「ビーチ」の利用は無料です。

■詳細情報
・名称:ビーチ(Beach)
・住所:Kopalisko nabrezje1,Koper
・アクセス:旧市街から北西方向
・営業時間:8:00~19:00
・定休日:無休
・オススメの時期:夏期

 

プトゥイ城

次に、スロベニア北東部にあるプトゥイを紹介しましょう。プトゥイのシンボルが「プトゥイ城」です。

「プトゥイ城」は、14世紀~18世紀にかけての様々なスタイルを凝縮した城となっています。場内には「プトゥイ地域博物館」があります。

■詳細情報
・名称:プトゥイ城(Ptujski grad)
・住所:Pokrajinski muzej Ptuj-Ormoz Muzejski trg 1 2250 Ptuj
・アクセス:マリボルからプトゥイまでバスで45分、リュブリャナから直通列車あり
・営業時間:9:00~17:00(10月15日~4月30日)、9:00~18:00(5月1日~10月14日)、9:00~20:00(7月~8月の土曜日、日曜日)
・定休日:1月1日、11月1日、12月25日
・電話番号:(02)-7879230
・料金:5ユーロ、学生3ユーロ
・オススメの時期:いつでも
・公式サイトURL:http://pmpo.si/

 

クレント祭


スロベニアの伝統文化を知りたければ、2月に訪れましょう。プトゥイでは「パンケーキ・デイ(復活祭の40日前)」まで大規模なお祭り「クレント祭」が行われます。

このお祭りでは、秋田のなまはげとよく似たキャラクターも登場します。地元の方と触れ合えるチャンスです。

■詳細情報
・名称:クレント祭(Kurentovanje)
・住所:Ptuj, Slovenia
・アクセス:マリボルからプトゥイまでバスで45分、リュブリャナから直通列車あり
・オススメの時期:2月(パンケーキ・デイまで)
・公式サイトURL:http://www.kurentovanje.net/en/

 

ノヴァ・ゴリツァ


最後に、東西冷戦の最前線の街であった「ノヴァ・ゴリツァ」を紹介しましょう。もともとは「ゴリツァ」として、ひとつの街でしたが、第二次世界大戦終了後、イタリアと当時スロベニアを統治していたユーゴスラビアによって街は分断。

「ノヴァ・ゴリツァ」はユーゴ側のゴリツァになります。もし、歴史に興味がある方は「分断博物館」に寄ってみましょう。

■詳細情報
・名称:ノヴァ・ゴリツァ(Nova Gorica)
・住所:Delpinova ulica 18b 5000 Nova Gorica(インフォメーションセンター)
・アクセス:リュブリャナから列車でJeseniceまで乗り、ノヴァ・ゴリツァ行きの列車に乗り換え
・電話番号:(05)-3304600
・オススメの時期:いつでも
・公式サイトURL:http://www.novagorica-turizem.com/

 

最後に

いかがでしたか。スロベニアは近隣諸国からアクセスしやすいので、ぜひ寄ってみましょう。意外な発見があるかもしれませんよ。

ライター
新田 浩之 フリーライター

国鉄が民営化された1987年生まれ。神戸市出身です。高校の時に読んだある小説の影響で、中央ヨーロッパ、東ヨーロッパ、ロシアに強い関心を持つことに。大学、大学院ではユーゴスラビアのことを勉強していました。2016年3月からライターとして神戸で活動しています。 直近では2015年9月から3ヶ月間、友人を訪ねながら、ヨーロッパ14カ国をめぐる旅を決行。ただ、イギリス、フランス、イタリア、スペインなどの西欧諸国には行ったことがありません。

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