最も有名なのはシンガポールで、ポイ捨てをすると日本円で約4万円もの罰金を支払わなければなりません。他にも上海、クアラルンプール、ケアンズ、ソウルなど、世界の名だたる大都市でポイ捨てをすると罰金が科せられます。
香港ではポイ捨てをした人の顔写真を公開するという、ある意味罰金以上にイヤな制度が運用されています。
ポイ捨てどころか気づかずに禁煙エリアで喫煙しても罰金!
ポイ捨てはおろか、気づかずに禁煙エリアで煙草を取り出して、火をつけた瞬間に罰金を取られてしまう国も存在します。
アメリカでは州によってこのような法律が運用されていますし、ポイ捨てに厳しいシンガポールでも禁煙エリアでの喫煙は罰金です。
オランダやアイルランドでは、公共スペースでタバコを吸ってしまうと、最大で40万円もの高額な罰金が科せられることもあります。
タバコの闇市場が出来ている国もある!
このような締め付けの動きから、実質的に国内でタバコを大っぴらに吸うことが出来なくなっている国も多くなってきています。
そんな中、タバコの価格が値上がりしすぎた国ではタバコの闇市場が登場しているところもあります。エジプトでは、政府がタバコの値段を吊り上げ過ぎたためにタバコの闇市が登場し、関係者の頭を悩ませています。
まとめ
こうしてみると、日本は締め付けが厳しくなったとはいえ、まだまだ喫煙天国だということがよく分かりますね。未だに海外から日本に旅行に来た外国人が「飲食店でタバコが吸えるのは日本くらいだ」と驚くという話もよく聞きます。
海外ではほとんどの国でタバコが実質的に吸えないわけですから、海外旅行に行くのをきっかけに禁煙するというのはかなり現実的な選択肢だと言えるでしょう。