チョリパン(Choripan)
チョリパンはアルゼンチンの代表的な軽食で、ブエノスアイレスにはチョリパンを売るお店が並んだチョリパンストリートがあるほどです。大きなチョリソをはさんだサンドイッチですが、玉ねぎやトマトなどをトッピングします。
モンドンゴ(Mondogo)
アルゼンチンやコロンビア、ペルーで食べられているモンドンゴは、牛の臓物を野菜とともに塩味で煮込んだスープです。食べる時にライムを絞ったりコリアンダーを加えて味を引き締め、アボカドを入れます。レストランではご飯と一緒に出されることが多いです。
セビッチェ(ceviche)
セビッチェは生の魚やエビ、タコなどにタマネギとトマト、香辛料などを加えてマリネした料理です。太平洋岸のペルー、メキシコ、エクアドルなどの新鮮な魚介が手に入る地域で作られています。
ペルーでは国民食とも言われ、前菜としてだけでなく、トウモロコシや豆、芋などを添えて主菜としても食べられています。エクアドルのセビッチェはエビや貝などの冷たいスープでペルーのものとは見た目も味も違います。
パステル・デ・チョクロ(Pastel de choclo)
パステル・デ・チョクロは、チリ中部の伝統料理ですが、今ではボリビア、ペルー、アルゼンチンでも食べられています。鶏のもも肉の上に牛挽肉や玉ねぎ、ゆで卵、オリーブなどを炒めたものをのせ、トウモロコシのペーストをかぶせてオーブンで焼きます。
アレパ(arepa)
コロンビアやベネズエラで食べられているトウモロコシの薄いパンをアレパと言います。プレーンなものだけでなく、中にチーズを入れたアレパ・アサーダや卵を入れたアレパ・デ・ウエボ、砂糖を加えた甘いアレパもあります。
ロモサルタード(Lomo Saltado)
中国からペルーに移民してきた広東の人々が、ペルーの食材を使って作った料理をたチファ料理と言い、リマには6,000軒以上のチファのレストランがあります。
ロモサルタードもチファ料理の1つで、牛肉と野菜を醤油ベースの中華風味付けで炒めますがトマトの酸味が美味しく、大量のフライドポテトを添えたり一緒に炒めたりするのが特徴です。
チビート(Chivitos)
ウルグアイのチビートはハンバーガーのようなサンドイッチです。シュラスコで焼いた肉と野菜のほかにベーコンやゆで卵などをはさみ、必ずオリーブの実をはさむのが特徴です。
タマーレ(Tamale)
エクアドルをはじめペルーやコロンビアでも食べられているタマーレはアンデスの伝統食です。トウモロコシの粉を練ってバナナの葉で包んで蒸したタマーレは、具材に鶏肉、豚肉を使ったり、スパイスの効かせ方など地域によって少しずつ味わいが違います。
エクアドルの海岸地方では、トウモロコシではなく青いバナナを使ったものもあります。
ドゥルセデレチェ(Dulce de leche)
コンデンスミルク、重曹、黒砂糖を煮詰めたクリーミーなソースで、このソースをプリンなど様々なスイーツにかけて食べるのがアルゼンチン流です。
アルファホル (Alfajor)
チリやアルゼンチンなどで大人気のスイーツといえば、やはりアルファホル!牛乳をキャラメルのように煮詰めた「ドゥルセ・デ・レチェ」と呼ばれる甘いミルクジャムをクッキーに挟み、外側をチョコレートでコーティングしたスイーツです。
まとめ
南アメリカのB級グルメは、素朴で材料の味わいを楽しめるものが多いようです。