「ライムをかじるのも、塩をなめるのも胃や舌を守るため。」という説明を海外のパーティーピーポーから受けましたが、効果のほどはよくわかりません(笑)。
ただ、ライムをあらかじめ口にすることで口の中がさっぱりして刺激的なテキーラを飲む準備ができますし、塩のしょっぱさと刺激的な味わいが混じり合わさって心地よい味を演出します。
胃や舌を守る効果は微妙ですが、正しい作法にのっとったほうがよりおいしくテキーラを楽しめるでしょう。
白酒 / 中国
白酒は中国の伝統的なお酒で、パイチュウと読みます。原料はさまざまな穀物で、アルコール度数は40度弱から50度程度。とても香り高いお酒です。
以前は、中国の祝いの席では最初の乾杯といえば「白酒」というくらいメジャーなお酒でしたが、最近はちょっと人気が薄れ気味。
香り高すぎて、度数も高すぎて、最近の中国人の味覚からはずれてきているそうです。そのため、最近では以前より度数を落とした「低度酒」という種類がよく出回っているそうです。
特に若者の間では白酒は人気がないらしく、根性試しで飲んだり、ただ酔っぱらいたいから飲むことはあっても、好んで飲む人はごくまれだそうです。
私が出会った中国人青年には「おっさん酒」とまであだ名をつけられていました(涙)。白酒がおいしく感じるあなたはもしかするとおっさん化がすすんでるのかもしれませんね。
ラク / トルコ
ラクはブドウから作られ、アニスで強い香りが付けられたお酒です。度数は40から50パーセントくらいです。
最大の特徴はなんといっても、もともと無色透明なのに水割りにすると真っ白く濁ること!水割りを作るだけで楽しいお酒なんてめったにないですから、ラクを飲むときは自分で水割りを作るのがよいでしょう。
とはいえ、日本ではあまり売っていないので探すのに苦労するかもしれません。インターネットで購入するのが手っ取り早いです
ラクはアニスの香りがかなり強烈なお酒なので、たんぱくな食事との相性はイマイチですが、トルコ料理は基本的に味が濃くて塩気が強いのでラクとの相性はバツグンです!ぜひ、本場のトルコ料理と合わせてラクをお楽しみください!
まとめ
酒は飲んでも、飲まれるな。わかっちゃいるけど、やめられない(笑)。お酒は旅の大事な相棒。頼りすぎなければ旅を旅しむうえでとっても頼りになるやつです。
今回紹介したお酒は度数がかなり高い酒ばかりなので、飲みすぎると一発でやられてしまいます。でも、ちびちびのめば一杯を長く楽しめるし、どれも蒸留酒なので二日酔いにもなりにくいお酒でもあります。
楽しみ方を考えながらお酒を選ぶようにしましょう。