2.自分の血肉となる「経験」
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出会いと同じように、旅で逃してはならないことが「経験」です。
日本ではできないアクティビティや、日本では体感できないエンターテイメントなど、その土地でしかできないことには時間とお金を惜しまずに費やしてほしいです!
経験しなければ、見えないものがある
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海外には様々なアクティビティがあります。振り返ってみると、今の自分により印象深く残っていることは、日本ではできないこと、自分が体を動かして経験したことでした。
6000m超えの山を登った時には、高山病でフラフラになりながらも山頂へ辿り着いたこと。
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カミーノ・デ・サンティアゴでは、何日間も歩き続け、最終目的地の教会の鐘を聞いた時に涙を流したこと。このような経験は、おそらく死ぬまで自分に残っているのではないでしょうか。
また、このようなアクティビティの最中には、自分ではどうすることもできないほど追い込まれる機会があります。
そんなときには自分の知らなかった一面を思い知らされることとなり、さらに自分と向き合うことができました。
写真や映像では伝わらない熱がある
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海外でのエンターテイメントも、旅において欠かすことのできない要素です。私は幼少期からサッカーをやっていたということもあり、サッカー観戦を一つのテーマとして旅していました。
初めはただの娯楽として考えていたサッカー観戦も、回数を重ねるごとにその土地の文化を感じられるようになっていました。アルゼンチンの試合では、身の危険を感じるほどの熱気がありました。
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サポーター同士が中指を立てあっているヨーロッパにチャンピオンズリーグ。
そのほかにも、クラブチームの試合より、国民全員のお祭りのようなボリビア代表戦や、サッカーを見に来ているのではなく美味しいお酒を飲みに来ているようなローカルなサッカーまで、様々な試合を見て来ました。
自分の好きなものを通して世界を感じることで、文化の違いを実感することができます。
あなたはなぜ世界に出るのか
「自分探しの旅」という言葉を耳にする機会は多いと思います。しかし、世界に出ても、自分は見つかりませんでした。
けれど、見えるものが変わりました。自分を探すのではなく、自分を見つめ直す。自分の価値観と向き合う。これが一人旅の意義の一つだと感じました!