4.海外で人気な日本漫画は読んでいこう
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みなさんは漫画が好きですか?海外には、アニメや漫画から日本を好きになった人が本当にたくさんいます。NARUTO -ナルト-、銀魂、犬夜叉、ドラゴンボール……私はこのうち1つも読んだことがありませんでした。
日本語クラスをとっている現地の生徒たちが嬉しそうに漫画について語っているのに、日本人の私がついていけない!せっかく好意をもって話しかけてくれているだけに、申し訳なく感じました。
外国人が思い描く日本について、もう少し理解する姿勢があっても良かったかなと思います。共通の話題が多いことで、友達作りは格段に楽になります。
5.言葉で心が折れたときは、心のよりどころを作ろう
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これから留学を経験する、すべての人に告げます。きっと一度は心が折れます。特に、多人種が集まる語学留学ではなく、アメリカやイギリスなど英語ネイティブな環境で現地の大学の授業に参加する人たち。
みんなのスタンダードについていくのが必死で、話せない自分に劣等感を抱く人が多いと思います。そんなとき、心のよりどころを見つけましょう。それは上記で伝えた「料理」や「音楽」、そのほかの特技でもいい。
私の場合、心のよりどころはおしゃれでした。スウェット姿、ノーメイク、髪の毛ボサボサのままにしている生徒もいるなか、きちんとした服とメイクをできるだけ心がけ、気持ちを保っていたものです。
「その服おしゃれだね!」から会話が弾むこともありました。ぜひあなたの心のよりどころを見つけましょう。
6.「日本で習っていました!」戦法を使おう
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海外の大学で意外と使えるのは「日本で既に習っていました」戦法。これを使って希望の授業を勝ち取りにいきましょう。私がとったのは「美術応用」のクラス。留学先の大学で「美術基礎」を習得した生徒しかとれないクラスです。
本当は基礎レベルの実力だとわかっていたですが、時間割の兼ね合いで応用のクラスしかとれない。せっかくアメリカにきたから、アメリカ人と一緒に美術のクラスをとってみたい……ということで「一年しかないので応用レベルに入れてください。日本で美術の基礎はやっていたので問題ありません!」と自信たっぷりに交渉していれてもらいました。
私が言っていた美術の基礎=「小学校の図工&中学時代の美術」ということは最後まで秘密。応用レベルのクラスメイトは絵がプロのように上手く、ひいひい言いながらついていきました。貴重な経験だったので、後悔は全くありません。
こういう事例、意外にもよくきくのです。絶対とりたいクラスがある人は一生に一度のチャンスをぜひ掴みにいってくださいね。
後悔ないように「好き」を全力で学ぼう
いかがでしたでしょうか?私にとって、留学は甘い思い出だけではありませんでしたが、人生の宝物のような時間でした。
日本を離れ、海外の環境に飛び込むみなさんは覚悟も度胸もあることと思います。興味のあることには全て挑戦して、最高の留学生活を送ってくださいね!