ライター
さかち 死ぬまでに全ての国を訪れることが夢です♡

旅行とお酒が大好きなアラサー女子(もう女子ではない…)です。 同じく旅行とお酒が好きな旦那とモロッコのサハラ砂漠で出会って結婚。 2016年4月から約1年間、人生の夢であった『夫婦で世界一周』にも行ってきました! 今は旅行の楽しさや世界の美しさをいろんな人に伝えていくことが夢です♪

観光資源不足のスーダン…しかしジキルダンスはすごかった

photo by さかち

過酷な移動を乗り越え、スーダンに辿り着いたら早速観光…したいところですが、噂通り、本当に何もありません。

首都のハルツームには、大型ショッピングセンターが2軒ほどあるものの、基本的には砂に埋もれた小さな街。

photo by さかち

ハルツームで仲良くなった大学生に、「遊ぶ場所に連れて行ってあげる!」と言われて一緒に行ってみたら、広大な芝生が広がる公園でした…!

そのときに、「あぁ本当にスーダンにはあまり観光するところがないんだなぁ」と察した訳です。しかし!スーダンで心から感動するものに出会ったのです!それは、「ジキルダンス」。

ハルツームの中心部から、バスで20分ほどのハマディニールという場所にある墓地で、毎週金曜日に開催されています。

スーダンは火葬ではなく土葬なので、このお墓を見るだけでも結構な衝撃を受けました。

photo by さかち

しかし、それよりも衝撃を受け、心を揺さぶられたのがジキルダンスでした。ジキルダンスとは、イスラムの神アッラーに祈りを捧げるためのダンス。

声が枯れるまで「アッラー!アッラー!」と歌い、叫び続ける人々。倒れるまでクルクルと周り続ける人々。手を繋ぎながら、目を閉じて、アッラーへの祈りを捧げる人々。

photo by さかち

それぞれの表現方法は違うけれど、その場にいるすべての人が、アッラーへの祈りや愛をどうにか形にしようと努力しているのです。何が彼らをそこまでさせるのか。彼らを突き動かす原動力はなんなのか…。

神を信じていない私にはまったく理解することができず、しかし、それでも彼らの熱い情熱が伝わってきて、涙が出るほど心が震えたのです。

そして、私はただ見ていただけなのに、終わった後にはなんだかどっと疲れが現れました。それほど彼らのエネルギーをすごく感じることができた体験だったのです。

■詳細情報(2016年時点の情報)
・名称:ジキルダンス
・住所:Hamad al-Nil Cemetery
・アクセス:ハルツームのJackson Bus Stationからバスで約20分
・営業時間:毎週金曜日16時頃~日没
・料金:無料
・所要時間:3~4時間

 

観光する場所は少ないけれど…スーダンの一番の魅力とは

photo by さかち

そんなスーダン。もちろん、ちゃんと観光する場所もあります!たとえば、首都ハルツームからバスで9時間ほどの「カッサラ」という街。

この街にあるタカ山という奇岩の山は、なかなかご立派。夕日に照らされる姿も非常にカッコいいですが、この山に登って、上から眺める夕日も最高です。

photo by さかち

他に、首都ハルツームには、エチオピア側から流れてくる青ナイルと、ウガンダ側から流れてくる白ナイルが交流する場所があるんです。

オムドゥルマン橋という橋から眺めることができるのですが、確かに色の違う川が合流している姿を見ることができました。

小学校の頃に習った有名なナイル川が合流する地点を見れるのは、なかなか面白かったです。

photo by さかち

あと、スーダンにもメロエのミラミッド群というピラミッド遺跡があるんですね。

photo by Shutterstock

今の姿は復元されたものというのと、エジプトのギザのピラミッドを見た後では、規模が小さいと感じてしまうかもしれませんが…。時間が許す方はぜひ訪れてみてはいかがでしょうか?

でも、それよりなによりスーダンの魅力としてお伝えしたいのは、「スーダンの人々の優しさ」です。

photo by さかち

カメラを向ければ笑顔で微笑んでくれる。手を振れば、笑顔で振り返してくれる。

道端でコーヒーを飲んでいたら、まったく話してもいないおじさんが「スーダンへようこそ」と言って、コーヒー代を払ってくれたことまでありました。

photo by さかち

スーダンの平均年収は20万円とも聞いたことがあります。月収ではなく年収です。

それなのに、見ず知らずの外国人に恵む心を持っているってすごいことだな…と衝撃を受けたと同時に、自分の小ささを思い知ったのでした。

イスラムの教えの中には、喜捨というものがあります。本来は貧しい人を助けるために事前の寄付をすることですが、その教えから派生して、人々に恵む広い心を持っているのかもしれません。

スーダンは、そんなイスラム教の素晴らしさを味わえる場所なのです。

 

まとめ

photo by さかち

いかがでしたか?スーダンの人に、「スーダンには3ヶ月以上滞在しないと理解なんてできないよ」と言われました。確かにそうかもしれません。

情報がないだけで、もっと観光する場所もたくさんあるのかもしれません。でも、たった5日間、数都市の滞在でも、スーダンの魅力の一部を十分に感じることができました。

確かにビザを取得するのは面倒かもしれません。しかし、世界一周中でもないと、なかなか訪れる機会のない国のはずです。

ジキルダンスとスーダンの人々の優しさに触れるためだけにでも!世界一周中には、ぜひスーダンも飛ばさずに訪れてみてください!

世界三大ウザい国で有名なエジプトと、世界で最もウザい国と呼ばれるエチオピアの間で、唯一の(!)癒しにもなるはずです。

※ただし、スーダンに入国するとアメリカにビザなしでは入れなくなってしまうようなので、その点はご注意くださいね!

ライター
さかち 死ぬまでに全ての国を訪れることが夢です♡

旅行とお酒が大好きなアラサー女子(もう女子ではない…)です。 同じく旅行とお酒が好きな旦那とモロッコのサハラ砂漠で出会って結婚。 2016年4月から約1年間、人生の夢であった『夫婦で世界一周』にも行ってきました! 今は旅行の楽しさや世界の美しさをいろんな人に伝えていくことが夢です♪

RELATED

関連記事

RANKING

人気記事ランキング