この岸壁、チョークの原料と同じ物質でできているため、毎年波により10cm以上の浸食が進んでおります。そのため、いつかはこのきれいな風景も見ることができなくなってしまいます。
世界七不思議のひとつ ナスカ地上絵
世界の七不思議の一つといわれている、ナスカの地上絵です。
この絵は、紀元前2世紀から8世紀ごろに栄えたナスカ文化の人々が書いたと考えられております。たったの30cmの深さで幅が1~2mだけで作られております。
この地域はほとんど雨が降らず、非常に乾燥していたため、この長い間地上絵が残り続けていましたが、気候の変動により雨の長が徐々に増えつつあります。
ペルー政府が保護にあたっているため、進行を食い止めてはいますがそれでも追い付かなくなる可能性があります。
アフリカ最高峰であり7大陸最高峰 キリマンジャロ
タンザニア北東部にあるアフリカ大陸の最高峰の山。
山頂の万年雪は、2000年の時点で、19世紀末に比べて12%にまで縮小しており、国連環境計画によれば「2020年までに完全に消滅する可能性がある」とのことです。
失ってからでは遅い
どれも非常に素晴らしい絶景です。失ってしまう前に是非見ていただきたい風景です。
もし、これらの景色が失われてしまえば、見たいと思っても二度と見ることができなくなってしまいます。保護され続けてもらうことも願いたいですが、なくなってしまう前に是非ご自身の目で見に行ってほしいです。