スイス旅行
ライター
KAWAHATA KANA ワーホリック女子

英語力ゼロからのフィリピン留学。そのまま運と勢いに任せてオーストラリア、カナダ、イギリスの3カ国でワーホリ生活を経験。気づけば海外生活は8年、渡航国数30ヵ国以上。ヨーロッパの魅力にどハマりしたワーキングホリデーホリック、略してワーホリック女子です。 海がすき!旅行が好き!食べるのもお洒落も欠かせない!という欲張りアラサー。 トラベルライターとしてSNSなどを活用して、心ときめくおすすめスポットを紹介しています。

「SBBアプリ」を事前にダウンロードして最新情報をゲット

スイス旅行 SBB
「SBBアプリ」はスイスの公式交通アプリで、ピーク時以外の格安列車のチケットを入手できるほか、スイスの交通に関するスケジュールや公式情報がすべて掲載されています。

また、遅延情報などもリアルタイムで更新されるので、旅行に行く際は事前にインストールしておくと便利です。

スイストラベルパスを上手に活用してお得に旅しよう

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スイス旅行に行くなら事前にチェックしておきたいのが「スイストラベルパス」。

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スイスは公共交通機関や登山鉄道などの料金が非常に高額です。スイストラベルパスも決してお安いものとは言えませんが、使う頻度や目的地によってはかなりお得に旅ができます。自分の旅のニーズと照らし合わせて参考にしてみてください。

スイストラベルパス

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まず、もっとも人気で定番なのが「スイストラベルパス」。スイス国内の主な公共交通機関である電車、バス、トラム、船、鉄道が指定期間内で乗り放題になります。切符を毎回購入する手間もなく、さきほどご紹介したSBBアプリとの連携も可能でとても便利です。

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利用期間は、3日、4日、6日、8日、15日のいずれかから選ぶことができます。定期的にお得なキャンペーンが開催されており、上記通常期間プラス2日間分が乗り放題になることもあるので、頻繁に公式サイトをチェックしておくのがおすすめです。

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さらに、特典として500以上の美術館・博物館への入場が無料になるほか、山岳鉄道が最大50%割引になります。

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山岳鉄道はチケット代がとても高いため、半額になるのはかなり嬉しいポイントです。

有名どころで例をあげると、2023年7月現在、ツェルマットのゴルナーグラート鉄道は往復で126フラン(約2万円)。さらに、ルツェルンから日帰りできる世界一急勾配な「ピラトュス登山鉄道」も往復で78フラン(約1万3,000円)。これらがスイストラベルパスを利用すると半額になるので、それだけでも十分お得ですよね。

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スイスに長期滞在し、各地を巡りたい方には購入をおすすめします。

スイスフレックスパス

スイストラベルパス・フレックスは、1か月以内であれば、日にちが連続していなくても、移動日を自由に選択することができます。

移動日に合わせてパスを使えるので、例えば3日間同じ街に滞在してから別の街へ移動するなど、旅の行程がしっかりと決まっていて、公共交通機関を使う日と使わない日がある方におすすめです。

スイスハーフウェアカード

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スイスハーフフェアカードは、スイス国内の公共交通機関および山岳鉄道を半額で購入できます。移動は少ないけど、山岳鉄道には乗りたい方にはこちらのパスがおすすめです。

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その他にも詳細や注意事項などは公式サイトに記載があるので、事前にしっかりと調べて購入しましょう。

山頂の様子はライブ映像で確認

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「山のお天気は変わりやすい」とよく言いますが、麓のお天気がよくても山頂は霧濃く、せっかく高いチケット代を払って訪れても何も見えないなんてこともしばしば。

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そこでおすすめなのがライブカメラです。スイスの多くの登山道や山頂には、ウェブカメラが設置されているため、リアルタイムで現地の映像を確認することができます。

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もちろん、山頂に向かっている途中で天候が急変することもあるため、あくまで参考程度ですが、現地のガイドさんもウェブカメラをチェックしてルートや登山の可否を決めることが多いのだそう。

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ケーブルカーの多くは個人所有で運営されており、鉄道やバスのようなスイスの交通システムの一部ではないため、先ほどご紹介したスイス半額パスやスイストラベルパスの対象外です。※割引があることが多いので、対象であるかどうかわからない場合は、ひとまず見せることをおすすめします。

せっかく高いチケットを購入したのに、何も見えなくて残念……という事態を避けるために、活用を検討してみてはいかがでしょうか。

アルプスの天然水が飲み放題!ウォーターボトルを持参しよう

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氷河や高山が多いスイスは、水質基準が非常に高いことで知られており、多くの街や小道に噴水や蛇口が設置されています。

そのため、ウォーターボトルさえ持ち歩いていれば、スーパーで飲料水を購入する必要はなく、常に飲み水を噴水から補充できます。

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まれに飲み水ではなくただの噴水の場合もありますが、写真のようなマークがついている場合は安心して飲むことができます。

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ぜひスイス旅の際はお気に入りのウォーターボトルを持参して、おいしく、お得に、エコな旅をしてみてはいかがでしょうか。

何を着ていく?寒暖差には要注意

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旅行前に頭を悩ませるのが服装ですよね。筆者が訪れた6月中旬は、同じスイス内でも地域によって気温差がかなりありました。

3,000mを超える山の山頂にはまだ雪が残っていましたし、標高の高いアルプスの山々に囲まれた街(ツェルマットやララウターブルンネンなど)は肌寒く、トレーナーを着ていてちょうどいいと感じる気候でした。

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その一方で、ルツェルンという湖畔の街を散策した際はキャミソールで歩いていても暑さを感じました。もちろん天候によって左右されますし、いつ旅をするのか、どこに行くのか、どんなアクティビティをするのかで服装は大きく変わります。

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特に、ショルダーシーズンにスイスに行かれる方はご注意を。湿度の高い日本の気候とは違い、日中がどんなに暑くても朝晩は上着が必要なくらい肌寒くなります。どちらでも対応できるよう、羽織ものを持参するのがおすすめです。

食費はToo good to goで上手に節約

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スイスは世界一物価の高い国の一つとして知られています。多少の地域差はあれど、レストランで食事をすると、日本の外食の2倍以上の価格を覚悟する必要があります。

旅行の日数、予算や旅の仕方にもよってももちろん変わってくると思いますが、スイス滞在期間が長くなればなるほど外食のハードルは上がってしまいます。

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そこでおすすめなのが「Too good to go」というデンマーク発祥のアプリ。

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欧州に住む方はご存じかと思いますが、Too good to goは”フードロス削減”を目指したアプリで、その日の売れ残りや破棄食品をとてもお手頃な価格で購入できます。

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お店側は本来無駄になってしまう破棄商品を売れて、購入側はお得に食べ物を買える、ウィンウィンのサービスです。自分の旅のスタイルに合わせてうまく活用してみてください。

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もちろん、その国の名物料理を食べるもの旅行の醍醐味ですよね。スイス名物のチーズフォンデュやロスティは、一度は現地で味わいたいもの。

有名な観光地よりも、ちょっとした田舎町は比較的レストランの価格もお手頃な傾向にあるので、自分の行き先に合わせて、どこで何を食べたいかをざっくりと決めておくとスムーズでお得な旅ができますよ。

お土産はスーパーマーケットで調達

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物価の高いスイスでは、お土産選びも一苦労。観光客の多いスイスには、たくさんのお土産ショップが点在していますが、ばら撒き用のチョコレートなどはスーパーでの購入がおすすめです。

スイスで有名な大手スーパー「ミグロス」は、チョコレートの種類がとても豊富。実際に、お土産物屋さんで売っているものとまったく同じチョコレートがより安価で販売されていました。

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その他にも、スイスの家庭料理「ロスティ」が手軽に作れる商品もあり、ちょっとしたお土産にももってこい。ぜひ現地スーパーでお土産を探してみてください。

自分らしい旅をプランニングしよう

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何も決めず、そのときの心赴くままに旅をするのもいいものですが、スイスは「自分がなにをしたいのか」「どんな旅がしたいのか」を明確にしておくことで、より旅に集中し、魅力を堪能することができる国だと感じました。

旅の目的は人それぞれ。スイス旅をする前に、ぜひ旅の目的をもう一度考え、自分らしい旅をするための事前準備をしっかり行いましょう。この記事が皆さんの旅のお役に立てば幸いです。

All photos by Kana Kawahata

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KAWAHATA KANA ワーホリック女子

英語力ゼロからのフィリピン留学。そのまま運と勢いに任せてオーストラリア、カナダ、イギリスの3カ国でワーホリ生活を経験。気づけば海外生活は8年、渡航国数30ヵ国以上。ヨーロッパの魅力にどハマりしたワーキングホリデーホリック、略してワーホリック女子です。 海がすき!旅行が好き!食べるのもお洒落も欠かせない!という欲張りアラサー。 トラベルライターとしてSNSなどを活用して、心ときめくおすすめスポットを紹介しています。

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