その他

1997年横浜生まれ。鎌倉学園高校卒業。2016年に明治大学入学。在学中にIBPオーストラリア留学、ベトナムで長期インターンを経験。帰国後、株式会社TABIPPOに長期インターンとして加入。現在は原宿で外国人とシェアハウスをしつつ、PEACE DAY19やラグビーW杯の運営に関わる。これまで20ヶ国を訪問した休学2年目。

③世界一周中の一番の思い出は?


やはり、1番は2019年末に行ったクラファンですね。

実は、世界一周を始める前からニューヨークあたりでお金が尽きるのはだいたい予想出来ていて。だから、そのタイミングでお金が集まるようにクラファンを開始しました。

世界一周する前から旅人として成り上がりたい欲があったので、あえてバイトしてお金を闇雲に貯めるのではなく、世界一周後に活きるようなコミュニティ作りに時間を割いていました。

実際に世界一周を開始してからも、毎日Instagramのストーリーで発信しました。旅を盛り上げるために、行く予定のなかったヨーロッパにも行ったのですが、クラファンはイマイチ盛り上がらなくて。

そうしているうちに、ついにニューヨークに到着しちゃったんですよね。さらにそのタイミングで、体調も崩してしまったので、クラファン最終日はほとんど諦めて空港のベンチでぐったりしていました。


そんな時、自分がお世話になってくれた人達がドカンと支援してくれた上に、snsで拡散までしてくれたんですね。さらに、ある友達にもこっぴどく怒られて、完全に火が付きました。

「ここまで色んな人のお世話になって、自分が諦めるわけにいかない」って。そこからは、もう手当り次第に協力をお願いしました。クラファン自体も完全に勢いに乗って、ラスト1日で30万円を集めて目標を達成したんですよね。

最終的に、総勢152人の方々が支援してくれました。自分の活動を応援してくれる人のありがたみを心の底から感じましたね。フォロワー数も大切だけど、それ以上に関係性が大切なんだと痛感するすごく大切な経験です。応援してくれた皆さん、改めてありがとうございます。

(ちなみに、TABIPPO代表のしみなおさんは、僕のクラファン最終日は朝からお酒を飲んでいたらしく、目標達成後に支援してくれました。笑)

トルコのカッパドキア

④世界一周前後で自分のステータスを比べると?


1.言語力

ヨーロッパをヒッチハイクで周遊してた経験から、確実に英語は話すのも聞くのもできるようになってきたのを感じました。けれど、その後に行ったアメリカでは聞き取りがまだまだなんだなと痛感させられたり。伸びしろですね。

スペイン語に関しては、2年前の南米旅に引き続き、旅をする中で必要最低限な単語を片っ端から覚えていたので、ブロークンですが少しずつ会話できるようになっています。

2.決断して行動する力

決断力と行動力に関しては元々自信がありましたが、世界一周中は決断と行動の連続だったんです。なので、自分は何を基準に判断をすべきか、したいのかなどがより明確になってきました。

3.自己分析力

自分と向き合う時間を大切にしたかったので、世界一周中もなるべく一人旅をすることを意識していました。帰国したらどんなことをしたいか熟考できたと思います。自分の中で再確認できたイメージですかね。

⑤これから世界一周や旅に出る予定の人へ「格言」をください!


旅のテーマを決める必要なんてない」です。

最近だと、「世界一周」x「何か」といった感じで、オリジナリティを出すのが流行っていますが、世界一周に何かをかけ合わせるって意外と難しい。

例えば、映像作ったり、SNSでの発信があると思いますが、途中で息切れすることも多々あります。僕に関しては、良いカメラも持ってないし、映像も作れないし、リフティングでパフォーマンスができるわけでもない。

けど、だからこそ旅を純粋に楽しめた部分はあると思います。自分には何もないからこそ、ありきたりな旅を楽しめた。だから、無理してオリジナリティを作る必要もないし、別にやりたくないならSNSもやらなくていい。

やっぱり大切なのは旅を楽しむ気持ち。別に旅は誰かに見せるものじゃない。発信疲れしちゃうのは本末転倒だなって感じます。まず、テーマなんてなくとも十分旅は楽しめますよ。

なので、旅に出発する前の人には、改めて誰のための旅かを考えてほしいと思います。やっぱりまずは自分が旅を楽しまないと。

世界一周とコミュニティ

腕にスフィンクスを乗せようとして全く上手くいかなかった写真
というわけで、今回はきょろこと、武井恭陛くんにお話を聞きました。同世代で、しかもクラファンを用いて世界一周を達成したきょろの話はすごく刺激になりました。

僕自身、世界中を旅したいと思いつつ、世界一周はする必要ないかなとも思ったりしていました。しかし、こうやって世界一周を達成した人の話を聞く度に、旅ではなく、世界一周がもつ魅力に引き込まれている気がします。(あと、毎回出てくるウユニ塩湖。)

もう1つ感じたことは、コミュニティです。きょろも文中でコミュニティについて言及していますが、やっぱり自分の考えや旅を応援してくれる仲間ってすごく貴重ですよね。

旅というと、どうしても「放浪」といったネガティブなイメージが日本ではまだ根強いと僕は感じています。だからこそ、一緒に支え合える仲間がいると素敵だなと感じました。

すこし話が横に逸れますが、TABIPPOでは現在、「世界で通用するグローバル人材育成プログラム」として昨年からスタートしたPOOLOの第2期生を募集しております。


学生と社会人合わせて150人で学ぶ、通年性のコミュニティ。旅や海外を通して、世界で活躍できるビジネスパーソンについて考えます。また、SDGsやウェルビーイングといったグローバルトレンドも皆さんと一緒に学べたら嬉しいです。

ご興味ある方いましたら、ぜひチェックしてみてください!

POOLO公式ページへ

それでは、第4回目でお会いしましょう。次回は潔癖症だけど世界一周しちゃったTABIPPO社員のあの人。学生支部の皆さんにはお馴染みかも!

Hastaluego amigo!

Travel photos by Kyohei Takei

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1997年横浜生まれ。鎌倉学園高校卒業。2016年に明治大学入学。在学中にIBPオーストラリア留学、ベトナムで長期インターンを経験。帰国後、株式会社TABIPPOに長期インターンとして加入。現在は原宿で外国人とシェアハウスをしつつ、PEACE DAY19やラグビーW杯の運営に関わる。これまで20ヶ国を訪問した休学2年目。

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