ライター
シャンディ (岡村龍弥) TABIPPO学生支部ディレクター

合同会社ギルド代表。トラベルプロデューサー/フォトグラファー。学生時代に海外旅の楽しさに魅了され、大手IT企業に就職後も旅を継続、退職して世界一周後、起業。自分のやりたいをみつけ実現までサポートする「タビゼミ」主催。場所を選ばないノマドワーカーという働き方を広めることで人生の選択肢を増やしてほしい。大学講師、チェコ親善アンバサダー。

「Tinder」と聞くと「恋人を探す出会い系のマッチングアプリ」をイメージする人が多いのではないでしょうか。

実はそのイメージをもっているのは日本国内だけで、海外では「友人をみつけるためのマッチングアプリ」の印象のほうが強いんです。

とくにTinderに備わっている「パスポート機能」を使うと、旅先で一緒に観光をしたり、遊んだりする友人と、出国前に出会うことができます。


そこで、Tinderを使って旅先での人との出会いをもっと多くの人に知ってもらおうと、この度TABIPPO学生支部のメンバーたちがTinderパスポートの学生アンバサダーに就任しました!

前述した「パスポート機能」を使って、出国前から現地の方たちと繋がることで、旅をより実りあるものにできるのか、実際にTABIPPO学生支部メンバーにチャレンジしてもらう本企画。

「旅をする前に、旅先の現地の人と繋がる文化をつくる」ことをミッションに掲げ、Tinderパスポート機能の良さをこの記事を通してお伝えできればと思います。

旅先で友だちができるTinderパスポート機能とは


Tinderは通常、自分がいる場所を起点として160km範囲にいる人とマッチングする仕組みになっています。ところがパスポート機能を使うと、地図でピンを留めた場所を起点として、その範囲内にいる人とマッチングができるようになるんです。

お互いにLikeを押してマッチングしたら、通常のTinderと同様に双方でチャットを送り合うことができるようになります。旅を計画している人は、チャットを通して現地のおすすめスポットなどを教えてもらったり、都合がつきそうであれば実際に会う約束をしてみるといいでしょう。

また「恋人がほしい」以外の選択項目に、「いい人がいれば付き合いたい」「友だちがほしい」「暇つぶし」「チャット相手」があるので、旅先での出会いを目的とするならば、「友だちがほしい」「チャット相手」に設定しておくといいかもしれません。

マッチしたい人の性別も「男性」「女性」「みんな」と選べるため、異性と出会うことに抵抗がある方は同性を設定しておけば安心です。

Tinder × TABIPPOの「旅×出会いワークショップ」開催


#Tinderパスポート学生PRアンバサダー によるワークショップを開催したので、その様子もお伝えします。今回TABIPPO学生支部のメンバーたちに実際にTinderパスポート機能を使ってもらうにあたり、海外へ渡航する前にワークショップを開催しました。

旅の前にアプリを活用してもらいたいというTinderの思いと、「旅と出会いを通じて人は成長できる」というTABIPPOの想いが一致し、今回の「旅と出会いに関するセーフティワークショップ」が実現。

ワークショップではまず、渡航数50ヶ国以上と旅の経験が豊富でTinderパスポートアンバサダーでもあるシャンディから「旅の心得と旅を最大限楽しむためのコツ、そして経験にもとづいた旅先で人と会う際の注意点」についての講義が行われました。

続いて、Tinder社の方から旅先でTinderを使用する際の安全対策に関するセーフティ教育についての話があり、気をつけるべきポイントが明確になったのがよかったです。

旅のセーフティに関しては、「そもそも旅はすべてが自己責任である」という基本をあらためて認識した上で、事前に準備しておくべきこと、旅の楽しみ方、また現地で旅人と出会う方法や、現地の人と出会う方法が実体験に基づいて語られていたのが印象的でした。

また、現地の人と出会う方法の1つとして、Tinderパスポート機能の活用も選択肢として紹介されました。

出会いのセーフティでは、Tinderの基本的な機能紹介からはじまり、パスポート機能の使い方、マッチングした相手と合わないと感じた場合は連絡先をブロックする機能があること、アプリ内の「セーフティーセンター」の存在、Tinderのハウスルールなどの話があったので、どんなことに気をつけるべきかが明確になったのがよかったです。

参加した学生たちの声を紹介

普段関わることのない現地の人と出会うことが旅の醍醐味だと思いながらも、騙されたりしないか心配で、海外旅行に行っても警戒して中々声を掛けられずにいたのですが、ワークショップに参加することで、実際に現地に行った際の注意点が明確になり、旅先での出会いが楽しみになりました。

さらにTinderパスポートの機能を使って渡航前から現地の人と繋がってメッセージをやり取りすることで、事前にお互いのことを深く知ることができることがわかりました。次からは安心して海外での出会いも楽しめそうです!

実際にパスポートアンバサダーたちがTinderでマッチングにチャレンジ

TABIPPO学生支部は夏のイベントとして、今年度はタイのチャンマイで3泊4日の合宿を行います。

事前にワークショップを受けたTABIPPO学生支部メンバーの中から、Tinderパスポート学生PRアンバサダーを選出。実際にパスポート機能を使用して位置情報をチェンマイに設定し、Tinder内でマッチングを実施しました。

チェンマイにいる方と繋がり、渡航前に美味しいお店の情報を教えてもらうこと、そして実際に滞在する日程で会えるのかにチャレンジしてもらいました。

今回の企画では、「恋人がほしい」「いい人がいれば付き合いたい」の選択肢をはずし、「友だちがほしい」「チャット相手」を求める形でマッチング。

実際に使用したアンバサダーたちへのヒアリングの結果、言語設定を「英語」だけではなく「日本語」も設定しておくことで、日本の文化に興味がある現地の方や、タイ在住の日本人ともマッチングできたという報告がありました。

またプロフィールにも「旅行でタイにいくこと」「恋愛を目的としたマッチではないこと」を明記することが効果的だったという声も。

一方で、困ったこととして、現地の方とマッチしたうえでメッセージのやりとりをしても、どうしても日程があわずに会う約束ができなかったり、マッチした相手との最初のメッセージの始め方や会話の進め方がわからず、難しさを感じたり、会話が続かないという声もありました。

Tinderパスポート機能で本当に現地で友だちと出会えるのか

次の記事では、実際にTinderパスポートアンバサダーのメンバーたちがタイに渡航してどんな体験をしたのか、現地の方とのコミュニケーションの様子を中心に、使ってみた感想をお伝えできればと思います。

果たして「恋人と出会うマッチングアプリ」というイメージは払拭されるのでしょうか。そして旅前から「現地の人と繋がった状態で旅にいく」ということは今後の旅人たちのスタンダードになるのでしょうか。

興味をもった方や、今後海外に渡航予定がある方は、ぜひTinderのパスポート機能を使用して、ご自身でも試してみてくださいね。

ライター
シャンディ (岡村龍弥) TABIPPO学生支部ディレクター

合同会社ギルド代表。トラベルプロデューサー/フォトグラファー。学生時代に海外旅の楽しさに魅了され、大手IT企業に就職後も旅を継続、退職して世界一周後、起業。自分のやりたいをみつけ実現までサポートする「タビゼミ」主催。場所を選ばないノマドワーカーという働き方を広めることで人生の選択肢を増やしてほしい。大学講師、チェコ親善アンバサダー。

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