4.海外に荷物を送る時、関税や手数料が別に必要
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海外に荷物を送ったとき、その荷物は必ず税関を通ります。そして各戸に運送業者により配達されますが、荷物が届いてから、関税や手数料が請求されてくる場合があります。送り主は運送料その他を全て払ったつもりでも、このようなケースがあります。
相手先がお客様の場合は失礼なこととなりますので。発送者側で送るときに運送業者にこのことも事前によく確かめましょう。
5.海外に荷物を送る時、船便の場合の注意事項
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船便のメリット、デメリットでよく言われるのは船便は通常日数が1~3ヶ月くらいかかり、荷物の取扱が荒く、中身が破損する場合や紛失する場合もあり保障がしっかりしていない。しかしメリットは大きく重さのある荷物を運ぶことができ、航空貨物よりかなり安い料金で運搬できる。
また送れるものも航空機に比べて規制がゆるく、航空機で送れないものも船便なら送れる場合がある。貴重品や精密機械、部品、生鮮食品などは船便より航空便の方がよいでしょう。
6.海外に荷物を送る時、大きく遅延する時がある
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アメリカに荷物を送った時、予定の到着日時より大幅に配達が遅れる場合があります。これは税関において、追加の検査、X線検査があった時は通常より1週間ほど遅れます。しかも追加料金として$30~$100くらい別料金として請求されます。
さらにIntensive検査という全数検査の該当貨物となったときは、配達まで2週間くらい遅れます。これも追加料金として$1,500~$2,000くらい請求がきます。貨物の内容次第ですが、こういう場合もあるということも知っておくことが必要です。
またオーストラリアは(オーストラリアだけ)は毎年12月1日から25日までに入港した荷物は1ヶ月遅延します。クリスマス関連荷物が優先するからです。
まとめ
海外に荷物を送る事は、普段の生活の中では常にあることではありません。海外輸送関連業務は1つの大きな産業です。輸出入を専門に行っている会社の担当部署はプロですから貿易管理令などは熟知していて、問題はありませんが、素人は大変です。国内宅急便のように簡単に安く、早く荷物が送れるわけではありません。
結局は運送業者に委託することになりますが、費用は結構かかりますから、自分でもできること(こん包や書類作成)は積極的に行うことをおすすめします。