2017年のアメリカ横断する編集部から早9ヶ月。2018年はシベリアを横断して、サッカー日本代表のワールドカップ出場を応援する旅に出ることにしました。「1日で飽きるのに、7日間も乗る」で有名なシベリア横断鉄道に乗車します。
W杯観戦後は、ヨーロッパを反時計回りに旅行して、最後はポルトガルから帰ってきます。全部で40日間、9ヶ国を訪れる予定です。
シベリア横断&ヨーロッパ大回転ルート(予定)
東京→ウラジオストク(ロシア)→イルクーツク→エカテリンブルク→モスクワ→ドイツ→ポーランド→エストニア→ラトビア→リトアニア→フィンランド→アイルランド→ポルトガル→ドバイ→東京
細かいルートは変わるかもしれませんが、大まかにユーラシア大陸の東端にあるウラジオストクを出発して、ユーラシア最西端のポルトガル、ロカ岬まで旅をします。
東京から3時間でウラジオストクへ
日本から一番近いヨーロッパと言われる「ウラジオストク」へ。東京から直行便でたった3時間。往復3万円で行ける日程もありました。航空会社はアエロフロート、昔は「アエロフロートのパイロットは全員が元軍人なので、世界一運転技術が高い」なんて言われていたそうです。
シベリア横断鉄道に7日間乗ります
「ウラジオストク」から、バイカル湖最寄りの街「イルクーツク」を経由して、W杯の日本第二戦(日本対セネガル)が開催されるロシア第四の都市「エカテリンブルク」までシベリア横断鉄道に乗車します。
シベリア鉄道に乗るのは初めて。キリル文字に試行錯誤しながら鉄道を予約しましたが、分からないことが多くてドキドキしています。
シベリア鉄道は一等列車から三等列車まで等級が分かれていて、二等は三等の1.5倍ほどの値段、一等はさらに二等の1.5倍くらいします。
一等列車は一人ないしは二人部屋、二等列車は四人部屋、三等列車は個室はなく列車の通路沿いにザーッと座席兼ベッドが並んでいる間取りです。料金と旅っぽさを考えて、今回は二等と三等を予約しました。
イルクーツクでバイカル湖観光
冬の氷結絶景として有名な「イルクーツク」ですが、今回は6月に訪れます。ちなみに、湖面が凍結するのは1月-5月なので、6月といえどまだ春の雪解け直後といったところでしょうか。
琵琶湖のおよそ46倍の広さがあり、アジア最大の湖、世界最高の水質を体験してきます。イルクーツクには3日ほど滞在する予定です。