ライター
塩飽 泰啓 「世界一周」を研究

大学4年で休学して世界50ヶ国をぶらぶら、からの2014年より国際基督教大学大学院修士課程在籍。主食はラーメン、趣味は旅とアーチェリー。日本で(おそらく)唯一のアーチェリー国際ユースジャッジ資格を持ってるのが密かな自慢です。

それが旅を終えた後、卒業論文のテーマを決めるときに、冒頭の問いを思い出したのです。

 

そして、それを研究するためには人類学的な手法を学ぶ必要があったので、思い切って専門分野を変えたのです。奇遇なことに、哲学をやっていたとき、唯一「他人の考え」に触れることができると思った「対話」の部分が、この人類学の手法には含まれていました。

 

世界一周の研究って何をしてるの?

世界一周の研究って何をしてるの?

photo by Yasuhiro Shiwaku

人類学の研究において一番大切なのは、やっぱり「人」と直接関わることです。「フィールドワーク」と呼ばれる現地調査で、語りの内容を聞く「インタビュー」と一緒に行動をする「参与観察」をおこなうことが主な手法です。

旅から帰ってきた後、どういった旅だったのかを聞くことも重要ですが、やはり旅の最中に皆さんが何を思い、何を感じ取っているのかをその場で聞けることが、なによりも貴重なデータとなり、「世界一周」の意味を知る上でも重要になってきます。

 

先立つものはなんとやら…

人類学研究の一番の仕事はフィールドワーク

photo by Yasuhiro Shiwaku

さっき書いたように、人類学研究の一番の仕事はフィールドワークです。そのためにも現地へ向かう資金が必要になりますが、大学院生とはいえ一学生なので、資金調達にも限界があります。

そこで今回僕が挑戦しているのが、ネット上で研究費用を集めるクラウドファンディングです!

今回僕が利用している「academist」は、日本初の学術系クラウドファンディングサイトとして昨年オープンしたウェブサービスですが、こうした形で研究費用を集めることが分かれば、いまよりもっと、たくさんの形で「世界を学問的に見てみたい」という人が増えるのではないかと思い、挑戦を決めました。

 

研究の詳細についてはプロジェクトページの方にもあるので割愛しますが、ご支援いただいた皆さまには、アカデミックなものはもちろん、素敵(?)なリターンをたくさん用意していますので、奮ってご支援いただけると嬉しいです!

※クラウドファンディングは終了しています。

 

旅の学問の世界を一緒に巡りませんか?

旅の学問の世界を巡ること。それは普通の旅とはひと味違った世界を知ることだと、僕は思います。その旅に、皆さんも一緒に出かけてみませんか?

ライター
塩飽 泰啓 「世界一周」を研究

大学4年で休学して世界50ヶ国をぶらぶら、からの2014年より国際基督教大学大学院修士課程在籍。主食はラーメン、趣味は旅とアーチェリー。日本で(おそらく)唯一のアーチェリー国際ユースジャッジ資格を持ってるのが密かな自慢です。

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