旅行好きの大学生が就活を始める前に知っておくと損しないこと
ライター
前田 塁 TABIPPO / 創業メンバー

TABIPPO創業メンバーで、世界78ヶ国を旅しながら仕事をしてます。せっかく現代に生まれたのだから、世界にあるすべての国を訪れて、宇宙を旅行して、仕事でも成功する、そんなワークライフカオスな人生を目指しています。

就職を迎える旅行好きの大学生:つまらない大人になんてなりたくない。社会人になってからも、旅を続けられる仕事に就きたいけれど、どうすればいいのか分からない。

という相談に応えます。結論としては、技術を身につけることが、好きなこと(旅行)と仕事を両立する最短の方法です。

 

記事の内容

・旅を続けられる仕事の紹介
・仕事をグループにまとめて特徴を紹介
・それらの特徴がなぜ生まれるのかの要因を考える
・記事のテーマである「技術」を身につける意義
・旅と仕事を両立している人を紹介

という内容で今回の記事は進みます。なお、僕の就職・転職活動の経験としては、まずニューヨーク留学中にボストンキャリアフォーラムという留学生向けの就活フォーラムで大阪ガスに内定。当時はそれなりに将来のことを考えたつもりでしたが、足元のことしか見えておらず、好きなことをするために何が必要なのか?までは至っていませんでした。

 

次に、Web系広告代理店である株式会社オプトに転職して、ソーシャルメディアに関する新規事業の部署に入ります。ソーシャルメディアマーケティングの最先端で1年半戦って、Webマーケティングの基礎とソーシャルメディアの応用を学び、株式会社TABIPPOの創業に繋がります。

大阪ガス、オプト、TABIPPOと3社を経験して、今はとても自分らしい働き方をできています。また、TABIPPOを通して旅行と仕事を両立している社会人とたくさん出会うことができたので、彼らからもたくさんの気づきがありました。

それでは、まずは旅を続けられる仕事を紹介します。

 

旅行と仕事を両立しやすい職業

旅行と仕事を両立しやすい職業

・カメラマン
・ビデオグラファー
・バイヤー
・看護師
・薬剤師
・弁護士
・ライター
・ブロガー
・エンジニア
・デザイナー

実際に僕が海外旅行中に出会った人たちの職業をまとめると、上記の10種類になります。学生とサラリーマンを除く全ての職業が、国家資格が必要な仕事か、フリーランス寄りの仕事です。それでは、次にそれぞれの仕事がなぜ旅行と両立しやすいのかを考えます。

 

旅行と仕事を両立しやすい職業の理由

旅行と仕事を両立しやすい職業の理由

① 旅に行くことで仕事が成立する(カメラマン、ビデオグラファー、バイヤー)
② 休職・復職しやすい(看護師、薬剤師、弁護士)
③ リモートで仕事を納品できる(ライター、ブロガー、エンジニア、デザイナー)

10種類の職業を3つのグループに分けて、なぜ旅行と仕事を両立しやすいのかを整理しました。カメラマン、ビデオグラファー、バイヤーが入るグループ①は海外旅行先に、撮影したり購入する商品があるため、旅行と仕事がほとんど一帯になっているケースです。

看護師、薬剤師、弁護士のグループ②は国家資格を保有していることが条件の職業なため、休職・復職・転職がしやすいことが特徴です。また、同様の理由で社員ではなくアルバイトとして働く時も時給が高いことで知られています。

グループ③はライター、ブロガー、エンジニア、デザイナーが入ります。このグループの特徴は、インターネット上で仕事のやり取りをして、インターネット上に商品や制作物を公開することです。

①②③のグループはバラバラのように見えて、実は共通点があります。それは全て「技術職」であることです。

 

旅を続けられる仕事の共通点は「技術」

旅を続けられる仕事の共通点は「技術」

旅行と仕事を両立しやすい職業を「技術」という視点で「なぜ、旅行と仕事を両立できるのか?」を考えるとこうなります。

① 旅に行くことで仕事が成立する→なぜ?→旅行先で活かされる技術があるから
② 休職・復職しやすい→なぜ?→資格で技術が担保されているから
③ リモートで仕事を納品できる→なぜ?→リモートワークでも仕事をお願いしたい技術を持っているから

つまり、旅を続けられる仕事に就くには、いずれの職業を選ぶにしても技術を身につける努力と、一生それらを磨き続ける覚悟が必要です。

社会人になってからの学び直しをする日本人は世界的に見ても少なく(*1)、世界平均が約20%に対して日本はわずか1.9%です。ちなみに、例えばどんな人たちなのか僕の知り合いからご紹介します。

*1:日本は「社会人の学び直し」に冷たすぎる 社会人が大学院に入っても転職もままならず

 

旅と仕事を両立している人の存在

伊佐知美(カメラマン、ライター)


旅するエッセイスト、フォトグラファー。2016年4月〜世界一周、2018年6月〜世界二周目の旅へ。旅のテーマは「暮らすように旅をする」。これまで訪れたのは45ヶ国110都市ほど。

『灯台もと暮らし』創刊編集長、オンラインコミュニティ「#旅と写真と文章と」主宰、著書に『移住女子(新潮社)』。というプロフィールの伊佐さんとは、世田谷の旅人シェアハウス「#えいとびたー」で一緒に住んでいますが、20代後半から30代までの女性に絶大な人気を誇る旅人です。特に伊佐さんが執筆するエモいエッセイ(noteに掲載)が好評です。

 

Kei(ビデオグラファー、インスタグラマー)


大学4年生のときに世界一周を経験。各国で書いた記事やInstagramがキッカケで現在はインフルエンサー/映像ディレクターとして活動中。現在はランボルギーニ専属の映像クリエイターとしてアメリカを拠点に活動。

ライター
前田 塁 TABIPPO / 創業メンバー

TABIPPO創業メンバーで、世界78ヶ国を旅しながら仕事をしてます。せっかく現代に生まれたのだから、世界にあるすべての国を訪れて、宇宙を旅行して、仕事でも成功する、そんなワークライフカオスな人生を目指しています。

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