海外長期旅行へ行く前に、毎回悩むのが「何を持っていくか」。
荷物の量を増やしたくないけれど、あれば便利そう。そう思い持って行ったけれど、結局使うことなく荷物になっただけ。
必要な荷物がいまいち分からず、このような経験をした方は多いのではないでしょうか。
今回は、筆者がバックパッカーとして10ヶ月間世界一周した際に、旅の最後まで手元に残った長期旅行のおすすめアイテム「浄水ボトル」の魅力についてご紹介します。
浄水ボトルは、海外長期旅行の必須アイテムです!
浄水ボトルとは
浄水ボトルとは、浄水機能の付いたウォーターボトルのことです。
筆者は、旅中にKATADYN(カタダイン)という浄水器ブランドが作っているBeFree(ビーフリー)という商品を愛用していました。
BeFreeは、浄水フィルター付きの飲み口と、水を溜めるボトルが分離するタイプの浄水ボトルです。
ボトルに入っている水が水道水や川の水でも、飲み口にある浄水フィルターを通過した後は、安全な水として飲用することができます。
筆者は、世界20か国の水道水、登山中に川で汲んだ水をBeFreeを使って飲用しましたが、飲み水が原因と思われる体調不良は一度も起こっていません。
浄水ボトルを使うことで、そのまま飲むのは躊躇うような水でも、安心して飲むことができます。
海外長期旅行に浄水ボトルを持っていくメリット
浄水ボトルは、海外旅行をする人の中でも、とくに長期旅行をする人や辺鄙な場所に行く人に役立ちます。
私が世界一周するなかで感じた浄水ボトルのメリットは、以下の2つです。
ミネラルウォーターを買う必要がない
浄水ボトルがなければ、飲み水を確保するために毎回ミネラルウォーターを買う必要があります。
水は人間にはなくてはならない飲み物。節約できる限度もあり、ミネラルウォーターを買い続けていると出費が重なります。
また、疲れていたり、治安が悪い場所にいたりすると、ミネラルウォーターを買い行くのが面倒なことも。
宿で水道水をボトルに入れるだけで済めば、簡単に飲用水を入手することができ、お金も節約することができます。
飲用水を確保できないリスクが減る
筆者は、世界一周中に浄水ボトルがあったおかげで飲用水を入手でき、助かった経験が何度かあります。
その1つが、両替もATMから現金を引き出すこともできないラオスの田舎で、熱中症になるような暑さの中、水も現金も底を尽きたときのことです。
水を飲まないと脱水症状になる危険があり、筆者はかなり焦って飲用水を求めていました。
何度も地元の方や観光客に助けを求めようと思いましたが、人見知りで声を掛けることができず、諦めて自力で飲用水を探すことにしました。
そのときに見つけたのが、公園のトイレの蛇口から出る水。絶対に飲用水ではありませんが、浄水ボトルがあったおかげで安全に飲むことができました。
カラカラになったのどを潤しながら、浄水ボトルを持っていてよかったと心の底から思いました。
このように、何かの拍子に飲用水を確保できない事態に陥ったときに、浄水ボトルがあるおかげで助けられることがあります。
浄水ボトルをもって旅に出よう
浄水ボトルを持っていると、毎回ミネラルウォーターを買う必要がなく、時間もお金も節約できます。
また、飲用水を入手できないリスクを減らせるため、旅の安全管理にも役立ちます。
次回、海外長期旅行に行く際は、ぜひ浄水ボトルを持って旅してみてください!
All photos by yuikana