ライター
もりなつ フリーライター&ヘナタトゥーアーティスト

シンプルに生きるを目指しているライター。21歳のワーホリ以来、海外にドハマり中。現地でのハプニングを楽しむ旅が好き。

ヨーロッパの美しい村30選に選ばれた村にあるコンウィ城

photo by もりなつ

日本の旅行会社である日本旅行業協会(JATA)が主体となり厳選した「ヨーロッパの美しい村30選」に選ばれた村、コンウィにあるコンウィ城。こちらもエドワード1世によって建てられたお城です。

イギリスにある城塞の中でも保存状態が良く、コンウィの村が城壁で囲まれています。外見はカーナヴォン城ともよく似ていますが、カーナヴォン城が48年かけて作られたのに対し、コンウィ城はわずか4年半で建てられました。

コンウィ城の塔の上から見る夕日や夜景の美しさは見どころの1つです。

photo by もりなつ

そして、コンウィに来たらもう1つ見ておくべき場所があります。それがコンウィ城のすぐ近くにある赤い家。この家は床面積が3.05m×1.8m、高さが3.05mと「グレートブリテン島で1番小さい家」なのです。

16世紀から1900年までは住居として使用されていましたが、イギリスの議会で人間の住居に適さないことが可決されたため、住人は強制退去させられたそうです。

実際に中を見学することもできるので、時間のある方はぜひ立ち寄ってみてくださいね。

■詳細情報
・名称:Conwy Castle(コンウィ城)
・住所:Conwy Castle Rose Hill St, Conwy LL32 8AY
・地図:

・アクセス:ブリティッシュレイルのコンウィ駅から徒歩3分ほど
・営業時間:9:30~17:00(7月~8月は~18:00まで、11月~2月は10:00~16:00まで、11〜2月の日曜は11:00~16:00)
・定休日:クリスマス、元旦
・電話番号:01492 592358
・料金:7.95ポンド/シニア・学生・16歳以下:5.60ポンド/5歳以下:無料
・公式サイトURL:http://www.conwy.com/

 

広大な広さを誇るスノードニア国立公園

photo by もりなつ

ウェールズに来たら絶対に訪れてほしい場所の1つがイギリス第2の国立公園である、スノードニア国立公園。イギリスにある山の中でも4番目に高いスノードン山の中にある国立公園です。

 

photo by もりなつ

徒歩で楽しむこともできますが、とても広大な公園なので、山頂まではスノードン登山鉄道で行く方法が人気。この鉄道は7.5㎞の距離を繋いでいて、100年前から運行しているとても歴史のある鉄道です。

「機関車トーマス」の原作にもなった、山を登る機関車の「カルディー・フェル登山鉄道」のモデルになったとも言われています。

photo by もりなつ

そして、スノードン山のふもとにはカラフルな街並みが可愛らしいスランバイルという町があります。この町の正式な駅名は「Llanfairpwllgwyngyllgogerychwyrndrobwllllantysiliogogogoch」と言い、世界一長い駅名としても知られています。

ただ長いだけではなく「激しい渦と赤い洞窟のそばの聖ティシリオ協会と白いハシバミの谷間にある聖マリア教会」という意味があるようです。しかし、さすがに長すぎるので省略されて、スランバイル(Llanfair)と呼ばれています。

 

スノードン山の山頂に行く時の鉄道はこの町から出発。ここには山頂まで登る鉄道だけでなく、スノードン山にある湖を周回する鉄道もありました。湖を周回するだけでも素晴らしい景色を堪能できますよ。

さらに、時間があったらスランバイルの町も散策してみてくださいね。

■詳細情報
・名称:Snowdonia National Park(スノードニア国立公園)
・住所:Snowdonia National Park LL55 4UL, Wales
・地図:

・アクセス:バンガー(Bangor)から85番のバス:バス停「スランべリス(Llanberis)」下車徒歩約5分
・営業時間:24時間
・定休日:なし
・料金:山頂までの鉄道(Snowdon Mnt.Railway)往復24~40ポンド(約3,100~5,200円)※事前購入のみ
・公式サイトURL:https://www.snowdonia.gov.wales/

 

ウェールズへのアクセス方法

photo by もりなつ

ロンドンからウェールズまでは、鉄道でのアクセスが便利。終着地点は主に2つ、北ウェールズのコンウィと、南ウェールズのカーディフです。

北ウェールズのコンウィまでは、ブリティッシュレイル(British Rail)でロンドンのユーストン(Euston)駅からチェスター(Chester)駅、チェスター駅からコンウィ(Conwy)駅まで向かいます。

料金は200~270ポンド(約27,000~36,000円)ほどで、所要時間は乗継の時間次第になりますが約3時間弱です。

photo by pixta

南ウェールズのカーディフまでの場合、ロンドンのパディントン(Paddington)駅から乗り換えなしでカーディフセントラル(Cardiff Central)駅まで行きます。所要時間はコンウィに行く時より短い2時間ほどで、料金は65~157(約8,700~21,000円)ポンド。

ウェールズの中でも南北間の移動は時間が掛かります。スケジュールに合わせて、ウェールズを周遊するのか、もしくは北ウェールズのみ、南ウェールズのみにするのかを選ぶのがおすすめです。

 

都会の暮らしに疲れたら大自然を感じにウェールズへ

photo by もりなつ

ウェールズはイングランドとはまた違った町並みや自然を楽しめます。ロンドンからも3時間ほどで行くことができるので、ロンドンに滞在している方は週末旅行で行くこともできます。

また、ロンドンへ旅行に行く方も2日あれば十分ウェールズを満喫できるので、都会での生活に疲れたらぜひ訪れてくださいね。

自然だけではなく歴史のある建物も多く残っているので、世界史や建築に興味のある方にもおすすめのスポット。イギリスを訪れる際はぜひウェールズ観光も候補に入れてみてください!

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