千葉県の房総半島最南端に位置する街、南房総市。
豊かな海と山に囲まれた自然豊かなエリアには、地形や自然環境を活かした観光スポットが多く点在しています。また、東京圏から車で2時間弱で行くことができるアクセスの良さも魅力です。
「都心から近い場所で旅行に最適な場所を見つけたい」
「自然に囲まれて、リフレッシュできる宿に泊まりたい」
「自然に癒やされながら、観光も楽しみたい」
そんな想いを抱える方には、自然に囲まれてリフレッシュでき観光も楽しめる南房総がおすすめです。
今回は、南房総市にある1日1組限定の一棟貸しヴィラ「UMI-YAMA CHIKURA」にて試泊体験をしてきたため、街と宿の魅力を合わせてお伝えしていきます。
見出し
南房総で海と山に囲まれる一棟貸しヴィラ「UMI-YAMA CHIKURA」
「UMI-YAMA CHIKURA」は、南房総の中でも比較的温暖な気候に恵まれた千倉町に位置する一棟貸しのプライベートヴィラです。
2階建ての宿は山の麓にあるため、まわりを気にせず、誰にも邪魔されない静かなひとときを過ごせます。敷地内には多くのヤシの木々が立ち並び、まるでリゾート地にいるような南国ムードが漂います。
2階の共有スペースにはリビング&ダイニングルームがあります。天井が高く開放的な雰囲気のなかで、飲み物を片手にくつろいだり、友達や家族と食事時間を楽しんだりと、リラックスした時間が楽しめます。
またリビングには、コの字型のワイドソファが置かれており、本を読んだり食後のおやつ時間を満喫するのにピッタリな空間。
寝室は3部屋用意されており、大人は6人・子どもは3人(12歳以下)で最大で9名までの宿泊が可能。シングル・セミダブル・ダブルとベッドタイプも幅広く、子連れの家族旅行やグループでの利用にも対応しています。
それぞれの部屋は白を基調とした落ち着いた空間で、間取りや部屋に飾られている絵画が異なるため、どの部屋に泊まろうかついつい悩んでしまいます。
photo by Misako Yoshida
また、「あったらいいな」がすでに叶えられているのもUMI-YAMA CHIKURAの魅力です。
広々としたウッドデッキにBBQ道具、本格的なバレルサウナ、シアタールーム、焚き火台など1日中楽しめる設備が揃っています。
家族や友人と一緒に、思い思いの時間を過ごせる環境が整っていました。
海と山に包まれて、“余白”を楽しむ滞在体験
「UMI-YAMA CHIKURA」の周辺には、背後には山、目の前には見渡す限りの海と畑の風景が広がっていました。
日頃都心で過ごすことが多い私にとって、目の前に広がる景色は、まるで地元の田舎町に帰省したよう。どこか懐かしい気持ちが蘇ります。
UMI-YAMA CHIKURAでは、鳥のさえずりと虫の鳴き声をBGMに、日常ではなかなかできないアウトドア体験を楽しめます。BBQや焚き火なども、丁寧な説明書が用意されているため、初心者でも安心して楽しめます。
また非日常の環境に身を置くと、自然と“やってみたい”気持ちも生まれるもの。テラスからは海の眺望を楽しめるので、普段より早起きをして本を読みながらゆったりとした朝を過ごしました。自然と一体になれるような感覚があり、心が穏やかになっていきます。
photo by Misako Yoshida
印象的だったのは朝食とBBQで提供された食材の豊富さ。千葉県産の野菜や魚介類など、地元の食材がセットとして用意されていて、自分で調理する楽しさとおいしさの両方が味わえました。
とくに、BBQの後に夜食としていただいたシェフ特製ハヤシライスは、大きめにカットされた肉にしっかりと味が染み込んでいて絶品。BBQあととは思えないほど、ぺろりと完食してしまいました。
「UMI-YAMA CHIKURA」から近い観光スポット2選
「UMI-YAMA CHIKURA」の近くには立ち寄りたくなる観光スポットが点在しています。いずれも車で数十分の距離にあるため、チェックイン前に立ち寄って、地元のお酒や食材を買うのもよし。チェックアウト後に立ち寄ってお土産を探したりするのもおすすめです。
道の駅 ちくら・潮風王国
「道の駅 ちくら・潮風王国」は、地元の新鮮な魚介や個性的な雑貨が手に入る道の駅です。
漁協直営の市場では、漁港で水揚げされた地元の鮮魚や活アワビ、サザエ、伊勢エビが店頭に並び、その場で調理された海鮮料理を味わえるレストランも併設されています。レストランの窓越しには太平洋の絶景が広がり、テレビ番組でも度々とりあげられている話題のスポットです。
周辺には、自然に囲まれた開放的な空間が広がり、海沿いの堤防(約1500m)には158点の壁画作品が描かれています。地元の小学生から人気アーティストまでさまざまな人が手がけた多彩な作品が並ぶ景色は圧巻です。
ほかにも、かつてサバ・サンマ漁に使用されていた漁船「第一千倉丸」も展示されており、海とともに生きる千倉の歴史に触れられる場所でもあります。
野島埼灯台
房総半島の岬に立つ、「野島埼灯台」は、1869年に建造された洋式灯台の一つ。美しい八角形の白い外観から、「白鳥の灯台」とも呼ばれています。全国的に珍しい登れる灯台で、らせん階段を上がった先にある展望台からは房総半島の壮大な景色を一望できます。
参観時間は夕方までですが、日が沈んだ後の灯台の光も幻想的。周辺には街灯が少ないため星空鑑賞にもピッタリ。昼と夜で2つの表情が楽しめるのもこの灯台の魅力です。
心がゆるむヴィラステイと、南房総の寄り道たち
「UMI-YAMA CHIKURA」の周辺には、南千倉海水浴場や、毎月第2・第4日曜日に開催される「ちくら漁港朝市」、少し足を伸ばすと夕日の名所で有名な「岡本桟橋」など見どころが点在しています。
正直、1泊2日ではとても回りきれないほど、南房総には魅力がぎゅっと詰まった場所でした。初めて訪れた南房総が、すっかり“また訪れたい場所”になりました。
「UMI-YAMA CHIKURA」は、どんな人にとっても“自分らしい過ごし方”が見つかる場所。自然に包まれながら、大切な人と過ごす、贅沢な時間を味わってみてください。
都心から車で2時間弱。ふと思い立った週末に、心と体をリフレッシュしに出かけてみませんか?
・名称:UMI-YAMA CHIKURA
・住所:〒295-0011 千葉県南房総市千倉町北朝夷1470-2
・地図:
・アクセス:カーナビに施設が表示されない場合、最寄りの「ローソン南房総千倉店」からのおすすめルート動画をご参考ください。
▶ローソンを右手に「南房総中学校入口」の交差点を右に曲がります
▶そのまま直進、Y字の交差点を左に進みます
▶直進していくと、たんぼ道に変わり、右手に「天神様」の看板が出てきたら右に曲がります
▶そのまま直進すると左手に施設があります
・チェックイン / チェックアウト:15:00~ 22:00 / 11:00まで
・電話番号:0470-29-3211
・公式サイトURL:https://umiyama-chikura.com/