無人島と言えば、立ち入りが禁止されていたり、危険な場所であったりと、過酷な自然を連想してしまいそうですが、日本にはキャンプができる無人島がたくさんあります。
中にはシャワーなどの設備が整った無人島もあり、快適にキャンプを楽しむことができます。その中でも厳選して、10個の無人島をご紹介します。
*編集部追記
2015年7月15日に公開された記事に、新たに追記しました。
友ヶ島(和歌山県)
photo by pixta
ジブリ映画「天空の城ラピュタ」にそっくりな島として、話題になっている島です。
戦争の際に使われた施設がそのまま残る場所としても有名。明治時代に要塞や砲台が築かれ、第2次大戦の敗戦までは立ち入りも禁止されていました。
ラピュタの雰囲気を彷彿させている理由として、戦争当時のまま壁が壊れていたり、苔が生えているところがあったりと長年放置されていた景観が残っているからです。
少し怖い雰囲気が漂いますが、ラピュタ好き、歴史好きな方はぜひ訪れてみたい場所ですね。
・名称:友ヶ島
・住所:和歌山県和歌山市加太
・アクセス:南海加太線加太駅から徒歩15分で加太港へ。そこからフェリーで20分
・料金:乗船運賃 大人往復2000円、小人往復1000円
・公式サイトURL:http://www.wakayamakanko.com/seeing/nature2.html
龍王島(広島県)
10区画のテントが張れる場所とトイレやシャワー、炊事棟、研修用のプレイルームがあるなど、設備が充実したキャンプができる無人島です。
不自由なくキャンプをしたい方にはとっておきの場所。野外活動や自然体験なども楽しめます。
・名称:龍王島
・住所:広島県東広島市 安芸津町風早650-41
・アクセス:JR呉線風早駅から徒歩15分、風早桟橋から渡船で約5分
・料金:入村料800円(小学生以上) ※キャンプサイト利用料、渡船代は別途
・公式サイトURL:http://www.kankou.pref.hiroshima.jp/sys/data?page-id=4010
見近島(愛媛県)
photo by pixta
旅人の聖地と言われている身近島は、「歩行者・自転車・125cc以下の原付バイク」しか立ち入ることができない珍しい島です。
しまなみ海道の大島と伯方島の間にある無人島で、地元の人でさえこのキャンプ場の存在を知らない人もいるほどあまり知られていない場所なのだとか。
穴場なのに無料でキャンプもできるという好条件の無人島です。
・名称:身近島
・住所:愛媛県今治市宮窪町見近島
・アクセス:しまなみライナー → 伯方島BS下車 → 島内バス伯方島循環線(北浦回り)約2分→ 浜ノ上下車 → 徒歩・約10分 → 目的地 ※尾道側から
・料金:キャンプ場無料
・公式サイト:http://www.go-shimanami.jp/spot/?a=187
津波島(愛媛県)
瀬戸内海の中央に浮かぶ津波島はキャンプをしたり、ログハウスに泊まることができます。2009年には、島の宝100選「アマモ実る海」に選ばれました。
島内では魚釣りや海水浴で遊んだり、手ぶらでBBQをして楽しむことができます。
・名称:津波島
・住所:愛媛県越智郡上島町岩城津波島海岸
・料金:テント持込1張り:500円、貸出6人用:500円
・公式サイトURL:http://www.oideya.gr.jp/spot/area_kamijima/sports/tubajima.htm
田島(長崎県)
長崎県西海市にある田島は、なんと島ごと借りることができるんです。島を借りることができるなんてとても贅沢ですよね。
しかも交通の便も良く、長崎空港からもスムーズに行くことができます。ハウステンボスにも近いので、帰りに寄って帰るのもいいですね。
島内にはアスレチックがあったり、畑があったりと、自然溢れる中で充実した時間を過ごせそうです。そして宿泊施設には100人まで泊まることができ、料金も大人4,000円とお得な値段で泊まることができます。
日本初の丸ごと無人島を貸し出している場所なので、大人数で訪れてワイワイするのもおすすめです。