やっぱり世界一の絶景
photo by yukiueda
ウユニに滞在して2週間後、前日までの雷雨が嘘のように止んだ朝。テントの外には待ちに待ったウユニ塩湖の絶景が姿を現しました。真っ青な空、そこに浮かぶ白い雲。それらが全て地面にも映り込む世界。何度見ても言葉を失う美しさでした。
その日から水が乾くまでの3日間で、色鮮やかな夕暮れや宇宙のような星空を楽しみ、撮影を行いました。乾季も十分綺麗で魅力的な風景ですが、やっぱりウユニ塩湖の水鏡は世界一美しい絶景でした。
水鏡のチャンスは明け方
photo by yukiueda
世界一の絶景、ウユニ塩湖の水鏡は風が吹くと波が立ってしまうので見ることはできません。1日中塩湖を観察していると、毎日激しく変わるウユニの風にも特徴があることがわかりました。
最も風が弱くなる時間は明け方です。4時から8時くらいは、1日のうちでも凪いでいることが多いように思いました。どうしても水鏡の見たい人は、この時間を狙ってみるのもいいかもしれません。
逆に最も風が強くなるのは、夕方から夜中までの時間でした。
ゴミは捨てないで
あまりイメージはないかもしれませんが、塩湖で生活しているとよくゴミを見かけます。おそらくツアー参加者たちが捨てたであろうペットボトルやお菓子の袋、タバコの吸殻などが僕のテントの近くにもたくさんありました。
せっかくの絶景なのに、それだけで少しもったいない気がしてしまいます。持って来たゴミはきちんと村まで持って帰ること。もちろん捨てる人がごくわずかなのは分かっていますが、当たり前のことなのでモラルを守ってウユニ塩湖を楽しむように気をつけましょう。
ウユニはツアーで楽しむ場所
photo by yukiueda
なんとか無事にウユニ塩湖でのテント生活を終え、写真もそこそこ撮れたので満足いく遠征でしたが、僕自身もうやらないと思うし、絶対におすすめはしません。
塩湖の中はwifiなんてもちろんないし、一人なので誰かと会話もできません。脱水症状で何も考えられない頭で、ひたすら雲を眺める毎日が続きます。
風でテントは飛んでいくし、雷が鳴る夜はうかつに寝ることもできませんでした。正直、これを計画した数ヶ月前の自分をぶん殴ってやりたい、と日記に書くレベルです。
僕は撮影という目的があったのでこんな強行手段をとりましたが、やっぱりこの絶景を普通に楽しもうとしたら、旅仲間たちと一緒にツアーに参加するのが一番いいんじゃないかな、と思います。
まとめ
いかがだったでしょうか。結論としては、ウユニ塩湖は長期間滞在する場所ではないので、村からのツアーに参加するのが1番だと思います。タイミングと運さえ良ければ世界一の絶景がきっと姿を現してくれますよ！
ちなみに、もうしばらくは行かないかなっと思っていたウユニに、実は今年も行ってしまいました。そんな僕のウユニ塩湖の絶景写真をホームページでも楽しむことができますので、ぜひ見てみてください！
