ユーラシア大陸の真ん中に位置し、北にカザフスタン、南はトルクメニスタン、東はキルギスとタジキスタンに接する内陸国のウズベキスタン。かつては、シルクロード貿易の中継地として栄え、現在でもオアシスが点在します。
古代遺跡が数多く残り、世界遺産にも登録されている青く美しいモスクが人気です。日本では馴染みが薄い国ですが、その美しさたるや!ウズベキスタンに現存する世界遺産を登録するので、旅行の参考にしていただければ幸いです。
イチャン・カラ
ウズベキスタンのオアシス都市であったヒヴァにある高い城壁内部にイチャン・カラはあります。砂漠の街で高級素材だった木材を使用されたモスクを含め、歴史ある建造物が魅せる街並みから「中央アジアの真珠」とも呼ばれています。
中央アジアで最も大きいと言われた神学校は現在はホテルとなっており、宿泊者は当時の寄宿生の暮らしをイメージできることでしょう。
サマルカンド – 文化交差路
中央アジアで最も美しい都と言われるサマルカンドは、シルクロードのオアシス都市として栄えました。「青の都」との別名を持つとおり、建築物の装飾に使用された美しい青のタイルと、ステップ気候から地中海性気候への移行部分が魅せる特有の抜けるような真っ青な空が印象的です。中でも一際青い屋根が美しいビビハニム・モスクは中央アジア最大の規模を誇ります。