中世は「ハンザ同盟」を通じて、貿易で栄えてきました。現在でも、スウェーデンはもちろん、北欧を代表する大都市です。
街は可愛く北欧らしいスタイリッシュな建物が多く並んでおり、さらにカラフルかつ石畳で中世を思い出すよう。
蘇州(中国)
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「蘇州夜曲」で知られる江蘇省蘇州市。上海と杭州の間にあり、経済都市として繁栄しています。蘇州は旧市街と水郷との組み合わせが大変美しく「東洋のヴェニス」と呼ばれています。
なお、上海から蘇州へは新幹線を使うとたった30分で着きます。上海とセットにして蘇州を訪れるといいでしょう。
大阪(日本)
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日本で「水の都」として名高い都市が大阪です。残念ながら、多くの水路が埋め立てられましたが、大阪の官庁街である中之島に立つと「水の都」を実感するのではないでしょうか。
また「水の都」大阪を巡るには淀屋橋付近から出発する水上バスがおすすめです。
松江(日本)
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「松江」と聞くと国宝に指定された松江城や作家、小泉八雲を思い出しますが、「水の都」としても有名です。松江市の周辺には宍道湖があり、宍道湖からの川が松江市街地に流れ込んできます。
水郷水都全国会議の第一回目は松江で行われました。出雲大社への拠点としても便利な街です。
熊本(日本)
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同じ「水の都」でも熊本は他の諸都市とは違う誇らしい記録があります。実は熊本は50万人以上が居住する都市の中で、上水道を全て地下水でまかなっている街です。そのため、熊本の水は「おいしい」ことで有名です。
市内には緑川、白川を始め数多くの河川があります。熊本を旅したら、ぜひ「水」に注目してみましょう。
柳川(日本)
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熊本からJR、西鉄と乗り継ぐこと約90分、福岡県柳川市も「水の都」として有名です。柳川は水郷が数多く存在し、のんびりと船で川下りが楽しめます。
福岡方面から柳川へ行かれる際は西鉄の観光列車「水都-すいと-」に乗ってみましょう。柳川観光への期待が高まるはずです。
東京(日本)
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最後に紹介するのは東京です。「東京が水の都?」と不思議に思う方も多いでしょう。しかし、東京には隅田川や神田川などの多くの河川が流れています。
近年では京都の川床を模した「かわてらす」という川沿いにテラス席を置くという社会実験が行われました。この事業が本格的になると、東京のイメージが変わるかもしれません。
水の都は、忙しい毎日を過ごすあなたにぴったり。
毎日ビル街で過ごしていると、自然の中でリラックスしたくなるもの。水には視覚・聴覚共にリラックス効果があると言われています。仕事で疲れている体を癒しに、世界の水の都を尋ねてみてはいかがでしょうか。
「水の都」に限らずですが、旅行先では水を大切に扱いましょう。絶対に河川にゴミを捨ててはなりません。旅人も水を綺麗にするために、ちょっとした思いやりが大切でしょうね。