今や全てのバックパッカーが訪れるといってもおかしくない国タイランド。
その内多くの方はバンコクやチェンマイと行った観光名所が多い場所、タオ島やサムイ島などのビーチリゾートが楽しめる場所には訪れますが、チェンライという都市を聞いたことがある人はいらっしゃいますか?
今回僕が紹介したいのはチェンライにあるワット・ロンクンと呼ばれるお寺です。ワット・ロンクンの別名はホワイトテンプル。白い寺です。
ただの白いお寺ならば珍スポットとは言えません。ぶっとんだ白い寺だったんです。そのぶっとびっぷりを旅丸のshoが皆さんにお伝えしたいと思います。
ホワイトテンプルってどこにあるの?
ホワイトテンプルはタイ北部の町チェンライの中心部から南へ10キロ程離れた場所にあります。
チェンライからはローカルバスやソンテウと呼ばれる乗り合いタクシーのようなもので行くことができ、料金は20バーツ〜30バーツ程。
ソンテウの場合は料金交渉が必要になります。また、トゥクトゥクをチャーターしていく事も可能です。
チェンマイからの日帰りも可能です。チェンマイからはチェンライ行きのバスに乗り、途中で下車する形になります。Green Busというバス会社が朝7時頃から夜19時頃まで30分置きくらいでバスを運行していますので、乗務員の方にワット・ロンクンで降りたい事を伝えれば、徒歩10分程の場所で降ろしてもらえます。
日帰りの場合、帰りはチェンライのバスターミナルからになりますので、ホワイトテンプルからチェンライまでローカルバス、もしくはソンテウでチェンライの街まで行く事になります。
真っ白なお寺ホワイトテンプルの雰囲気が幻想的!!
世界各国で様々なお寺を見てきた僕ですが、単体でこういった幻想的な雰囲気を持つお寺はなかなか見かけなかったなぁと思いました。
お寺というよりは、アーティストが創りあげた一つの作品としても見られるホワイトテンプル。
お寺の周りには池があり、そこで泳いでいるのはなんと真っ白な鯉。どこまでも白い色にこだわったお寺はやはり、芸術作品なんだろうなぁと感じました。
ちょっと待って!!綺麗なだけじゃなく、奇妙さまで感じるのか!
このお寺の凄さは、その美しさではないと言ってもいいでしょう。本当の凄さはその奇妙な造形物の多さです。奇妙さを通り超して、中には不気味さまでも感じてしまうものまであります。
この写真はまるで、地獄から亡者が手をのばしているようにも見えますね。
一体なんでこんな奇妙な事になったのか…タイでは地獄寺と呼ばれるお寺が点在しており、子供が小さい間に地獄寺を見せ、地獄の怖さを子供に伝え、悪さをさせないようにするといった慣習があります。