ライター

高橋歩さんの「BELIEVE YOUR トリハダ」という言葉に影響を受け、自身も人の心を動かせる仕事をしたいと決心。サックスとジャズへの愛が止められず、メンフィスとニューオーリンズを訪れたことから旅に目覚める。好きなものはお酒といちご。

ウィーンの美術館で見られる作品

日本でウィーンの芸術を楽しんだら、ぜひ現地を訪れてみてはいかがでしょうか。芸術の都・ウィーンには数多くの美術館が存在しており、世界中から多くの観光客が訪れます。今回はその中でも有名な2カ所をピックアップ。

また観光の際にはVIENNA CITY CARDを利用すると、地下鉄やバスが乗り放題になったり、多くの美術館で割引が適用されたりとお得になります。たくさん美術館を回りたい方は、利用すると良いかもしれません。

 

ベルヴェデーレ宮殿

クリムトの有名作品「接吻」が展示されているのは、ベルヴェデーレ宮殿の上宮。この宮殿はオイゲン候が夏の離宮として造らせたもので、多くの観光客が訪れます。

 

男性側は直線的、女性側は曲線的に描かれ、男性らしさと女性らしさを感じさせる作品。

彼女の足元が崖のように途切れていますが、これは接吻によって無意識になり、足元に気づいていない様子を表現している、とも考えられているそうです。

■詳細情報
・名称:ベルヴェデーレ上宮
・住所:Prinz-Eugen-Straße 27, 1030 Wien
・アクセス:市電 D > Schloss Belvedere 下車
・営業時間:(月)〜(金)9:00〜17:00(休日除く)
・電話番号:+43 1 795 57-0
・料金:€ 15
・公式サイトURL:http://www.belvedere.at/

 

レオポルド美術館

レオポルド美術館は、シーレのコレクションを所蔵している世界最大のコレクション。

時に繊細に、時に力強く描かれたシーレの作品。彼はシーレはクリムトの影響を受け、女性像において精神状態を描写する傾向があったようです。

 

All photo by Abe saxophone

こちらにはシーレの有名作品「ほおずきの実のある自画像」も展示されています。シーレの左側、そして公私にわたるパートナーであった「ヴァリ」の右側にあるほおずきの枝や葉が、額を飛び越えてつながるように、この配置で展示しているそうです。

■詳細情報
・名称:Leopold Museum
・住所:Museumsplatz 1, 1070 Wien
・アクセス:地下鉄U3,U2 > Volkstheater / U2 Museumsquartier下車、市電 1, 2, D > Dr. Karl-Renner-Ring下車
・営業時間:10時〜18時、(木曜日: 10時〜21時)
・休館日:毎週火曜日
・電話番号:+43 1 525.70-0
・料金:フルチケット € 13.00
・公式サイトURL:http://www.leopoldmuseum.org/de/sprachen/ja

 

東京都美術館では「クリムト展 ウィーンと日本 1900」

また東京都美術館でも、クリムトにフォーカスした展覧会「クリムト展 ウィーンと日本 1900」が開かれています。今年は、日本・オーストリア外交樹立150周年記念。ぜひこの機会に、ウィーン世紀末の芸術を楽しんでみてはいかがでしょうか。

ライター

高橋歩さんの「BELIEVE YOUR トリハダ」という言葉に影響を受け、自身も人の心を動かせる仕事をしたいと決心。サックスとジャズへの愛が止められず、メンフィスとニューオーリンズを訪れたことから旅に目覚める。好きなものはお酒といちご。

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