パイロット・CA / 航空会社
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間違いなく海外業務が多いのがパイロットやCA。今でもとても人気の仕事です!長期滞在等はありませんが、日々世界各地へ飛び、観光する機会も少なからずあります!
中小企業
意外と海外で働くチャンスがあるのが、中小企業!海外展開に力を入れている会社だと、会社の代表として一人で海外に乗り込むということもあるそうです。そういう意味では、大手企業よりもチャンスがあったり、裁量権が大きかったりするかもしれません。
投資銀行
投資銀行と言われてすぐに思い浮かぶのはゴールドマン・サックスやモルガン・スタンレーなどの外資系投資銀行かもしれません。しかし、外資系企業の場合は構造的に海外勤務をしづらいことがあります。本社や海外支社には現地で採用され語学堪能な社員が勤務していますから、わざわざ日本から海外支社に派遣する理由が少ないためです。
日本の投資銀行は証券系であれば、野村證券、大和証券、SMBC日興証券、みずほ証券など。政府系であれば、日本政策投資銀行。独立系は日本M&Aセンター、GCAサヴィアングループなどが挙げられます。
国際機関
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国連事務局を中心に、国際通貨基金(IMF)、国際労働機関(ILO)、国際連合児童基金(UNICEF)などの主要機関と補助機関、専門機関に就職すれば、ニューヨークやジュネーブなどの本部勤務や途上国の現地事務所への転勤があります。
青年海外協力隊(JICA)
青年海外協力隊は独立行政法人国際協力機構 (JICA)が運営する海外ボランティア派遣制度です。20~39歳の男女を対象に、募集は8つの分野、120の職種に分かれています。ボランティアと言っても、現地で必要となる生活費や医療費は支給されます。
建設(ゼネコン)
鹿島や清水建設に代表される建設業(ゼネコン)でも海外で働くことができます。ゼネコンは総合建設業者(General Contractor)を意味して、建築を担当する土木・建築関係の会社をゼネコンがコントロールしながらプロジェクトを進めていきます。
日本の大手ゼネコンは海外でも積極的に展開していますから、海外駐在先での管理業務や事務所運営、従業員採用、市場調査などの需要があります。
エネルギー業界(電気・ガス)
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東京電力、東京ガス、関西電力、大阪ガスなどに代表されるエネルギー業界は資源獲得の点で海外との関わりが深く、多くはありませんが外国で働いている社員が常に一定数います。実は僕も大阪ガス出身で、新卒からも毎年4~5名ほど海外大学出身者が採用されていました。
エネルギー業界という特性上、海外勤務を希望する人の割合は総合商社や投資銀行などと比べると少な位ですが、海外勤務できる人数も少なめです。
まとめ
以上、海外勤務の多い業界をピックアップしました。どんな進路を選ぶにしても、まずはどんな業界、会社があるのか情報収集から始めるのが鉄板です。自分で書いておいてなんですが、メディアやブログで得られる就職関連の情報は、体験記を除けば仕事選びに直結する詳細な情報は少ないです。
給与や残業時間、福利厚生の有無など、海外勤務の他にも知っておくべきことを把握するには、転職サービスで確認しましょう。
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