ライター
Ayano 旅する女将

外資系CAとして10年間勤務した後、東京の離島、神津島で宿「みんなの別荘ファミリア」をオープンし、奮闘中。 18歳で初めて一人で海外へ行ったのを皮切りに、留学、インターン、世界一周、航空業界と人生が旅に染まっていき、旅人を迎える側になった今でも旅に出るのはやめられない。家族からつけられたあだ名は"飛んでるねぇちゃん"。LAとマカオに居住経験あり。

例えば、旅先で、黙っていては誰も助けてくれません。海外の市場で足元を見られた値段を定時されて、そのまま払う…なんてつまらないとは思いませんか?

日本人として雇われているということは、日本人のわたしたちにしかできないことがあるからです。日本人と働くには、こうしたほうがやりやすい。こう言ったほうが心に響くだろう。わたしはどう思うのか。そういう議論を重ねてこそよりよい仕事ができるのではないでしょうか。

 

時には自分の判断で行動すること

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Photo by shutterstock

旅行中、待てど暮らせど、来るはずのバスが来ない…あなたなら、どうしますか?

旅に出ると、思わぬハプニングに出くわすことも多いでしょう。それも、旅の醍醐味です。ただ、このような状況が起こった時、判断しなくてはならないのはあなた自身です。

外資系企業で働いていると、自分で判断を下さなくてはならない場面が出てきます。または、上司からも”あなたなら、どうする?”と考えさせられた経験もたくさんあります。

例えば、お誕生日のお客様に喜んでもらうために、どうしたらいいか。特に決められたルールはありません。メッセージカードを書こうか。特別にシャンパンを用意できないか上司に頼んでみようか。

細いマニュアルがない分、発想は自由で、どうするかも自分次第。そんなところも旅に似ています。

 

国の違いから生まれる新しい発見を楽しむこと

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Photo by CZ Photography

わたしの仕事は、毎回違う乗務員と、様々な国籍のお客様を安全に目的地へ届けることです。そのため、仕事がまるで旅のようにいつも新しい発見や驚きに出会えます。

”なんで日本人はYes って言いながら首を横にふるの?Yes, Noどっちなの?” そんなわたしが今まで考えもしなかった質問をしてくる同僚がいたり。

”この場所おすすめだよ”とガイドブックには載っていない情報をくれたり。言葉の通じないお客様とのコミュニケーションに悪戦苦闘したり。

旅をして、今までに見たことのない景色を見たり、食べたことのない味に出会ったりして、経験を重ねるように、仕事も新しい発見を楽しむことで、人生において価値のあるものになっていくのではないでしょうか。

 

まとめ

いかがでしたか?旅と仕事が結びつくなんて、意外だな。なんて思った方もいるかもしれませんね。旅の経験を仕事に活かすって、旅行会社や航空会社に勤めることだけではないのです。

旅という掛け替えのない経験はきっと世界を舞台に輝くあなたのためになる。だから、多くの人に旅に出て欲しい。そう願っています。

ライター
Ayano 旅する女将

外資系CAとして10年間勤務した後、東京の離島、神津島で宿「みんなの別荘ファミリア」をオープンし、奮闘中。 18歳で初めて一人で海外へ行ったのを皮切りに、留学、インターン、世界一周、航空業界と人生が旅に染まっていき、旅人を迎える側になった今でも旅に出るのはやめられない。家族からつけられたあだ名は"飛んでるねぇちゃん"。LAとマカオに居住経験あり。

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