就職先を探している旅行好きの大学生:これから就職活動を迎えるにあたって、どんな業種や業界に絞るべきか悩んでいます。社会人になってからも、年に2,3回は海外旅行に行きたい場合、オススメの業種や業界はありますか?
という質問にお答えします。結論としては、
1. 収入が良い業種・業界
2. 独立・起業をしやすい業種・業界
このどちらかを選ぶことが、海外旅行を続けるために必要です。
ちなみに、僕の場合は株式会社TABIPPOを起業して、海外旅行と仕事を両立させているので、2を選んだことになります。ちなみに、就職先はWeb系の広告代理店「オプト」でした。
» 旅人が就活するなら「Web系の広告代理店」を目指すべき – Work Life Chaos
旅行できることが重要なら、お金と時間の確保が最優先
就職すべき業種・業界の話に入る前に簡単に導入です。会社員が海外旅行を続けるためには、旅行先や予算、期間によりますが、旅行に使えるお金と時間を確保できることが条件です。
とにかく給料が良い業種・業界選ぶパターン
東洋経済オンラインによると、給料が高い業界は下記です。
1位:航空運輸業(月収:58.38万円)
2位:金融商品取引業(月収:56.34万円)
3位:電気業(月収:50.46万円)
4位:各種商品卸業(月収:48.34万円)
5位:放送業(月収:46.68万円)
参考:最新版!「月額給料が高い業界」ランキング | 就職四季報プラスワン | 東洋経済オンライン | 経済ニュースの新基準
また、同じランキングにて給料が少ないとされている業界は
88位:なめし革・毛皮製造業(月収:24.61万円)
89位:繊維工業(月収:24.51万円)
90位:社会保険・介護事業(月収:24.42万円)
91位:持ち帰り・配達飲食サービス業(月収:24.17万円)
92位:洗濯・理容・美容・浴場業(月収:24.11万円)
このようになります。
日常の仕事が忙しい場合であっても、カレンダー通りに休むことができるのであれば、ゴールデンウィークやシルバーウィーク、年末年始に海外旅行をすることができます。航空券やツアー代などは高くなりますが、収入が多ければカバーすることができるでしょう。
独立や起業をしやすい業種・業界を選ぶパターン
独立や起業する人の割合が高い業界は日本政策金融公庫総合研究所のアンケート(2015年)によると
1位:個人向けサービス業(15.8%)
2位:建設業(12.9%)
3位:小売業(9.9%)
4位:事業所向けサービス業(9.7%)
5位:情報通信業(9.2%)
となっています。
会社員ではなく、フリーランスや起業家になれば、スケジュールの自由度は大きく上がりますので、好きな時に海外旅行へ行くことができます。高収入の会社員に比べると収入は減るかもしれませんが、日程を調整すれば航空券やツアー代を安く抑えることができます。
補足:海外勤務しやすい業界を選ぶパターン
日本在住や海外旅行にこだわらずに、海外住まいでも構わない人は、海外勤務しやすい業種や業界を選ぶことで、目的を実現できます。
海外勤務者が多い業界の上位は下記になっていて、メーカー系と商社系が強いです。
・自動車
・商社
・電機
・機械
参考:「海外勤務者が多い」トップ200社ランキング | 就職四季報プラスワン | 東洋経済オンライン | 経済ニュースの新基準
また、会社名でのランキングも掲載しておきます。
1位:トヨタ自動車(海外勤務者:約2450人)
2位:デンソー(1501人)
3位:三菱商事(1291人)
4位:ソニー(1250人)
5位:三井物産(1218人)
ただし、日系企業に所属したままの海外勤務の場合は2-3年で日本に戻ってくることがベースとして社内でのキャリアが考えられていることが多いことを覚えておいてください(外資系企業の本国や別拠点へ転勤の場合は、この限りではありません)。
まとめ
旅行好きの大学生が旅行を目的とした場合の仕事は、旅行をするための時間とお金をどのように手に入れるかの戦略によって左右されます。就職を前提とした場合は、今回紹介したような業種や業界を選ぶことをオススメします。
しかし、起業や副業も選択できるなら幅はかなり広がります。僕がやってきたことを別記事にまとめてあるので、就職にこだわらない方はご覧ください。
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