ライター

難病になった後会社を辞めフリーランスに転身。国内外を旅しながら旅ブログ「タビホリ」を運営。7ヶ月間の世界一周を経験し、合計40ヶ国以上を訪問。台湾一周経験あり。常に映えを探してます。

4.転職を前向きに捉えている人が多い

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日本も昔よりは変わってきているとは思いますが、いまだに短期の転職をマイナスに捉える風潮があるように感じます。最低3年は同じ会社で働くべきだといった雰囲気もなく、1年働いたら転職なんてこともよくあります。

シンガポールにいる間にできた友達は自分のステップアップとして何度も転職していますし、転職することを前向きに捉えている人が多かったです。

 

5.遊びやレクリエーションにも全力

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僕が働いていた会社の人たちは、仕事以外に遊びやレクリエーションにも全力を出していました。クリスマス会ではバスを貸し切って全員でお店まで移動。ゲームをしたりプレゼント交換したりと、これまでに経験したことがないくらい盛大なクリスマス会が行われました。

旧正月の年末、1月下旬には新しい年にむけてレクリエーション大会が開催されました。内容はというと、シンガポールのリゾート地と知られるセントーサ島に行き、チームに分かれてゲーム大会。僕は当時足の骨折が治ったばかりでしたが、みんなが全力なのでそんなことお構い無しに全力疾走で頑張りました。

 

チームで協力して行うゲーム大会では、あまりルールをよく理解できなかった僕に対して、仕事の時以上に怒ってきました。というか、仕事以上に情熱的でしたね。

ちなみにこの大会は、優勝したからといって商品があるわけでもありません。この時に、シンガポールの企業では仕事だけでなく、遊びやレクリエーションにも全力で取り組むんだなと、僕も仕事にも遊びにも全力で向き合おうという気持ちになりました。

 

なぜ海外で働きたいと思うのかを明確にしておこう

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4ヶ月という短い期間でしたが、実際に海外企業で働くことができてすごく良い経験になりました。僕の経験を通して、これから海外で働いてみたいと思っている方に伝えたいことがあります。

それは、「なぜ海外で働きたいと思うのかをもう一度考えてほしい」ということです。

海外で働く前の僕は、日本で働いていてもマンネリ化していて、きっと海外に行けば刺激的な毎日が過ごせるはずだと思い込んでいました。実際にその夢が叶って、人生これからもっとワクワクするはずだと思っていたんです。

 

しかし、実際に海外で働いてみると、結局のところはルーティーンワーク。朝9時に会社に行き18時に退社の繰り返し。「別の国に行って仕事がしたい」。気がつけば、日本で働いていた時と同じ気持ちになってしまいました。

その時に気が付いたんです。ただ働く場所を変えたとしても、根本的には何も変わらないと。反対に、自分が好きな仕事をしていれば日本にいてもワクワクした日が過ごせるということを学びました。

今はフリーランスでブログやウェブ制作をして働いています。場所にとらわれることなく充実した日々を過ごしています。これから海外で働きたいと思っている方は、「なぜ自分が海外で働きたいのか」をもう一度考えてほしいと思います。

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もしそれでも、「いや、俺(私)はどうしても海外で働きたいんだ!」と言う方は全然構いません。実際に海外に行くことで見えてくるものもたくさんあります。僕もそうでした。

ただ漠然と飛び出した場合、海外では大変なことがたくさん待ち構えています。海外の企業は実力主義でもあるので、結果がでなければすぐにクビにされてしまいます。会社とソリが合わず勢いで辞めたものの、次が見つからず大変そうにしている人もいました。

明確な目的がない場合は、大きな問題に直面した時にモチベーションが続かなくなることもあるので、ぜひ自分の核となる部分を固めてからご自身の夢を追いかけてほしいなと思います。

 

なんだか怖がらせるようなことを書いてしまったかもしれませんが、僕は挑戦すること自体は大賛成です。ただ行ってから大変なこともあるよということを知ってほしくて、自分の思いを書きました。

海外は言葉も生活習慣も違います。大変なこともあると思いますが、ぜひ自分のやりたいことをやり続けてください。新しい道が開けることを願っています。

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難病になった後会社を辞めフリーランスに転身。国内外を旅しながら旅ブログ「タビホリ」を運営。7ヶ月間の世界一周を経験し、合計40ヶ国以上を訪問。台湾一周経験あり。常に映えを探してます。

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