その他

1996年東京生まれ。ステキな人やモノを広めるライター。2019年にフリーライターとして独立し、インタビュー記事、地方取材記事、イベントレポート、プレスリリースなどの執筆を手がける。短期間でサクッと行く旅と音楽が好き。普段は多国籍なシェアハウスで暮らしています。

テレワークやリモートワークといった言葉をよく耳にするようになり、ワークスタイルにも多様性が出てきた今日この頃。

フルリモート勤務の方やオフィスへの出勤が減った方におすすめしたいのが、普段とは違った場所に滞在して仕事をするワーケーションです。今回は、夏でも涼しい札幌でのワーケーションを提案します!

ワーケーションって?

photo by unsplash

テレワークを導入する企業が増え、ワーケーションという言葉を聞くようになった方も多いのではないでしょうか。

ワーケーションとは「Work(仕事)」と「Vacation(休暇)」を組み合わせた造語で、リゾート地や地方など、普段の職場とは離れた場所で休暇を兼ねて働くことを意味します。

元々は有給休暇の取得率が低いアメリカで、旅先にいるときも仕事をこなしていたことから広まりました。

自分の好きな土地、いつもと異なった環境でリフレッシュしつつ仕事もできるとして、日本でも注目を集めています。そして、今回私がワーケーションの場所としておすすめしたいのが札幌!

札幌がワーケーションにおすすめな3つの理由

photo by Misaki Ito

避暑地なので涼しい

札幌でのワーケーションは特に夏がおすすめ。理由は何と言っても、気温や湿度が低くて過ごしやすいからです。夏でも平均最高気温は25℃〜26℃。時には30℃を超える日もあるようですが、東京などの地域と比べれば、札幌が過ごしやすいのは間違いないはず。

運転免許や車がなくても過ごしやすい

地域によっては車がないと移動が大変な場合もありますよね。札幌は東京から飛行機で約1時間40分、新千歳空港から札幌駅までもJRで1本です。

札幌では地下鉄が便利なので、さっぽろテレビ塔や大通公園、札幌市時計台といった観光スポットもほとんどが地下鉄の駅から歩いて行くことが可能。車がなくても不便なく過ごすことができます。

ご飯がおいしい!

旅先で重要なのは、やっぱりご飯ですよね。北海道といえばスープカレー、海鮮、ジンギスカン、ラーメンなど名物グルメの宝庫!

仕事の合間に美味しい北海道グルメでリフレッシュしちゃいましょう。

札幌でおすすめの作業スポットをピックアップ!

札幌市図書・情報館

photo by 札幌市図書・情報館

まず紹介したい札幌のおすすめ作業スポットは、札幌市図書・情報館!

WORK(仕事に役立つ)・LIFE(暮らしを助ける)・ART(芸術に触れる)をテーマに、入門書から専門書までの図書と500種以上の雑誌、90種以上の新聞がそろっています。

多数の図書が並ぶだけでなく、電源ありのワーキング席や2~4人で打ち合わせしながら調べものができるグループ席、5人以上で利用できるミーティングルームなどもあります。

photo by 札幌市図書・情報館

札幌市立の図書館であるため市民優先ですが、当日、空席があれば市外の方でも利用可能。

飲み物を持ち込めたり、突然の電話にも対応できる電話ブースがあったりと、これまでの図書館とは異なった新しい空間です。

ここではないどこかへをテーマに旅に関する図書も豊富に揃っているので、次のワーケーションや旅先探しにも役立ちそう!

現在、マスク着用や入館時の手指消毒をお願いしているほか、一部の密閉空間(個室)は扉を開放した状態での利用、ミーティングルームは定員5名に人数を制限するなどの感染症対策を実施しています。

■詳細情報
・名称:札幌市図書・情報館
・住所:札幌市中央区北1条西1丁目
・地図:
・アクセス:札幌市営地下鉄東西線、南北線、東豊線「大通」駅 30番出口から西2丁目地下歩道より直結 徒歩約2分 /市電「西4丁目」駅から徒歩約12分 / JR「札幌」駅南口から徒歩約10分 /バス 「時計台前」または「北1条」停留所から徒歩約2分
・開始時間:平日 9:00~21:00 / 土・日・祝日 10:00〜18:00
・休館日:毎月第2・第4水曜日、年末年始 12月29日~1月3日 ※その他、札幌市民交流プラザの休館にともなう臨時休館あり
・電話番号:011-208-1113
・公式サイトURL:https://www.sapporo-community-plaza.jp/library.html

CONTACT

photo by CONTACT

CONTACTはシェアオフィスとゲストハウスが一体となった複合施設で、まさにワーケーションにぴったり!オフィスワーカーと旅行者が出会うことで新しい価値を提供するというコンセプトだそう。

photo by CONTACT

シェアオフィスは月額会員のみの利用ですが、コワーキングスペースは1日利用も可能です。もちろん高速Wi-Fiと電源も完備。カフェや雑誌・本が揃った図書スペースも併設されています。

宿泊エリアは完全プライベート空間となっており、女性フロアもあるので、女性1人での利用も安心です。スタッフのマスク着用や小まめな手洗い、設備の定期的な消毒や換気といった感染症予防対策も十分に配慮されています。

■詳細情報
・名称:CONTACT
・住所:札幌市中央区南2条西5丁目26-4
・地図:
・アクセス:札幌市営地下鉄 大通駅から徒歩4分
・電話番号:011-522-5548
・料金:コワーキング(ドロップインプラン):1,500円 / 宿泊3,000円〜
・公式サイトURL:https://contact-sapporo.com/

大人座

photo by 大人座

仕事にも遊びにも使えるカフェ&バーと謳っている大人座。昼間はコワーキングカフェ、夜は秘密基地のような空間でお酒を楽しめるバーに変身します。仕事と遊びのメリハリをしっかりつけたい方におすすめ。

photo by 大人座

コワーキングは3時間600円(1ドリンク付き)から利用できるので、ちょっとしたスキマ時間にも気軽に使えます。大通駅から徒歩1分のアクセスの良さもポイント。店内は定期的な室内換気、テーブルやドアノブの消毒などといった感染症対策を実施されています。

■詳細情報
・名称:大人座
・住所:北海道札幌市中央区南1条西1丁目3 板谷ビル8階
・地図:
・アクセス:札幌市営地下鉄 大通駅37番出口から徒歩1分
・営業時間:コワーキングカフェタイム 10:00~20:00 / バータイム 20:00〜24:00
・定休日:祝日 (日曜はイベント営業のみ)
・料金:0-3h 600円(1ドリンク付) / 3-6h 1,000円(1ドリンク付) / 1day 1,500円(フリードリンク)
・公式サイトURL:https://www.otonaza.com/

おいしいご飯も欠かせない!おすすめのグルメスポット

らーめん信玄

photo by Misaki Ito

ラーメン激戦区の札幌の中でも大人気で、地元民にも観光客にも愛されているラーメン屋。さっぽろ駅から2駅隣にある、すすきの駅から徒歩10分ほどのところにあります。

定番メニューは信州こくみそラーメン。濃厚なスープにはコクがありつつも意外とさっぱりしていて、スープまであっという間に飲んでしまうほど。私が昨年訪れたときには、平日でも長蛇の列ができていました。

■詳細情報
・名称:らーめん 信玄 南6条店
・住所:北海道札幌市中央区南6条西8丁目8−2
・地図:
・アクセス:市電東本願寺前より徒歩2分 / 地下鉄すすきのより徒歩10分 / 東本願寺前駅から180m
・営業時間:11:30~翌1:00(L.O)
・定休日:無休
・電話番号:011-530-5002

すーぷかりー ひげ男爵

photo by Misaki Ito

札幌グルメといえばスープカレーも有名ですよね。私がおすすめするのは札幌駅から歩いて行ける、「すーぷかりー ひげ男爵」!

チキンやポーク、ベジタブルなどの定番メニューからキーマ納豆、豆づくしの豆男爵など8種類の基本メニューの他、曜日限定のメニューも揃っています。辛さも6段階以上あるので、辛いものが苦手な方でも好きな方でも好みの辛さで食べられますよ。

個人的にはパリパリ&ジューシーなチキンレッグが入ったチキンカレーがイチオシ。また、ひげをたくわえた方は100円引というユニークな一面も。(ひげは付けひげや書きひげでもOKです!笑)

■詳細情報
・名称:すーぷかりー ひげ男爵
・住所:北海道札幌市中央区北一条東2-5-12 ビーンズコート 1F
・地図:
・アクセス:地下鉄東西線バスセンター前駅より徒歩5分程度
・営業時間:11:00~15:00(L.O.14:30) / 17:00~22:00(L.O.21:30)
定休日:不定休
・電話番号:011-210-0144
・公式サイトURL:https://twitter.com/hige_danshaku

パフェ、珈琲、酒、佐々木

photo by Misaki Ito

札幌に来たら忘れてはならないのが、夜の締めパフェ。パフェ、珈琲、酒、佐々木は18時から24時の夜の時間帯だけ営業しているパフェ専門店です。店名の通り、珈琲やお酒の提供もしています。

ビジュアルも美しいパフェは見ただけでテンションが上がるもの。甘いものは別腹という言葉があるように、ディナー後でもさらっと食べられてしまいます。

甘いパフェが仕事後の疲れた脳を癒やしてくれること間違いなし。旬のフルーツを使ったパフェもあるので、季節ごとにメニューが変わるのも楽しみの一つになりそう。すぐ近くに本店の「佐藤」もあります。

■詳細情報
・名称:パフェ、珈琲、酒、佐々木
・住所:北海道札幌市中央区南2条西1-8-2 アスカビル B1F
・地図:
・アクセス:地下鉄「大通駅」「豊水すすきの駅」から徒歩2分
・営業時間:18:00~24:00(金・土は26:00迄)
・定休日:火曜(祝日の場合は翌水曜)
・電話番号:050-5594-9586

札幌で仕事もグルメも充実!

夏の札幌では気候も過ごしやすく、仕事もおいしいご飯も楽しめるなんて、まさにワーケーションにぴったりだと思いませんか?記事を書いている今も行きたくなってきました(笑)。

旅先ではマスクの着用や手指消毒などの対策を徹底し、エチケットを守りながら楽しんでくださいね!

【特集】NEXT JAPAN TRAVEL – あたらしい旅、だいすきな場所。-


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1996年東京生まれ。ステキな人やモノを広めるライター。2019年にフリーライターとして独立し、インタビュー記事、地方取材記事、イベントレポート、プレスリリースなどの執筆を手がける。短期間でサクッと行く旅と音楽が好き。普段は多国籍なシェアハウスで暮らしています。

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