5.アグロフォレストリーシステム(アグロフォレストリーシステム)
アフリカにも世界農業遺産に指定されているスポットがあります。それがタンザニアにあるアグロフォレストリーシステムです。
豊かな森林と農業がうまくマッチしており、バナナやコーヒがー栽培されています。
・名称:アグロフォレストリーシステム
・住所:Tanzania,Moshi(アグロフォレストリーシステムが行われているエリアのひとつ)
・アクセス:ロンドンやアムステルダムから直行便があります
6.清流長良川の鮎
鵜飼で知られる岐阜県の長良川も、世界農業遺産に指定されています。長良川は漁業だけでなく、農業や林業とも深いつながりがあります。
・名称:清流長良川の鮎
・住所:岐阜県岐阜市
・アクセス:JR岐阜駅からバス
・オススメの時期:いつでも
・公式サイトURL:http://www.gifucvb.or.jp/sightseeing/detail_kankou.php?eid=00012
7.みなべ・田辺の梅システム
和歌山県といえば「みかん」のイメージが強いですが、梅の産地としても知られています。高品質な田辺の梅は、養分の少ない礫質の斜面で育てられています。
また、斜面には紀州備中炭の基になるウバメガシがあります。
・名称:みなべ・田辺の梅システム
・住所:和歌山県田辺市、みなべ町
・アクセス:新大阪から特急「くろしお号」に乗り紀伊田辺駅下車
・公式サイトURL:http://www.town.minabe.lg.jp/docs/2015121400019
8.高千穂郷・椎葉山地域の山間地農林業複合システム
美しい峡谷美で知られる宮崎県、高千穂。しかし、森林に囲まれているため農業には適していない地域といえます。
しかし、高千穂の人々は棚田を利用した稲作、高品質な和牛、お茶の生産など、様々なものを生産することで生計を立ててきました。
・名称:高千穂郷・椎葉山地域の山間地農林業複合システム
・住所:宮崎県西臼杵郡高千穂町
・アクセス:JR延岡駅からバスで90分
・公式サイトURL:http://www.pref.miyazaki.lg.jp/contents/org/chiiki/shityoson/nishiusuki_shityo/sekainougyoisan/
9.トキと共生する佐渡の里山
見事に復活した新潟県のシンボル、トキ。佐渡島ではトキと共生した農業が行われています。トキが害虫を食べてくれるのです。
・名称:トキと共生する佐渡の里山
・住所:新潟県佐渡市佐渡島
・アクセス:新潟両津港からフェリー
・公式サイトURL:http://www.ja-sado-niigata.or.jp/PRcontents/08_for_safety/giahs.html
10.静岡の茶草場農法
最後に紹介する世界農業遺産は東京に近い、静岡の茶草場農法。静岡県のお茶の生産の特徴はススキやササを利用した茶草場農法です。この農法により、香り高いお茶が生まれます。
・名称:静岡の茶草場農法
・住所:静岡県
・アクセス:静岡駅へは東京駅から新幹線で約1時間
・公式サイトURL:http://kakegawa-kankou.com/chagusaba/index.html
最後に
このように、世界農業遺産はユニークなシステムが構築されていることが特徴です。あらかじめ農法を知っておくと、農村を見る目も変わるかもしれません。