ナイフを使って食べると「じゃがいもが固くておいしくない」という意味で、作り手に対して失礼に当たることもあるそうですよ。
インド 食事は左手を使ってはいけない
インド料理は 基本手づかみで食べられることが多いのですが、左手は使いません。
インドでは用を足した後に左手で拭いて水で洗う習慣が残っていますので、左手は「不浄の手」と言われ、食事中に使うことはタブーとされています。
インド人でも大きいナンをちぎる場合などは補佐的に左手を使う場合はありますが、積極的には使わない方が良いでしょう。
食事の時だけでなく、握手をする時や、相手に何かを渡す時にも、左手を使うと失礼にあたりますので、覚えておきたいですね。
タイ フォークを使って料理を食べてはいけない
タイの料理はでは、フォークは取り分け用として使われたり、大きめの食材を切る時に押さえる為に使われる物。食材を口に運ぶ時は、スプーンを使うのが基本です。
フォークを使って食べるのは、子供だけですので、知らずに使ってしまうと、少し恥ずかしいです。
他にも、スープの皿に口をつけてはいけない、麺類はすすってはいけない、といったマナーもあります。
中国 出された料理を全て食べてはいけない
中国では沢山の料理でおもてなしをするのが良しとされており、少し残すのが礼儀です。「食べ物を大切に!全部食べなさい」と言われて育ってきた日本人にとっては、驚きのマナーですね。
食事を全て食べると「足りなかった」という意味になることもあり、同じ料理がまた出てくるなんてことも・・・。
但し、自分の取り皿に入れたものを残すのは、美味しくなかったという意味になる為、全て食べきるようにしてくださいね。
韓国 お皿は持って食べてはいけない
韓国料理はステンレス製のお皿を使われることが多く、熱くて手に持って食べる事が難しい為、皿を持つ習慣がありません。持ちやすい素材のお皿でもそれは変わらず、礼儀としてのマナーと言うよりは、風習に対するマナーとして覚えておきたいところです。
韓国料理は普通箸とスプーンが出され、つまみやすいものは箸で、それ以外のものはスプーンを使って食べます。その為、お皿を持ち上げる必要は殆どありません。
スープ類などは食器を持って最後までのみ干すこともあるそうですので、あまりマナーに囚われずに美味しく頂きたいですね。
まとめ
いかがでしたでしょうか?所変わればマナーも色々。
旅行に行く際には、相手の国への敬意を示す為にも、最低限の食事マナーだけは調べていきたいですね。