ライター
GUCCI 外資系コンサルタント

旅する外資系コンサルタント。 30歳で世界一周に出たとき、ただの趣味だった写真が、いつの間にか現地で売れるほどの腕前に。 現在は世界一周の動画・写真を世界に配信中。 好きな場所は圧倒的な秘境・絶景。好きな言葉は「Now or Never」。

迫力があるのは満潮の前後1時間!

最も豪快に波が流れ込むのは満潮の前後1時間です。それ以外だと井戸の上まで海水が浸らないからです。満潮のときに近くまで寄って写真を撮ろうとすると、どうしても足が濡れてしまうので、ストラップ付のサンダルなどで行くのがおすすめ。

満潮の時刻は毎日変わるので、事前に調べてから行きましょう!トールの井戸の 満潮時刻は下記で調べる事ができます。
http://tides.willyweather.com/or/lincoln-county/yachats.html

 

満潮&サンセットが重なる日を狙おう!

トールの井戸は太平洋岸にあるので、海の向こうに夕日が沈んでいきます。満潮前後で、かつ背景にサンセットが映っている絶景を狙いましょう!

 

三脚を使ってシルクのような写真を撮ろう!

IMG_5610

photo by GUCCI

皆さんは、旅行雑誌などに載っている滝や川の写真で、水面が白いシルクのようになっている写真を見た事はありませんか?

あれは長時間露光(シャッターをコンマ数秒〜数十秒ひらいたままにする)というものを使って、一瞬を切り取るのではなく、数秒間で流れる水の動きを1枚の写真にしているんです。

そして、このトールの井戸でも、ほぼ全ての写真家が長時間露光でその絶景をおさめています。

何だか難しそうだな、と思ったかもしれませんが、三脚と数万円程度のカメラがあれば、初心者でも非常に簡単に撮る事ができます。

①カメラをシャッタースピード優先モードにする
②シャッタースピードを1/6秒〜1/2秒に設定する
③トールの井戸から数m手前に三脚とカメラをセットする
④海水が沈み込んでいくタイミングに合わせてシャッターを押す

シャッタースピードとシャッターを押すタイミングによって写り方が変わるので、写った写真を確かめながら何度も撮ってみましょう!
 

トールの井戸に今すぐ行こう!

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photo by shuttertstock

↑サンセットをバックに、高くしぶきを上げるスパウティングホーン

 

個人でしか行けない穴場なので、その絶景にじっくり浸ることが出来ます。沈み行く夕日を背景に豪快に流れ込む「トールの井戸」の絶景に心打たれること間違いなし!

いつかやろうは馬鹿やろう。さぁ、あなたはいつ行きますか?

■詳細情報
・名称:トールの井戸(Thor’s Well)
・住所:アメリカ オレゴン州 パーペチュア岬(Cape Perpetua Special Interest Area)
・アクセス:ポートランド(Portland)から車で3時間
・営業時間:24時間
・定休日:年中無休
・電話番号:+1-541-547-3289(US Forestry Department)
・料金:なし
・所要時間:1時間
・オススメの時期:6−9月
・公式サイトURL:なし

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旅する外資系コンサルタント。 30歳で世界一周に出たとき、ただの趣味だった写真が、いつの間にか現地で売れるほどの腕前に。 現在は世界一周の動画・写真を世界に配信中。 好きな場所は圧倒的な秘境・絶景。好きな言葉は「Now or Never」。

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