アテネのおすすめ観光スポット49選

今回は「世界最古の都市の一つ」で有名なギリシャのアテネについてご紹介したいと思います。

＊編集部追記
2017年8月に公開された記事に新たに4ヶ所を追加しました。（2017/10/20）
2017年10月に公開された記事に新たに4ヶ所を追加しました。（2018/9/2）
執筆時点での情報なので、実際に訪れた方で古い情報を見つけた方はmedia@tabippo.netまでご連絡ください。

アテネに行ってみての感想

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私がアテネを訪れたのは夏で、気温が暑く日差しも強かったのでサングラスが必須でした。アテネは世界で最も古い都市の一つであり、約3,400年という長い歴史があります。

そんなアテネを訪れるとあって、やはり一番興味があったのは遺跡や博物館でした。夏だったので観光客も多く、特にアクロポリス美術館とアクロポリスは人気でした。

歴史ある遺跡も素晴らしいですが、ギリシャはご飯もおいしいです！ギリシャでは食堂は「タベルナ」と言うそうですが、日本人が聞くと「食べるな」と勘違いしてしまいますね。

ギリシャ版グラタン・ムサカやグリーク・サラダ、ケフテスというミートボールなど、日本人の口に合う料理がたくさんあるので、ぜひいろいろ試してみてください。

観光する際のアドバイス

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アテネの治安ですが、残念ながらあまり良いとは言えません。実際に行けば思っていたより悪くないと感じるかもしれませんが、スリや置き引きなどは多いので注意が必要です。

物価はあまり高くなく、西ヨーロッパと比較すればかなりリーズナブルな旅ができるでしょう。安いレストランなら、5ユーロほどでパスタが食べられます。

はじめに

アテネってどんな場所？

ギリシャの首都アテネ。ここは世界で最も古い都市の一つとして知られ、西洋文明の元になった思想や哲学、建築術や彫刻などの芸術に優れていた街でした。

アテネは有名な哲学者や教育者、そして芸術家などの人材を輩出した地域ですが、これらのほとんどは紀元前4-5世紀のアテネの文化や民主政治などによるもので、ギリシャ神話の影響力なしには成立しなかったものと思います。

ギリシャ神話の都アテネには尽きない魅力があるのかもしれません。

ギリシャ神話の世界「アテナイのアクロポリス」

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アテネのアクロポリスは古代都市国家ポリスのシンボルで知られる世界遺産。ギリシャの神々をまつわるこの小高い丘は石灰岩で出来ていて、高さが70メートル、回りが800メートルのところどころに多くの神殿が立ち並ぶとても貴重な観光スポットです。

アテネのアクロポリスには有名なパルテノン神殿をはじめ、アテネ神殿、ディオニューソス劇場、アテナイ音楽堂などの多くの見所があり、この丘にたどり着くまでは10分ほど坂道をのぼっていくそうです。

アクロポリス博物館

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アクロポリス博物館はアテネのアクロポリスから出土した多くの発掘品を収蔵・展示するための施設。ここにはアテーナー神殿などのアクロポリスの丘の上のあった建築物を飾る彫像や、パルテノン神殿にあった大理石の像などを見ることが出来ます。

この博物館の目玉は通称エルギン・マーブルと呼ばれるパルテノン彫刻のための展示スペースで、実は本物はイギリスにあるとのこと。ギリシャ市民のパルテノン神殿にかける熱い思いが伝わる内容になっているようです。

パルテノン神殿

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アテネのアクロポリスの丘にあるパルテノン神殿は、古代アテナ(アテナイ)を守る女神、アテーナーを祀る神殿です。この神殿はドーリア式と呼ばれる円柱の建造物の中での最高傑作なのだそうで、古代ギリシャのシンボルとして高い評価を受けています。

実はパルテノン神殿はキリスト教の教会になったり、イスラム教会のモスクとして使われていた事もあり、戦争の被害により建物が破壊・損傷された過去を持っていて、現在は破壊された部分の修復や保全などを行っています。

ヘロディス・アッティコス音楽堂

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これもアテネのアクロポリスの丘にある古代の音楽堂(オデオン)です。作ったのはヘロディス・アッティコスさんというローマ時代のギリシャの実力者。この音楽堂は5,000人ほどの収容できる施設で、建設された当時から音楽の演奏会に使用されていました。

客席は白大理石で造られていて32列あったそうです。しかし、当時の音楽堂は戦争により破壊されてしまったようです。1950年代に新しく改修されて現在に至っているようで、アテネ・フェスティバルのコンサート会場として使われているのだとか。

アテナイのアゴラ「古代アゴラ博物館」

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古代アゴラ博物館はアクロポリスの北にある観光スポット。昔はアゴラと呼ばれるお店があったエリア内にあり、「アッタロスのストア」という名の柱廊が有名で現在は展示室になっているようです。

この柱廊は長さが115メートル、奥行きは20メートルで、ヘルメスやヘラクレスなどの彫像があるので、見る価値は十分あると思います。ちなみにこの博物館は「アッタロスのストア」を用いた再築のため、今後の古代建築物の復元に関しても重要な事例になるかもしれません。

プラカ地区

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アテネのアクロポリスの麓にあるプラカ地区は、古い町並みの残るエリア。石畳の通りには独特の小さな家やお土産屋、カフェバーなどがあり、旅行者も楽しくお散歩できるようです。またお店によっては屋上席でパルテノン神殿を眺める事もできるのだとか。

ちなみに夜はパルテノン神殿がライトアップするので眺めも良さそうですが、暗いスポットのようなので注意が必要だと思います。

アテネ観光の拠点シンタグマ広場周辺

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アテネの中心にあるシンタグマ広場。ここは地元の人々も観光客も昼夜問わず集まって来るという観光拠点としても有名な所で、正面に国会議事堂、東側に無名戦士の碑、その他お役所やお店、ホテルなどもあるようです。

この広場では、1844年にギリシャ王国の憲法が発布されたと言いますから、ギリシャに行った時は一度は訪ねてみたい場所のひとつだと思います。

リカヴィトスの丘

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アテネを一望できる丘リカヴィトス。この丘は麓が松の木に覆われていて、頂上まではケーブルカーで登っていきます。ここにはゲオルギオス聖堂というキリスト教会やレストランなどがあるそうなので、休憩するのも良いかと思います。

リカヴィトスはミステリアスな丘で、ここからの景色は素晴らしく、ギリシャの神々が宿る丘のように見える人もいるほどなので、一度登ってみるのも良いかと思います。

アテネ国立庭園

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アテネ国立庭園はアテネの中心にある公園です。かつては王宮で現在はギリシャ議会議事堂が公園の北にあったり、南にゼウス神殿、東にはパナシナイコスタジアム、そして西にはシンタグマ広場が隣にあるなどアテナ観光には大変便利なランドマークの一つです。

緑のある遊歩道があり、地元の人も散歩しているのだとか。実はこの公園は元々は王立庭園として作られたものですが、現在は日の出から日没まで市民に開放されているそうなので、立ち寄ってみても良いと思います。