編集部

こんにちは、旅を広める会社である株式会社TABIPPOが運営をしている「旅」の総合WEBメディアです。世界一周のひとり旅を経験した旅好きなメンバーが、世界中を旅する魅力を伝えたいという想いで設立しました。旅人たちが実際に旅した体験をベースに1つずつ記事を配信して、これからの時代の多様な旅を提案します。

皆さんは、ギリシャ料理と聞いてどんなものを想像しますか?パルテノン神殿やエーゲ海など、歴史ある街並みで有名なギリシャですが、有名な料理は意外とわからない…そんな方も多いのではないでしょうか?

実はギリシャは、グルメな国として世界的に知られています。そこで今回は、そんなギリシャの代表的な料理とスイーツを25選、厳選してご紹介いたします。

*編集部追記
2017年3月に公開した記事に新たに加筆しました。(2017/9/5)
ギリシャ料理のレシピを追加しました。(2018/01/29)

ギリシャの食事事情

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ギリシャは、ヨーロッパ有数のグルメな国として知られています。料理はトルコ料理に少し似ていますが、やはりヨーロッパのフレーバーもあり、アジアとヨーロッパの融合といった感じです。

特にオリーブオイルをたっぷりと使うことで有名で、北ヨーロッパと違い新鮮な魚介類も楽しめます。ギリシャ料理で最も有名なものはムサカというオーブン料理で、私も大好きです!主な材料は揚げたナス、野菜、マッシュポテト、挽き肉、トマトソースで、もちろんオリーブオイルも使います。

 

現地の食堂は「タベルナ」(日本人が聞くとちょっと不思議な名前)といいます。ギリシャ料理は食材が豊富で、味もバラエティーに富んでいるので、現地を訪れたならどんどん色々なグルメに挑戦してみましょう。

ベストフード

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私がおすすめなのは、野菜を丸ごと使ったイェミスタという料理です。トマトやナス、ピーマンなどの中身をくり抜き、そこにお米や挽き肉を入れオーブンで焼き上げたもので、素材の味がギュッと詰まっておいしいですよ!

日本人の口に合う優しい味で、病みつきになること間違い無しです。手間暇かけて作られる料理は、やはりおいしいですね。ヨーロッパを旅行するとご飯を食べる機会が自然と少なくなっていくので、お米が恋しくなった時にもおすすめです。

ギリシャの代表料理!コトスパ・ アヴゴレモノ(卵とレモンのスープ)のレシピ

ギリシャ料理が気になる方へ、「全196ヵ国おうちで作れる世界のレシピ」の本山尚義シェフが考案した「コトスパ・ アヴゴレモノ(卵とレモンのスープ)」のレシピをご紹介します。

アヴゴレモノとは、卵とレモンのこと。珍しい組み合わせですが雑炊を思い出すやさしい味。出来上がりはふわっとクリーミーです。

コトスパ・ アヴゴレモノ(卵とレモンのスープ)の材料(2人分)

A:鶏もも肉(1枚)、玉ねぎ(1/2個・薄切り)、にんじん(1/2本・薄切り)、水(4カップ・800cc)
米(30g・洗っておく)、卵(1個)
B:レモン汁(大さじ1)、塩(小さじ1)

コトスパ・ アヴゴレモノ(卵とレモンのスープ)の作り方

1.鍋にAを入れて、一煮立ちさせる。弱火で50分煮込んで、ざるでこし、出汁をとる。鶏肉は粗熱がとれたら細かく割く。にんじん、玉ねぎは取り出す。
2.1の出汁に鶏肉だけを戻し、米を加え、弱火で20分柔らかくなるまで煮込む。
3.ボウルに卵を溶き、2の出汁の1/4量を少しずつ混ぜながら加える。
4.2の鍋に3を少しずつ加える。すると、とろみがついてくるので、Bを加え、味をととのえる。

ホルタ

旬の野菜を茹でたものに、レモン果汁とオリーブオイルをかけて食べるサッパリとしたサラダです。季節によって使用される野菜が異なるので、シーズンごとに様々な味を楽しめます。

タラモサラダ

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世界的に有名なタラモサラダ。オリーブオイルとレモン果汁を魚の卵に和え、さらにマッシュポテトを加えてペースト状にしたもので、主にディップとして使われます。

ホリアティキ・サラダ

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オリーブの実やトマトなど、新鮮な野菜がたっぷり入ったサラダです。野菜と共に山羊乳のチーズが添えられていることが多く、それもまた美味です。

ファヴァ

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ギリシャ料理の前菜の代表格といえば、ファヴァ。小さな黄色い豆を柔らかく煮てペースト状にしたものに、レモン果汁とオリーブオイルを混ぜていただきます。

サガナキ

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チーズに小麦粉をまぶし、熱したフライパンで揚げて、そのあとに焼いた料理です。コショウやレモン果汁で味付けして食べます。塩気が強く、おつまみとしてもオススメです。

ムサカ

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皿に並べたジャガイモをオリーブオイルで炒め、その上にトマトソース、ナス、煮詰めた挽き肉を何層にも重ね、さらにそのまた上からホワイトソースをかけて焼き上げた料理です。野菜も肉もたっぷり入った家庭の味です。

パツァス

二日酔いに効く臓物スープです。羊の胃・腸・足などを煮込み、赤唐辛子やコショウなどで味付けします。少し辛味があっておいしいです。

ケフテデス

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ケフテデスはギリシャ語でミートボールという意味ですが、料理自体は肉ではなく、野菜や焼き魚の身を使ったものが多いです。スパイスやハーブの風味が効いておいしいですよ!

イェミスタ

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トマトとピーマンの中身をくり抜き、その中にハーブライスを詰めてオーブンで焼き上げた料理です。じっくりと焼き上げた野菜の甘みとハーブライスの相性は抜群です!

ドルマデス

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いわゆるギリシャ風ロールキャベツで、ハーブや玉ねぎ、ひき肉などを米に混ぜ、葡萄の葉で巻いて煮た料理です。お肉は入れても入れなくても構わないので、ベジタリアンの方も安心です。

ギロ

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世界中で愛されているギリシャのファーストフードです。羊肉や牛肉のミンチを固めてじっくり焼き上げたもので、これを野菜などと一緒にパンに挟んで食べるギロ・ピタが人気です。

クレフティコ

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オリーブオイルとレモン果汁でマリネにした羊肉を、紙で包んで蒸し焼きにした伝統料理です。爽やかな香りと豊かな味わいを楽しめる逸品です!

ズッキーニボール

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ズッキーニやかぼちゃを使った、ギリシャの家庭料理でよく作られる野菜ミートボールです。ヘルシーで飽きのこない味は、ちょっとしたおつまみにも最高です。

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