ドイツの世界遺産

中世のロマンあふれる「ドイツ」の世界遺産まとめ(全37ヶ所、写真51枚)

ドイツの世界遺産
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超有名なノイシュバンシュタイン城をはじめとした、ドイツにある世界遺産はなんと37ヶ所!世界で5番目に多くの遺産を保有しています。

中世の町や古城、ゲーテゆかりの古跡、美しい庭園などドイツ文化の魅力を存分に伝える世界遺産をまとめましたので、ぜひゆっくりとご覧ください。

 

ケルン大聖堂

ケルン大聖堂

photo by Axel Schwenke

632年もの歳月をかけて建設された世界最大級のゴシック建築は、神の国「天」へ一歩でも近づきたいという思いから157mという当時は世界最大の高さを誇っていました。

2004年にビルの建設によって景観が失われるかもしれないということから危機リストに登録されましたが、建設計画が変更され、2006年に無事解除されました。建物に合わせた周りの景観も見所の一つです。

 

ベルリンのムゼウムスインゼル(博物館島)

ベルリンのムゼウムスインゼル

photo by Allie_Caulfield

ベルリンのムゼウムスインゼル

photo by Robert Agthe

シュプレー川の中州に位置するムゼウムスインゼルは、5つの博物館が集まっていることから博物館島と呼ばれています。

最も古い博物館は1830年に開館されたもので、その他は旧ナショナルギャラリーやエジプトの遺物を保存するボーデ博物館、古代ローマ美術やオリエント美術を収蔵しているペルガモン博物館などがあります。

 

ライン渓谷中流上部

ライン渓谷中流上部

photo by Heribert Pohl

ライン渓谷中流上部

photo by Chris Wolff

全長1300kmを超える大河、ライン川の中でも「ロマンティック・ライン」という異名を持つ最も美しいエリアです。

クルージングの名所として世界的に有名で、美しいブドウ畑や古城が佇むのをゆったりとした川の流れにのって眺めるのは至福のひと時となるでしょう。ベストシーズンは6月から10月の間で、春や秋は収穫祭を楽しむことができます。

 

ブレーメンのマルクト広場の市庁舎とローラント像

1405年から5年かけて建築されたマルクト広場の市庁舎は、ヴェーザールネッサンス様式のファサードと、ゴシック様式が混在するドイツで最も貴重な建築物のひとつとされています。

内部は壮麗な装飾が施され、ワインセラーなどもあります。その前に建つローランド像は、ブレーメンの自由と市民権の象徴であり、市庁舎と共に2004年に世界文化遺産に登録されました。

 

ポツダムとベルリンの宮殿群と公園群

ポツダムとベルリンの宮殿群と公園群

photo by Wolfgang Staudt

ドイツ・ロココ様式の壮麗な外観を持つサンスーシ宮殿を中心とした宮殿群と庭園がドイツの古都ポツダムにあります。この宮殿はプロイセン王国のフリードリヒ2世によって建てられました。

大きな規模じゃないものの、城の内部には芸術を楽しむための部屋があり、庭園には中国茶館や絵画展示館があるなど、芸術を愛した王の人間性が反映されています。

 

レーゲンスブルクの旧市街とシュタットアムホーフ

レーゲンスブルクの旧市街とシュタットアムホーフ

photo by Roger W

レーゲンスブルクの旧市街は、1世紀にはローマ軍の駐屯地として栄え、6世紀頃には神聖ローマ帝国の帝国議会が開かれるなど、歴史的にも重要な場所として栄えてきました。

1135年から1146年にかけて建造されたとされるシュタイナーネ橋は世界最古の橋と言われています。また、シュタットアムホーフには聖カタリーナ養老院や、中世からビールが作り続けられているビアホールなどがあります。

 

バンベルクの町

バンベルクの町

photo by Thomas Depenbusch

バンベルクの町

photo by Matthias Ripp

第一次世界大戦と第二次世界大戦両方の戦火を逃れ、1000年の歴史を残す街並みを今に伝えるこの都市は「バイエルンの真珠」という別名も持っています。

1237年に再建された後期ロマネスク様式の大聖堂の中にはバンベルクの騎士像やハインリヒ2世と皇后クニグンデの石棺などが残されています。1993年に世界文化遺産に登録されました。

 

ヴュルツブルク司教館、その庭園群と広場

ヴュルツブルク司教館、その庭園群と広場

photo by Heribert Pohl

中世の時代、司教座都市として栄えたヴュルツブルク。18世紀頃にヨハン・フィリップ・フランツ司教によって大司教の住む宮殿が建築されました。

このヴュルツブルク司教館は、階段の間にある柱のない吹き抜けが大きな特徴で、天井にはティエポロによって描かれた世界最大のフレスコ画があります。宮殿の周りには美しく整えられた庭園が広がり、共に世界文化遺産に登録されています。

 

ベルリンの近代集合住宅群

20世紀はじめ、労働者のために造られた6つの近代集合住宅群です。一般市民が住むこの建物は何の変哲もないただの住居のように見えますが、全てが1910年から約20年ほどの間に造られており、そのモダンなスタイルを持つデザイン性は現在にも通用するものがあります。

少ない建築費で快適な住居が建てられるように考えられており、近代建築の先駆けとされています。

 

ヴィースの巡礼教会

ヴィースの巡礼教会

photo by sanfamedia.com

ロココ様式の最高傑作のひとつと言われるこの教会は、シンプルな外観に対して内部は大変美しい装飾が施されています。

無数の天使の像は一つ一つが丁寧に彫り込まれており、天井には美しい絵画を見ることができます。1738年に鞭打たれるキリストの木像が安置され、その像が涙を流したということで多くの巡礼者が訪れるようになり、有名になりました。

 

デッサウ・ヴェルリッツの庭園王国

デッサウ・ヴェルリッツの庭園王国

photo by stachelbeer

デッサウ・ヴェルリッツの庭園王国

photo by Frank Schmidtke

エルベ川の支流沿いに位置するヨーロッパ大陸で最初に造られた英国式庭園です。1765年頃にヨハン・フリードリヒ・アイザーベックによって造園が開始され、エルムノンヴィルの島を模して造られました。

およそ140平方キロメートルの敷地内には宮殿をはじめ、大小100以上の建築物が並んでいます。これらの建築物は後のヨーロッパ建築に大きな影響をもたらしました。

 

アーヘン大聖堂

アーヘン大聖堂

photo by Chat W

アーヘン大聖堂

photo by Ed Webster

8世紀末、フランク王国のカール大帝によって築かれた宮殿と付属の大聖堂です。この大聖堂は中心に32メートルにもなる八角形のドームを持っています。

熱心なキリスト教信者であったカール大帝は、八という数字がキリスト教において復活を意味する重要な数字であったことを重視し、大聖堂に八角形のドームを造ったとされています。

 

アールフェルトのファグス靴工場

アールフェルトのファグス靴工場

photo by Esther Westerveld

1925年に建てられたファグス靴工場は現在も靴型工場として稼動しています。オーナーのカール・ベンシャイトが過去にとらわれない形の企業であることを象徴するために一風変わった建築物を発注し、ヴァルダー・グロピウスとアドルフ・マイヤーによって設計されました。初期モダニズム建築の重要な例の一つとして世界遺産に登録されています。

 

ヒルデスハイムの聖マリア大聖堂と聖ミカエル教会

ヒルデスハイムの聖マリア大聖堂と聖ミカエル教会

photo by Abhijeet Rane

ヒルデスハイムの聖マリア大聖堂と聖ミカエル教会

photo by Matthias W.

815年から続く長い歴史を持つヒルデスハイムの旧市街に建つ聖マリア大聖堂。11世紀から12世紀にかけての工芸品が多数保存されており、特に大聖堂の青銅製の扉は有名です。

同じく旧市街に建つ聖ミカエル教会は「エッサイの樹」と名づけられた天井画が有名で、どちらも一度は戦火に焼け落ちましたが、再建されて世界遺産に登録されました。

 

ランメルスベルク鉱山と古都ゴスラー

ランメルスベルク鉱山と古都ゴスラー

photo by Heribert Pohl

1000年以上の歴史が残る古都ゴスラーは古くから鉱山で栄えてきました。繁栄期の建築物は豪華な装飾が施されており、旧市街には中世時代の職業組合であったギルド建築物や教会が並びます。

ランメルスベルク鉱山は元々は銀の採掘から始まり、銅や鉛も採掘されました。いくつかの見学コースがあり、観光客で賑わっています。

 

メッセル・ピットの化石地域

メッセル・ピットの化石地域

photo by Gyik Toma

メッセル村にあるこの地域からは約4700万年前からの化石が多数発見されています。哺乳類や鳥類をはじめ、魚類の化石は一万点以上にのぼり、昆虫の化石には色が残っているものも含まれています。

恐竜が滅んでからの歴史を知るための化石が出土していることから、地質学的にも古生物学的にも重要とされ、1995年に世界自然遺産に登録されました。

 

ムスカウアー公園/ムジャコフスキ公園

ムスカウアー公園

photo by Michael Bertulat

第二次世界大戦後の国境制定によりドイツとポーランドにまたがることになった一つの公園で、2004年に世界文化遺産に共同登録されました。

19世紀にムスカウ王子によって、イギリスの自然風景を取り入れた造園手法をヒントに造園され、周辺の農地景観と素晴らしい調和が見られます。イギリス式庭園を発展された見事な例だと高い評価を受けています。

 

コルヴァイのカロリング朝期ウエスト・ワークとキウィタス

コルヴァイは旧ベネディクト会修道院の建物で、8世紀から10世紀にかけて栄えたカロリング朝の代表建築物の一つです。三十年戦争の際にほぼ完全に破壊されたものの、西構えの部分が残り、これは世界最古にして唯一オリジナルのまま保存されたものとされています。

都市を意味するキウィタスには住居跡などが残されています。2014年に世界文化遺産として登録されました。

 

クヴェートリンブルクの聖堂参事会教会、城と旧市街

クヴェートリンブルクの聖堂参事会教会

photo by Stefan Munder

クヴェートリンブルクの聖堂参事会教会

photo by Felix Garbe

ドイツ中部に位置するクヴェートリンブルクは、かつては商業都市として栄えた街で、中世の時代には東フランケン公国の首都でもありました。

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WRITER

ルイス
前田塁
TABIPPO.NET編集長
慶應義塾大学商学部卒。大阪ガス、オプトを経てTABIPPOを立ち上げました。サーバー、コード、コンテンツ、マネタイズまでを担当するフルスタック編集長です。ツイートは旅行とテクノロジーと宇宙が多め。…

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